仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




夏の甲子園、いつもドラマがありますね。高知県代表の高知高校も、今ひとつ持ち味を出せないまま初戦敗退しました。彼らにとっての暑い夏が終わったようです。


(稲刈り:11日)

そんなか、近所でも稲刈りが始まりました。小学生などに、昔ながらに鎌での稲刈り体験をさせる催しなどもありますが、体験と現実とは大違いです。暑い最中の刈り取り、本当にご苦労様です。


(左が南大杉、右が北大杉)


(特別天然記念物の石柱と八坂神社)

さて「杉の大杉」です。
説明板などによると、太古の昔(樹齢3千年)に須佐之男命(すさのおのみこと)が植えられたと伝えられていますが、大豊町の八坂神社境内に2本の大杉がそびえています。
南北二つの株がありますが、南大杉は根元の周囲が約20m、樹高は約60m、北大杉の周囲は約16.5m、樹高は約57mと言われています。


(左が北大杉、右が南大杉)


大杉の駐車場に車を止め、入場料(施設整備協力金)200円を払って境内に進みます。
来客があるとスピーカーで大杉の由来が流れてきますが、一通り聞いていると止まります。そしてまた、新しいお客さんが来ると流れてきますが、料金所の方がスイッチ操作をしているようです。




流石に日本一と言われるだけのスケール感がありますが、高さとしてはそれほどの樹高を感じませんが、やはり根元の大きさに影響されているのかもしれません。
私が最初の訪問者では無いと思うのですが、根元に2匹の猫が居ました。かくだん、ここで餌を貰っているのではないのでしょうが、大杉の大きさを対比するにはよい被写体でした。




北側に回ると大きなアンカーとワイヤーロープがありました。そして、大杉の幹にもトタンで覆いがなされたところがあります。台風常襲県である高知では、このような大樹は大風をもろに受け、倒壊などの危険性も大きいのでしょう。




小一時間の散策ののちに受付まで戻りましたが、冷たい麦茶が構えられていました。お茶をいただいていると鳴子の音が聞こえてきます。すぐ隣に大杉小学校があるので、そこで踊っているのではと思いましたが、国道近くの病院からのようです。




この日(10日)は高知市でのよさこい祭り初日ですが、地元の病院を訪問して踊り始めを行い、それから高知市内に向かうとのことでした。

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