仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




朝の連続テレビ番組で「ちりとてちん」という、落語の世界を舞台にしたドラマが進行していますが、面白く見ています。


なにより、内容が前向きなことが良いですね。しんみりしたり、落ち込んだりすることはあっても、とにかくそこに留まらず、どんどん明るい方に進んでいきます。そして、これも落語の世界に言い得ることなんですが、テンポが速くて良いです。久し振りに楽しいドラマです。


その影響もあってか昨夜、高知市の県民文化ホールで行われた林家木久蔵・林家木久扇W襲名爆笑落語会は満員のお客様でした。


入場して驚いたのは、両師匠がロビーで、私服のままで販売をしている姿でした。ご存じの「きく蔵ラーメン」や手ぬぐいなどを売っていましたが、言われるまでわからない人が多かったのでは無いでしょうか。それでも多くのファンが押し寄せていました。


公演は両師匠の襲名披露口上から始まりました。口上恒例の三本締めは好楽師匠の発声で行われましたが、襲名のお祝いでは無くて、昨日が誕生日だった楽太郎師匠の誕生日祝いとしたのも流石でした。


それにしても、お客様は高齢者が多かったです。若者と言える年代はほとんどおらず、両親に連れられた小中学生くらいでした。


テレビやラジオでは放送規制もあって言えない様なことも、寄席であれば許されるのか、結構、露骨な個人名を出してのトークも楽しめました。
料金が少し高いかなとも思いますが、大阪や東京に出かけて聴くことを考えると、高知にまでやってきてくれての公演ですので、仕方がないでしょう。

にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ


コメント ( 5 ) | Trackback ( )