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アメリカから来た牧師が勝海舟に話した聖書の箇所

2011-11-29 20:27:46 | 日記

 先日ブログで紹介した勝海舟が「人生で一番すばらしい恵みの時」といったアメリカから来た牧師が勝海舟に会って聖書に出てくるピリポとエジプトの宦官の話をした聖書の箇所ですが、大変興味があって勝海舟ゆかりの赤坂教会の牧師さんにどこの箇所か聞いてみました。勝海舟が感動した箇所はどこなのか?ピリポとエジプトの宦官の話と聞いて聖書の箇所がわからない私は恐縮しながら聞いてみましたところ、それは新約聖書の使徒行伝8章26節から40節だそうです。その箇所の一部だけを紹介します。

 道を進んで行くうちに、水のある所にきたので、宦官が言った、「ここに水があります。私がバプテスマを受けるのに、なんのさしつかえがありますか」。これに対してピリポは、「あなたがまごころから信じるなら、受けてさしつかえありません」と言った。すると彼は「わたしは、イエス・キリストを神の子と信じます」と答えた。そこで車をとめさせ、ピリポと宦官と、ふたりとも、水の中に降りて行き、ピリポが宦官にバプテスマを授けた。(新約聖書・使徒行伝8章36節から38節)

 聖書には宦官のような国の高官だけでなく取税人や罪人、放蕩息子、強盗、売春婦等の様々な人々が出てきますが、その地位やそれまでの行いに関わらず、その人がまごころから求めれば与えられる箇所がよく出てきます。それは地位や名誉、表向きの行動にとらわれず、どんな人でも、まごころによって行動すれば受け入れられるということでしょうか。肩書きや過去の履歴で人を判断する現代の風潮とはどこか違うように感じます。

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