仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




冬場とあって、仁淀川の水位もずいぶんと下がっていました。


普段は中州として見えていたところも、右岸からは完全に陸つながりとなり、砂石の上を歩いて川の中央までやってくることができました。


高知県の海岸はほとんどが青砂で、桂浜も様々な色の玉石で埋め尽くされています。かつて桂浜では、それらの小石を集めて五色石としてお土産に売っていました。そしてそんな飴もあったように思います。ということで子どものころは、海岸の砂は青砂が当たり前だと思っていました。


ところが瀬戸内や紀州の海に行くと、黄砂がほとんどですね。鳴き砂で有名な山陰でも細かい黄色い砂だったと思います。


桂浜の砂は、ほとんどが仁淀川から運ばれた砂だと思うのですが、河原にはいろんな色と形をした石がたくさんあります。これらは河川管理上、採取は禁じられていますが、小さな石を集めている人もいます。その方達はやはり、仁淀川の石の形や色が面白く、観賞用に採取しているようです。


ところでこの石、秋の夕陽に見えませんか。大きな夕陽と左下の枯れ木、少しだけ残った赤い蔦の葉があるようで、なかなか趣がありました。

コメント ( 5 ) | Trackback ( )



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コメント
 
 
 
石は・・・・ (おっちゃん)
2007-01-14 20:01:12
aigenさん、ロマンな気持ちが
おっちゃんには・・・最後の石は、
焼きおにぎり、そして梅干が見えてと
思ってしまいました。
食欲があるものですから・・・
しかし太陽にも見えないことはないなと・・・
仁淀川の流れも水が少ないとはいえ
きれいですね。
 
 
 
知りませんでした (あすか父)
2007-01-14 23:07:03
石が採取禁止だなんて知りませんでした。
でもそれだけ貴重なのでしょうか、それとも公的な採取場とか・・・。
石にもいろんな表情があって面白いですよね。
我が家でもたまに川あそびの時に石拾いを楽しむことがありますね。
 
 
 
 (aigen)
2007-01-15 12:26:28
>おっちゃん
確かにおにぎりにも見えますね。
河口近くなると小石から砂になってしまうのですが、このあたりはこぶし大の大きさの手頃な石がたくさんあります。じっくりと探すと楽しいですよ。

>あすかの父さん
仁淀川の上流に行くと庭石に最適な石がたくさんあります。一次、不法採取が横行して大きな石にはペンキで番号が振られたこともありました。
まあ、このあたりの小さなものであれば、個人として楽しむ(?)程度で大量に取らない限り怒られることはないと思います。
 
 
 
仁淀川の小石 (k.oto)
2007-01-15 14:44:55
私の故郷はaigenさんの隣の上流側の町「いの町」です。めったに帰ることはありませんが、これまでに何度か帰省したおりに、仁淀川の川原石を拾って、宅配便で東京に送り、玄関の下駄箱の上に飾っています。
子どものころの川遊びでは、真っ白い石を深い所に投げ込んで、それを潜って取ってくるというのをよくやりました。白い石は目立つので、深く潜るときの目印になるからです。
仁淀川にはきれいな薄緑色の石、紫色の石、黒い石、紺色の石、茶色い石など、他の川とは違った色彩豊かな石があります。また、それらに筋状の線が入ったような石や、ユニークな形の石など、河原を歩くと思わず手が出て拾ってしまいます。売り物にするような量でなければ、特に小石の採集は良いのではないですかね。砂利業者の様なのは当然許可が必要でしょうが。
でも、砂利を大量に取ると砂の中の泥が出て、下流の河原を埋めるため河原をダメにしてしまいます。
 
 
 
五色石 (aigen)
2007-01-15 22:49:26
>k.otoさん
河原を歩いていると本当に色とりどり、形も様々で足下を見て歩くだけで楽しめます。
瀬戸内海は海砂の採取が禁止になりましたが、土佐沖では未だ、許可された範囲で採取が行われているようです。
仁淀川の河口も最近はすごく狭くなり、砂で埋まっています。すこし上流の川幅や水量を見ているといったい、どこに流れたいるのだろうと心配になります。
 
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