元・還暦社労士の「ぼちぼち日記」

還暦をずっと前に迎えた(元)社労士の新たな挑戦!ボチボチとせこせこせず確実に、人生の価値を見出そうとするものです。

ビジネス実務法務検定試験の体験的合格法⇒第34回2級の感想・勉強方法(H25.12.14実施)

2013-12-12 09:22:42 | 社会保険労務士
<⇒第34回ビジネス法務検定の「解答」の「解説コメント」(第1問~第5問)へ>
<⇒第34回ビジネス法務検定の「解答」の「解説コメント」(第6問~第10問)へ>

 宮崎市で受験しました。受験者の数も、一クラスという感じで、各県開設の会場としては、そう多くはない感じでした。

 午後1時30分集合ということで、会場は私の近辺なので、下見もしなくて、チャリで出かけまして、早めについたと思ったのですが(約15分前)、もうすでにみなさん机についていらしゃいまして、最後の受験生のようでした。

 試験官の説明や試験用紙の配布は、淡々としたもので、10分程で終了。驚いたことには、1時40分には、試験用用紙が配られたものですから、なんと皆の前の大きな時計で、41分から始めるということになりました。自分としては、少なくとも、5分単位か10分単位で考えていたものですから、時間配分に困りました。試験問題を見てみるとわかるのですが、第1問が4題に分かれていまして、第1問は実質のところ、4つの問題があることになります。それが同様に10問まであるので、結局、全体で、10問×4題ですから、実質40題になるのです。1題にかける時間は、2時間(120分)÷40題=3分になり、第1問に費やす時間は、4題ありますので、3分×4題=12分になり、41分から始めるといわれると、第一問に費やす時間は、めやすとして、41分+12分=53分ということになり、やっと時間計算ができるのですが、すっと時間配分の計算ができません。これがせいぜい、40分スタート、40分+12分=52分だったら分かりやすいのですが・・・。

 もうひとつは、試験時間が2時間あり、途中退席はダメというこのになっています。私みたいに年寄りになると、トイレが近くなり、大丈夫かなあーという気になってしまいます。なんとか工夫はできないものでしょうか。若い人たちが多かったような気がしますので、そんなに要望はないとは思いますが・・・

 
 さて、受験勉強を決意したのは、2か月前の日です。実質、始めたのは、2か月無かったような気がします。

 独学で進めさせていただきました。テキストは、早稲田経営出版の「2013年度版 ごうかく! ビジネス実務法務検定試験 攻略テキスト」を使いました。問題集は、姉妹書の「2013年度版 ごうかく! ビジネス実務法務検定試験 攻略問題集」です。まずは概略を掴むため、分からぬまま、1回だけはひととおり、同テキストを通読しました。

 問題の内容をつかむために、前述の早稲田経営出版の「攻略問題集」をやりました。一問一答式の問題と本試験形式の五者択一の問題があります。1回目は、分からなくても一応答えを出して、分からなかったところにはチェックをして、2回目は重点的に行い、3回目で再度総仕上げを行う。この問題集は、解説が詳細にしてあるので、テキストを単に読むより、頭に入ってきます。この問題集だけで、8割がたは終了したと考えます。

 さらに、要点のチェックとして、一問一答エクスプレス(TAC出版)を利用しました。こちらは、まとめの問題集としては、最適です。今度は、この問題集は、時間的に早めのチェックができるよう、答えが故意的に簡単な解説になっていますし、表に整理してあるところが多い。(そうなので、攻略問題集の「知識の整理」は利用しませんでした。)

 
 ここで、最初のテキストに沿って、知識の確認をしました。

 
 最後に、公式問題集(東京商工会議所編)の最後についている、過去問題の3回分のテキストをやりました。

 
 受験のコツは、過去問題集の側からどんな問題がでるのか把握することです。逆に云うと、教科書での要点もそこにあるといえます。


 受験合格のためには、こんなところで充分でしょうが、時間が余ったのでというか、不安でしたので、公式テキスト(商工会議所編)を買ってきて読み始めました。特に、攻略テキストでは、あまり前後関係が分からなかった、第2章(株式会社等)、第5章(債権の整理回収)について、読んでみますと、こちらの方がよくわかりました。公式テキストと攻略テキストを比べますと、公式の方が書いてある範囲が広いし、一部については、問題に対応できない簡単な書き方がしてあります。攻略テキストは、出ない部分については、省略してあります、これでも70点以上を取るためには十分なような気がしますし、公式よりも、ある部分については、より詳しく試験に対応できるような書き方になっています。試験に合格するためには、攻略テキストと問題集で十分でしょうが、時間に余裕のある方は、公式テキストを読んで、この試験の目的である、日常発生する現実の問題に対応するため、備えるべきだと思います。

 また、私は3級の試験を飛び越しましたが、2級でもでてくる、3級で習った!?の民法問題があります。ここも、2級の公式問題集(東京商工会議所編)に出てくる問題及び解説を十分読みこなせば十分という気がします。(試験に受かるためには、2問程度ですので、あとをがんばれば、合格はできますが・・・)


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