仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




仁淀川河口大橋を渡っていると、仁淀川の上流方向に白い雪山が見えます。地図で方向を確認してみると、石鎚山系の山々のようです。






石鎚山や瓶ヶ森などの山々は、瀬戸内側から見るといつでも見えます。でも、高知県側からは、手前の山々が邪魔をして、ほとんど見ることとができません。このため、望遠する視線上に高い山が無く、遠くまで見通せる場所でないと見えないわけで、仁淀川から西方ではお気に入りの場所です。因みに、河口大橋から上流に走っていくとすぐに見えなくなります。






風の穏やかな日、河口付近ではボラを狙う釣り人が数人、頑張っていました。釣った魚を見せてもらいましたが、40cmほどの立派なものでした。

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今日も暖かい日になり、ふと思いついてミツマタの花を探しに行ってみました。


探しに行くと言っても例年、JR土讃線が仁淀川を渡る辺りの堤防に咲いている木を見にいくだけです。残念ながらミツマタは、花の形はできていますがまだまだ蕾は固く、花開く様ではありません。


(下り普通列車 4743D)


(上り特急「南風16号」46D)

仁淀川の河原に下りてみましたが、ヨシが枯れて群れを作っている程度です。その近くでひとつだけ、ネコヤナギが咲いているのを見つけました。他の蕾は未だ、全然形になっていないのに、これだけは暖かい羽毛を輝かせていました。




河原の中に木の根っこを見つけました。木肌や根っこはいかにも流されてきた様になっていますが、なぜか幹はのこぎりできれいに切られています。
重量はかなりありますので、わざわざ人がこんなところに運んできたとも思えないのですが、遠くから見ても不思議な光景でした。

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毎日、口癖のように”暑いですね”と言っています。


(仁淀川・名越屋の沈下橋)


今日は岐阜県多治見市と埼玉県熊谷市で最高気温が40.9度となり、日本での観測記録を更新したそうです。高知でも高温に加えて眩しい太陽が差し、戸外に出るとクラクラします。熱中症で亡くなられて方もおり、気をつけたいですね。




昨日は母が、出かけていた病院の駐車場で車のエンジンが掛からなくなり、救援コールがありました。


(少し下流の伊野付近)


いつもの店もお盆休みで電話が通じず、困り果てていましたが、家人が直接、その店に行ってみると息子さんがおられ、なんとか対応してくれました。


(こちらは吉野川支流の地蔵寺川)


余りの暑さにエアコンもがんがんに使い、短距離の走行などでバッテリーが弱ってしまったようです。人間だけでなく、機械もこの暑さに参っているようです。

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仁淀川右岸の堤防上に大きな銀杏の樹があります。


この銀杏は「京間の大イチョウ」として有名で、土佐市では見通しさえ良ければすぐに眼に入ります。


この樹は地面から何本もの幹が出ていますが、元は1本だそうです。仁淀川は大雨が降ればすぐに増水し、その対策として堤防がありますが、何度も嵩上げしてきた結果として、このイチョウはその本体を堤防に埋められてしまったそうです。


またこの銀杏の樹は、第五十二代平城天皇第三皇子が土佐の国に海路入国したとき、この樹に船を係船した(当時はここまで海が入り込んでいた)とも伝えられており、土佐市の保護有形文化財にも指定されています。


ここは地元の人や、子どもたちの遊びの場所などにも利用されており、私が行ったときもお年寄りが集まって農作業などの話をしていました。

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冬場とあって、仁淀川の水位もずいぶんと下がっていました。


普段は中州として見えていたところも、右岸からは完全に陸つながりとなり、砂石の上を歩いて川の中央までやってくることができました。


高知県の海岸はほとんどが青砂で、桂浜も様々な色の玉石で埋め尽くされています。かつて桂浜では、それらの小石を集めて五色石としてお土産に売っていました。そしてそんな飴もあったように思います。ということで子どものころは、海岸の砂は青砂が当たり前だと思っていました。


ところが瀬戸内や紀州の海に行くと、黄砂がほとんどですね。鳴き砂で有名な山陰でも細かい黄色い砂だったと思います。


桂浜の砂は、ほとんどが仁淀川から運ばれた砂だと思うのですが、河原にはいろんな色と形をした石がたくさんあります。これらは河川管理上、採取は禁じられていますが、小さな石を集めている人もいます。その方達はやはり、仁淀川の石の形や色が面白く、観賞用に採取しているようです。


ところでこの石、秋の夕陽に見えませんか。大きな夕陽と左下の枯れ木、少しだけ残った赤い蔦の葉があるようで、なかなか趣がありました。

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良い天気が続いています。山々の紅葉も次第に里に近づいており、行楽の秋には晴天が一番のプレゼントです。


しかし一方、雨が降らない分だけ水が少なくなっています。夏場ではないのであまり話題になりませんが、各地のダムの水位がずいぶんと下がっています。


(左側が仁淀川、右側に広がっているのが太平洋)

そんななか、久し振りに仁淀川河口に行ってきました。仁淀川は直接、太平洋に流れ込んでいますが、目に見える範囲での河口はすごく狭くなっています。飛び越す訳にはいきませんが、せいぜい20mくらいの幅ではないでしょうか。


(仁淀川河口大橋)

それでもその手前の河口大橋付近は雄大な流れになっており、上流の水量などから考えるとこれだけの幅で全部の水が流れ出しているとは思えません。きっと、砂の中に染み込んでそこから流れ出しているのでしょう。


(新居海岸と横波半島)

私が行ったときには満ち潮になるころでした。川の流れを押し戻すように海からの波が押し寄せていましたが、その向こうではサーファーが何人か、この波をつかまえてサーフィンを楽しんでいました。

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仁淀川右岸にある親水公園に行ってきました。
伊野から土佐市に流れてきた仁淀川が少し、緩やかになり、堤防との間に広い河川敷を作っています。そこには田んぼや畑が広がり、用水路もいくつかあります。


その流れを利用して土佐市が親水公園を整備しています。梅雨時には流れの両岸に紫陽花が咲き、春野のアジサイ街道に負けないようにとお世話をしているようです。
この時期はやはり、彼岸花が咲き競っていました。また、流れの中には水草もきれいな模様を見せており、ハグロトンボの雌が産卵をする光景も見られます。


川の流れとは別に池も設けられていましたが、アサザやミズヒナゲシの花も見られました。アサザは固有の植物のようですが、ミズヒナゲシは外来種のようです。


先日、新聞に入ってきた園芸店の広告チラシを見ましたが、ほとんどが外国産の園芸種でした。確かに目新しく、きれいで珍しい花が多いのですが、それらが家庭に浸透していくとやがては、野生化して行くのではないでしょうか。
動物では規制が強くなっていますが、このような植物についても考慮すべきではないかと思います。


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いの町内を通る国道33号の渋滞緩和を目指して、高知西バイパスの工事が進んでいます。



現在、高知自動車道・いのIC付近までは供用されていますが、そこから国道及びJRを越えて、いの町の南側を通って仁淀川を越えて波川付近で再び国道33号に合流する予定だそうです。



枝川地区の工事と共に、仁淀川を渡る橋梁工事も既に、架台の部分が完成しています。この近くには上流から仁淀川橋(国道33号)、仁淀川橋梁(JR)、そして少し下流に八天大橋もあり、新しい橋ができると4本もの橋梁が仁淀川を横切ります。





仁淀川は流れが速いほうですが、途中には入江状になった場所もあります。堤防の岸に沿ったように小さな流れが入り込み、鮮やかな緑色の水草が繁茂していました。



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冬場の今、仁淀川河口ではサーフィンとシラスウナギで賑わって
います。
河口からの流れと太平洋の波がせめぎ合って、サーフィンに絶好
の波が起こるようです。



この日も10人近くのサーファーが楽しんでいましたが、ウエット
スーツをしっかりと着込んで波に挑戦していました。
夜になると今度は、シラスウナギ漁の人たちで賑わうそうです。



きちんと採取免許を持っているといいのですが、高価なシラスを
目当てに密漁するものも多いようで、新聞紙上でも取り締まりの
様子が報道されたりしています。



先日、青龍寺を訪れたとき、参道に沈丁花を見つけました。ほと
んどが蕾ですが、いくつかの花が開きかけており、ほのかに佳い
香りが漂っていました。


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仁淀川に沿って国道194号を登っていくと、
出来地というところから本流は左にそれ、
194号は上八川川(かみやかわがわ)に沿って
北上します。



また、上八川川は途中で源流に行き着きますが、
194号は、吉野川源流に沿って一度下り、更に
勢いを付け直して寒風山トンネルから愛媛県へと
続いていきます。



194号には道の駅が幾つもあるのですが先日、
633美の里(ムササビの里)に行ってきました。
ここは地元の農産品やお寿司なども売られており、
タクワンの古漬けとギンナンを買ってきました。



ところで何故「633美」かというと、旧・吾北村
(現・いの町)の形がムササビが飛んでいる姿に
似ていることと、国道194号はここのすぐ下流で
439号と交差します。
194+439=633という足し算から命名した
そうです。/


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