仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




JR四国のイベント列車、SL急行「一豊&千代号」の試運転が始まりました。


今回、高知機関区にやってきたのはJR西日本が所有している”C56-160”です。15日に高知に到着し、16日からさっそく、運行予定ダイヤに従って試運転を行っています。お客様を乗せて走るのは11月23日から26日ですが、21日まで試運転、慣らし運転を続けるそうで、はやくも大勢の見物人、カメラマンで賑わっています。


そんななか、今日は須崎駅に行ってみました。運行ダイヤでは10時53分に到着し、13時7分に出発します。
私が須崎駅に着いたのは12時半を過ぎていましたが、ご近所の人やカメラを持った人たちが大勢、駅横の広場に集まっていました。


そして13時7分過ぎ、対向する下りのDC列車が少し遅れて到着したのち、汽笛一声、出発です。久し振りに聴く蒸気機関車の汽笛には感動しました。集まっている人たちへのサービスかも知れませんが、長い汽笛を響かせてから盛大に蒸気と黒煙を吐きながらゆっくりと動き出しました。そのとき、周りの皆さんからは期せずして歓声と拍手が起こりました。


斗賀野峠を越えるため後ろにDE10を連結していますが、それでもSLの迫力は何ら損なわれることはありません。
今日は須崎駅の出発しか見ることもできませんでしたが、各地で汽笛を聴いて感動したという話をたくさん聞きました。動く姿も美しいのですが、汽笛の音がこれほどすばらしいものであったのを改めて認識しました。

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