笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

今後の予定

2012-03-26 20:23:58 | 日記

3月29日(木)19時~21時:薬害エイズを考える山の手の会(東京ボランティア市民活動センター会議室B・飯田橋)

4月1日(日)13時~15時:ぷれいす東京お花見(戸山公園 http://www.ptokyo.com

4月15日(日)10時30分~12時:薬害オンブズパースン・タイアップ全国例会( http://www.yakugai.gr.jp

4月19日(木)18時30分~20時30分:薬害を学ぶ連続講座・薬害エイズ(すずかけ法律事務所・茗荷谷)

4月20日(金)19時~21時:薬害エイズを考える山の手の会(東京ボランティア市民活動センター会議室C・飯田橋)

4月21日(土)~22日(日):アースディ東京2012(代々木公園)

4月25日(水)~27日(金):国際バイオテクノロジー展(東京ビックサイト)

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田中正造の谷中村にかける想い

2012-03-25 07:57:26 | 日記

田中正造が足尾鉱毒事件を世の中に訴えるため荒畑寒村に依頼して書いた「谷中村滅亡史」という本が岩波文庫から出ています。谷中村は渡良瀬川の流域にありましたが、足尾鉱山から流れてくる鉱毒の影響をうけ村民は甚大な被害を受けます。被害民のために谷中村に入る田中正造ですが、政府は足尾鉱毒事件の真相究明を怠り渡良瀬川の治水事業にすりかえて谷中村を強制撤去します。田中正造はこの本の序に次のように書いています。

「それ谷中村の地勢たるすこぶる水利に富み、かつ天与の肥沃地たるにおいては日本無比、関東の第一位にあり。もし政府の悪干渉を除かば、天は即ち人民と協力して忽ち天下無比の一大美村を造り出して、社会の公益を増進するや毫も疑ひなし。あゝ鉱毒はよく人の生命を刻みまた多くの町村を滅ぼしたり。今や鉱毒は変態して、土地を収用し土地を奪ふに至れり、しかれども天はこれに与せざるなり、谷中村は早晩必ず復活致すべく候。」(「屋中村滅亡史」より)

田中正造は政府の対応が足尾鉱毒事件の真相究明から渡良瀬川流域の治水事業による谷中村の土地収用にすりかえられていることを痛烈に批判しています。この政府の対応は、その後の公害事件、薬害事件、そして今回の原発事故の対応をみても似ているように感じます。さらに田中正造は人命を尊重し社会の公益を造り出すのは人民自身であると言っています。今正に私たち自身の姿勢が問われているのだと思います。

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薬害エイズと自殺・貧困対策の集会をはしごしました

2012-03-24 22:29:18 | 日記

今日は午後からの薬害エイズ裁判和解16周年記念集会と夜に行われた自殺・貧困対策の「生きづらい人・全員集合!」という集会に参加してきました。

薬害エイズ裁判の和解から16年、もう世間では薬害エイズを知らない人が多くなってきました。集会も年々参加者が少なくなっているような気がします。薬害エイズを風化させないと活動してもついつい伝えるこちら側の一方的な言葉で伝わりにくくなっているのもあると思います。人と人との交流の中でお互いの立場を認め合い分かち合っていくことが大切であると思っています。

「生きづらい人・全員集合!」という集会はいのちのフォーラム( http://www.inochi.or.jp )というところが主催してアルコール依存症やひきこもり、自殺未遂などの体験者や精神科医の香山リカさんや自立生活サポートセンターもやいの稲葉さん、ジェンダー問題に取り組む本庄さんや自殺対策に取り組む新宿区議会議員の鈴木さんによるシンポジウムがおこなわれました。区議会議員の鈴木さんは薬害エイズを考える山の手の会にも参加してくださり鈴木さんからお知らせをもらって参加しました。様々な社会問題に取り組む人々と交流して分かち合うことの大切さを肌で感じています。こうあるべきと決め付けて議論するとどうしても人はその存在自体を否定してしまいます。失敗があっても、まずはその人の存在を受け入れることから交流は始まります。そこで初めてお互いが理解し合い教えたり指摘したり、その繰り返し、生きやすい社会を創造していくものだと思います。これからも様々な立場の人々と交流を続けていきたいと思います。

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逆境に強く生き抜くー勝海舟

2012-03-23 20:55:20 | 日記

「おれなどは、理屈以上のいわゆる呼吸というものでやるから、容易に失敗もせぬが、万一そういう逆境にでも陥った場合には、じっと騒がずに寝ころんでいる。」(勝海舟「氷川清話」より)

逆境で寝ころんでいるというもは実に勝海舟らしい生き方です。たいがいの人は慌てふためいて動けば動くほど失敗を繰り返すことでしょう。逆境に陥ったらこれもめったにない体験と思って自分を自分で眺めてみるのも良いでしょう。

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薬害肝炎訴訟を支援する会記録集を御覧ください

2012-03-22 20:44:08 | 日記

薬害肝炎訴訟を支援する会・東京は、薬害肝炎訴訟が提訴された2002年10月の翌年の2003年3月8日に設立し薬害肝炎被害者の被害救済と全ての肝炎患者の救済を目指して活動してきました。2008年1月11日に国会で薬害肝炎救済法が成立し同年1月15日には原告団と国が基本合意を交わして各地の裁判所で随時和解が成立しました。2009年11月30日に国会で肝炎対策基本法が成立しました。

これをもって薬害肝炎訴訟を支援する会・東京はその活動目標を達成したとして2010年5月29日に解散総会を開き解散しました。解散総会では次の活動の参考になるように活動記録集を作る案が提案され、その後、有志により記録集の編集委員会を立ち上げました。当初は解散の翌年には完成する予定でしたが、昨年の東日本大震災が起こり編集委員も被災地支援活動に関わるようになり1年延長して本年3月に完成しました。記録集の内容は次のホームページで見ることが出来ます。是非ご覧ください。

 http://www.gaiki.net/yakugai/hc/lib/12318arcv.html

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