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仁淀川日記

土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介

ゑんま堂狂言

2011-05-04 19:33:00 | 旅と出会い
毎年5月1日から4日まで、京都の引接寺(千本ゑんま堂)で行われる千本ゑんま堂大念佛狂言を見てきました。


【千本ゑんま堂/この右側に狂言舞台があります】

初日(1日)の狂言を見てきましたが、開演は午後7時ながら、早い人は5時頃から場所取りをしながら待っていました。


私は狂言自体を舞台で見るのは初めてでしたので、興味津々でした。京都の狂言と言えば壬生狂言が有名ですが、ここのゑんま堂狂言も京都を代表する狂言とのこと、特に有言(台詞付き)で演じられる珍しいものだそうです。
確かに、所作だけ見ても楽しい狂言ですが、それに台詞が入ると内容がしっかりと理解でき、より楽しむことができました。


【ゑんま庁/左から、鬼、亡者、帳付、ゑんま法王】

演じているのは地元の保存会の皆さんですが、面や衣装は時代を感じさせる重厚なもので、所作や台詞も素晴らしいものでした。客席はパイプ椅子を並べただけですが、入場無料で、どなたでも観覧することができます。


【花盗人/左から、太郎冠者、大名、(それと悪者)】

引接寺は千本閻魔堂(せんぼんゑんまどう)とも呼ばれているように、御本尊は閻魔法王です。狂言が開催されているからか、当日は本堂も開放され、御本尊を直に拝観することができました。


また、境内には花心が象の牙のように見える普賢象桜が満開で、開演までの時間にゆっくりと散策することができました。

[Photo : Panasonic DMC-GF2 / LUMIX 14mm]

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出版記念イベントin広島

2011-05-03 18:24:00 | 旅と出会い
ブログ「一日一鉄」などでもお馴染みの鉄道写真家・中井精也氏の新刊「世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教室・何をどう撮る?活用編」の出版記念イベント(セミナー)があり、広島に行ってきました。


この催しは、「デジタルカメラマガジン」を出版しているインプレスジャパンが募集したもので、抽選で当選した私を含めて40人ほどの方が各地から集まっていました。セミナー開始は14時からと言うことでしたが、サイン会もあるとのことで定刻30分前にはほとんど全員が出席、私は最後のほうでした。


【「南風6号」と、上下普通列車/JR土讃線・伊野駅】

セミナーは上記の本をテーマに、プロジェクターによる実際の写真を投影しながら中井先生が話をされましたが、ユーモアとウイットに富んだお話し、具体的でよくわかる充実した内容、そして大きな画面で見る写真の素晴らしさに時間を忘れるほどでした。


【鹿児島中央行き「さくら549号」/岡山駅】

このセミナーでは、中井先生の写真撮影はもとより、動画撮影もOK、ブログやHPにもご自由にお使い下さいとのことで、皆さんが思い思いのところでシャッターを切り、先生もときにはポーズで応えるなど、終始笑い声やため息が絶えませんでした。


【雨の広島駅】

私は2009年2月に、ニコンD700購入キャンペーン「趣味を越える瞬間」で北海道撮影ツアーに参加させていただいたのですが、そのときにも中井先生のご指導で二日間に亘って釧路湿原を走るSLなどを撮影したことがあり、今回はそのときの写真を持参してサインをいただいてきました。
すべての行事が終わったのは16時半を廻っていましたが、久し振りの高揚感で夕方から降り出した雨も気にならず、ホテルに戻ってからのビールも格別でした。

[Photo : Panasonic DMC-GF2 / LUMIX 14mm]

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往復乗車券は安い?

2011-04-27 18:28:00 | 旅と出会い
今週末から広島、京都に出かけるため、JRの切符を買いに行って来ました。
普段は自由席を利用するのですが、ゴールデンウィークに入るため、指定席を取ることにしました。電話でも予約ができるようですが、いくつかの列車を乗り継ぐ必要もあり、駅まで行きました。


窓口でメモしてきた列車名などを告げて手配をお願いしましたが、ルートを確認していた担当者の方が、往復乗車券を組み合わせた方が安くなりますとのこと。
ルートは、伊野から岡山を経由して広島へ、次は広島から岡山を経由して京都へ、そして京都から岡山を経由して伊野に戻ります。


この場合、乗車券としては伊野~広島間の往復切符と、岡山~京都間の往復切符の組み合わせが安くなるとのことで、それで発券していただきました。もちろん、往復乗車券でも新幹線や在来線の特急券、指定席券は通して使えます。
JRでは、4月28日から5月6日までを繁忙期に指定しており、混雑しているのではと思っていましたが、希望した列車は全て、窓際の席が予約できました。国内旅行においても東日本大震災が影響しているようです。


ところで、帰宅してから運賃を再計算してみたところ、全て片道料金で購入した場合と同じ金額でした。JRでは601Km以上の旅程では復路が10%割り引きになりますが、今回のルートはそれほどの距離が無く、単なる往復乗車券でしたので、当たり前と言えば当たり前(?)でした。

[Photo : Nikon D700 / TAMRON SP 180mm Macro + PN-11]

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再び時刻表

2011-04-13 20:24:00 | 旅と出会い
以前に書いた時刻表ですが、「JR時刻表・4月号」を入手しました。
今月末にJRを利用したいこともあって時刻表が欲しかったのですが、なかなか到着せず、注文手配してから1週間ほど掛かってしまいました。


待ちきれなくなってキャンセルしようかと確認していたら、「JTB時刻表・3月号」が在庫ありとなっていました。これは不思議と思いましたが、とりあえず注文、数日で届きました。
チェックした時点ではどこも売り切れ(在庫無し)で、中古プレミヤ価格だけが並んでいたのが嘘のようです。


と言うことで今、手元には「JTB時刻表」3月号と「JR時刻表」4月号があります。掲載ダイヤに違いはありませんが、表示の仕方に多少、違いがあります。
私はほとんどJTBのものを使ってきましたが、JRのものは特急列車などが赤色で区別されており、わかりやすくなっています。


ただ、今回利用しようと思っていた臨時列車が、JTBは本文ページに掲載されていますが、JRは別ページに置かれており、その列車が見つからなくてびっくりしました。じっくり見ればわかるのでしょうがやはり、使い慣れたものがいいようです。

[Photo : Nikon D700 / TAMRON SP 180mm Macro, PN-11]

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時刻表3月号

2011-03-30 18:04:00 | 旅と出会い
最近はほとんど時刻表を買うことはありませんでしたが、東北新幹線、九州新幹線の開業に合わせて3月12日に大改正が行われるとのことで、これは買わなくてはと思っていました。


[アンパンマン列車「南風23号」・JR高知駅]

大改正がある場合は通常、かなり早めに出版されますので2月末に楽天ブックスに注文しました。
ところが、注文した時点では在庫ありになっていたのですが、確定した時点で在庫無し、品切れになってしまいました。


[JR土讃線・高知駅]

それでは書店で購入しようと行って見たのですが、どこも品切れです。
そこでネットで検索してみると、売っているものはあるのですが中古品扱いで、なおかつプレミア価格で販売されており、驚きました。さすがにそこまでのマニアでもなく、4月号の発売を待つことにしましたが、本当に必要としている人が買えないのは残念です。


[JR伊野駅]

ただ、今回の時刻表大改正については、11日の大震災発生に伴って東北新幹線が不通となり、九州新幹線も大々的なPRは控えており、これも仕方が無いことでしょう。
旅行としての利用は少ないかも知れませんが、交通手段としては大事な鉄道、はやく復旧できることを祈っています。

[Photo : Panasonic DMC-GF2 / LUMIX 14mm]

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雪の重さ

2011-02-14 18:25:00 | 旅と出会い
先日、地元のスーパーマーケットの招待旅行で松江に行ってきました。早朝出発、深夜帰着という日帰りバスツアーでしたが、豪華な昼食と温泉入浴もあって楽しんできました。


[蒜山高原センター・昼食]

もっとも、松江以外では基本的にお買い物ツアーで、参加された皆さんは結構な買い物をしていました。
新年早々、山陰地方の特に日本海側では大雪が降り、交通網が麻痺したのは記憶に新しいところですが、一ヶ月以上過ぎたにも拘わらず、その影響は各地に残っていました。


[松江/ホテル一畑・温泉入浴]

積雪の量が多いのは雪国では仕方が無いのでしょうが、私の眼には樹木の被害が甚大と見えました。松江では堀川を巡る遊覧船に乗りましたが、松江城を取り囲む大きな樹木が、あるものは倒れ、あるものは枝が引き裂かれておりなんとも哀れでした。


[松江/堀川遊覧船・炬燵]

それ以上に大きな被害と見えたのは、米子から境港に伸びる弓ヶ浜の海岸に植えられている松林でした。ほぼ全ての松が根元から折れたり倒れたり、立っているものも枝が折れたり幹が割れたりしています。あれだけの高さに成長するには何十年も掛かっているのでしょうが、それが折れてしまうということは大雪の量も何十年ぶりという豪雪の証だと思いました。


[松江城の壕に倒れる樹木]

各地の松林が松食い虫の被害で立ち枯れをしていますが、ここ弓ヶ浜の松林はそのような兆候が見られなかっただけに、この雪害は本当に無残です。

[Photo : Panasonic DMC-GF2 / LUMIX 14-42mm]

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壇上伽藍

2011-01-28 17:48:00 | 旅と出会い
高野山の聖地、壇上伽藍にある根本大塔周辺です。


奥の院からバスで下り、参道を歩きました。


午前中の曇り空から、ときおり鉛色の雲間から冬の陽が差し渡り、鮮やかな朱色をより鮮やかに見せてくれます。


しばし刻を忘れて佇んでいると読経の声が響いてきました。一人の僧侶が、壇上伽藍内にある全ての建物の前で読経をして巡っています。


被写体としてカメラを向けたものの、その姿にきっぱりとした決意と静かな恩寵の光りを感じ、それ以上のシャッターは切れませんでした。

[Photo : Nikon D700 / SIGMA 24-70mm, Panasonic DMC-GF2 / LUMIX 100-300mm]

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高野山奥の院

2011-01-27 15:27:00 | 旅と出会い
高野山駅から乗ったバスを一の橋で降り、そこから参道を歩きます。元々少なかった乗客ですが、途中で一人二人と下車し、一の橋では一人だけでした。


朝方の雨も上がったものの、しっとりと湿った石畳は静寂そのものです。手袋をホテルに置いてきたので息を吹きかけながら、それでもカメラを持って歩きました。


四国八十八ヵ所の札所近くに住んでいるものの、全部を回ったわけでもなく、ましては高野山は初めてですので、参道回りの巨大な霊廟、供養塔には圧倒されました。


行き違う参拝の方も少なく、ときおり差す冬の太陽に見守られながら奥の院へ到着。
御廟の橋でしばし佇んでいると、参拝の方や僧侶が通り過ぎていきます。僧侶の足下を見ていると、石橋を構成している石を一つずつ踏みながら渡っていきます。


私もそれに倣って足を踏み入れました。この橋から先は、弘法大師が眠る聖地と言うことで写真撮影は禁止されています。


奥の院・弘法大師御廟内では、ご祈祷が行われているようで読経が聞こえます。静かに足を踏み入れるとそこは、えもいわれぬ香のかおりが漂い、堂内に満ちあふれる読経の声はまるで、西洋の教会の響きにも似ており、その雰囲気のなかにしばし佇んでいました。

[Photo : Panasonic DMC-GF2 / LUMIX 14-42mm]

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高野山ケーブルカー

2011-01-23 19:08:00 | 旅と出会い
南海電鉄で高野山までの切符を買うと、電車では難波駅(新今宮駅)から極楽橋駅まで、そこから高野山駅まではケーブルカーになります。


私の乗車した「こうや1号」4号車は、橋本駅で他の乗客が全員が降りてしまい、一人だけになりました。


なんとも寂しい高野山参りだと思っていましたが、極楽橋では10人ほどの方がケーブルカーに乗り換えました。


登るときは後方(最下段)に、下るときも後方(最上段)に座ってレールやケーブルを眺めていましたが、やはり上下が交差する部分のレール形状が複雑で、何度乗っても楽しませてくれます。


高野山ケーブルカーの最大勾配は562.8パーミル(1,000m進んで562.8m高くなる傾斜)とのことですが、頂上の高野山駅近くがそれに当たるとのこと。


所々に傾斜を示す表示(この写真では536)がありますが、目視できたのは”551”でした。

[Photo : Panasonic DMC-GF2 / LUMIX 14-42mm]

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こうや1号

2011-01-21 17:36:00 | 旅と出会い
南海の高野山行き特急「こうや号」は4両編成と聞いていましたので、ホームの中間付近で待っていました。
ところが、先頭車両はどんどんとホームを行き過ぎていくので大慌てで後を追いかけましたが、よくみると途中の橋本行き「りんかん号」を後部に併結しており、8両編成でした。


通常の連結であれば後方から乗り込んで車両を移っていけばいいのですが、二つの列車は中間が貫通車両ではなく、「りんかん号」から「こうや号」に移ることができません。


無事に「こうや号」に乗り込みましたが、車内は拍子抜けするくらい空いています。全席指定ですので指定された席に座りましたが、ちょうど窓枠が目障りな位置でしたので一つ後ろに移動しました。


車内は女性アテンダントの方が頻繁に行き来していますが、検札をしません。ガラ空きなのでどこでもいいのでしょうが、少なくとも特急券を持っているか否かはチェックすべきではと思っていましたが、帰りの列車の中でそのわけがわかりました。


帰路は帰宅時間とも重なってかなり込んでいましたが、乗客が入れ替わるたびにアテンダントがやって来て切符の確認をします。よく見ていると、手持ちの端末にリアルタイムで指定席の発券状況が表示されているようで、指定されていない席に乗客がいるとチェックできるようです。このため結構、車内で特急券を買う乗客がいました。

[Photo : Panasonic DMC-GF2 / LUMIX 14-42mm]

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