仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




仁淀川右岸の堤防上に大きな銀杏の樹があります。


この銀杏は「京間の大イチョウ」として有名で、土佐市では見通しさえ良ければすぐに眼に入ります。


この樹は地面から何本もの幹が出ていますが、元は1本だそうです。仁淀川は大雨が降ればすぐに増水し、その対策として堤防がありますが、何度も嵩上げしてきた結果として、このイチョウはその本体を堤防に埋められてしまったそうです。


またこの銀杏の樹は、第五十二代平城天皇第三皇子が土佐の国に海路入国したとき、この樹に船を係船した(当時はここまで海が入り込んでいた)とも伝えられており、土佐市の保護有形文化財にも指定されています。


ここは地元の人や、子どもたちの遊びの場所などにも利用されており、私が行ったときもお年寄りが集まって農作業などの話をしていました。

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