天璋院篤姫ほど逆境に身を置きながら前向きに生きた人物はいないでしょう。私の最も尊敬する女性です。表面的に見れば薩摩藩分家に生まれ将軍御台所になるのですから華やかに見えますけど、政の道具に使われ江戸城大奥では周りのほとんどが反対派、夫である将軍家定も早死し、幕府は徐々に衰退し崩壊の危機に、そこへ実家の薩摩藩から倒幕軍が押し寄せます。こんな逆境の中でも天璋院篤姫は嫁ぎ先の徳川宗家に身を置きながら徳川宗家の生きる道を考えながら前向きに生きます。逆境に身を置きながら前向きに生きた天璋院篤姫の生き方こそ現代に必要な生き方でしょう。
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