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東京駅から下町散歩・・・  人形町「そよいち」~ 厩橋まで

今朝は6時前に東京西部で震度5弱のやや強い地震。 寝ぼけ眼も一瞬で飛び起きましたが、栃木・茨城に続いて昨日は宮城でも堤防が決壊するなど、自然の脅威を感じざるを得ない日が続いています。


昨日は先週はじめから降り続いた雨もさすがに上がって、東京は台風一過の晴天

振替休暇の家人につきあって、丸の内仲通りで買い物

三菱1号館隣の丸の内ブリックスクエアの回廊

丸の内や八重洲の大丸で買い物を済ませてから、天気がよいので チョッと街歩きでも、、、と思って、日本橋・江戸橋を抜けて人形町界隈に来たあたりでちょうど時分どき。
1年ほど前に訪ねたことがある「そよいち」でランチ
綺麗な白木のカウンターを挟んで目の前で手際よく料理が作られる様は見ていて気持ちがいいですね
看板メニューは「ビフかつれつ」ですが前回いただいたので、私はドミグラスソースが味わえるハンバーグ、普段揚げ物が苦手な家人はポークカツのハーフをお願いしました。 白ご飯に豚汁も 下町の洋食屋さん風で とっても美味しい

お腹もくちくなったので腹ごなしを兼ねて甘酒横丁を通って 浜町公園から大川端に上がると、松本零士氏がデザインした宇宙船のような「ヒミコ」が下ってきました

前回は隅田川を下って佃にでたので、今回は大川を遡って両国橋を過ぎ、神田川が隅田川に注ぐところが 柳橋



かつては花街があった柳橋。橋の欄干にも簪の意匠が施されています

対岸の両国国技館や旧安田庭園の両国公会堂ドームを見ながらさらに遡ると 優美な曲線を描く駒形橋の向こうにスカイツリーが迫ってきます


浅草の観音様のある厩橋はすぐそこ。
アサヒビールと墨田区役所にスカイツリーというお決まりの一枚をパチリ


観音様にお参りがてら、定番の「ペリカン」の角食パンを買って帰路に着きました
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池田町から松本へ

列島を横断した台風18号の影響で 東京をはじめ関東地方でも3日間ほど大雨が続き、栃木では河川の決壊や土砂崩れで大きな被害が出ています。台風が日本海へ抜けた今日も、湿った空気が東北南部周辺へ流れ込み続けているため、仙台管区気象台は午前3時20分、宮城県に大雨特別警報を発表し最大級の警戒を呼びかけています。

さて 下の写真は先月31日、白馬のワイン会から一夜明けての帰り道、池田町の道の駅にある「ハーブガーデン」では アーティチョークなどが咲いていました

食べることしか知りませんでしたが、アザミみたいな花が咲くんですね

信州の山裾に広がる池田町は 気候を活かした有機低農薬な野菜づくりやハーブ栽培で頑張っているようで、ラ・ネージュで使う野菜もその多くが池田町の産と聞きます。

白馬から1時間ほどのドライブで車を返して市内を散歩。「パンやめぐり」のところでも書きましたが、「水と人形のまち」高砂通りや蔵の街並みが素敵な中町など、魅力的なスポットがいくつもありますが、こちらは中町の通りから、チョッと奥に入ったところにある「中町神明宮」。



遊具に赤錆の浮く「児童遊園」の前に建つ鳥居の脇には 次のとおりの由来が記されていました。
神明宮の由緒
中町の守護神たる神明宮は今より六百五十七年前の正中二年(西暦千三百二十五年)の正月当時湖辺の野原にあった杉の大樹の根元に越後の国の人伊保野弥太郎同じく伊勢松親子の神夢により前田氏の許しを得て小さな祠を設け伊勢大神を奉祀したのに始まる、其の後幾年かを経て深志城(松本城)が築かれ人家も次第に出来てきて、現在の奥殿の宮は元禄十年に着工し同十三年に竣工したものである。
その頃から附近に多くの人々が住むようになり各町々が出来て市などもたち当藩の家中や近郷の人々の信仰あつく産神と仰がれ此の地を神明宮屋敷と呼びあう程繁盛の地となった。彼の所謂南の大火の時は南深志の殆どを焼失したがさすがの猛火もこの神明宮でくい止められて鎮火したなど古老の語り草で今更ながら御神威の広大さを崇める次第である。此の為町内に何か不詳の事などあるごとに御日侍祭と称して大祭(七月一日)の外に神事を斉行するならわしが今日に迄続いている。
例年七月一日 大祭
中町 神明宮
昭和五十六年七月吉日建之
あの「深志神社」が社伝によれば、「諏訪明神の夢をたびたび見ていた信濃守護・小笠原貞宗が戦勝に感謝し、暦応2年(1339年)に諏訪明神(建御名方命)を祀って創建した」とありますので、おそらく松本で一番歴史のある社と思われます

松本では、綺麗な水の湧く高砂通りで自家焙煎の珈琲豆を買ってから、定番の「三城」でお蕎麦をいただきました




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秋の味覚は、、、やっぱり秋刀魚 @成増むめい狼

昨日9月9日は東京は台風と秋雨前線の影響で大変な大雨でしたが、暦の上では重陽。
別名「菊の節句」で徐々に秋の深まりを感じる季節です。

スポーツの秋とか芸術の秋・読書の秋などと言われますが、個人的には何といっても食欲の秋。
お米を筆頭とする農作物もまさに実りの秋ですし、栗や梨・葡萄といった果物はもちろん、松茸の風味も欠かせませんね!
でも、庶民の味方は、昔ながらの炭火で焼く秋刀魚の匂い
ここは「香り」ではなく、「匂い」が相応しいと思います

菊の節句からは一日遅れましたが、菊酒ならぬ清酒を傾けながらいただいたのは、納豆入りの「ばくだん」

落しの刺身に挽き割り納豆をガ~~っと掻き混ぜ、海苔にくるんでいただきます。

ん~ 清酒が沁みますね~
秋といえば、なんといっても秋刀魚の塩焼き
家ではカス台の後片付けを考えると 少々ためらう、脂ののった秋刀魚ですが、余所の台所でしたら、そこんところは考えず 純粋に秋刀魚の美味しさが堪能できます
10分ほど待って、ジウジウ音を立てて焼きたての秋刀魚が登場

昨今は台湾や中国の漁船と縄張り争いが厳しく、「高級魚」になりつつあるという秋刀魚。やっぱり、例年よりもチョッと小ぶりです
頭と骨だけ残して綺麗に 「猫またぎ」

〆は 半田素麺
四国三郎と呼ばれる吉野川と剣山に挟まれた山間に故に吹く寒風と合わさって素麺作りには好条件の地で作られる、チョッと太めの食べ応えのある麺。
カリッと焼いたお揚げにたっぷりのおろし生姜と一緒に美味しくいただきました
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平成の曽我兄弟 @白馬ラ・ネージュ東館

昼前散歩の途中、風に乗って運ばれてくる金木犀の香りに気づきました。 
例年 金木犀といえばお彼岸過ぎが花の時季です。街路樹を見上げたら、白い金木犀の花が咲いていましたが、例年になく早い開花です。7~8月の猛暑のあとで8月下旬に涼しい日が続いたので、季節を勘違いしたのでしょうか

さて 写真は先週 白馬で「平成の曽我兄弟」と銘打って開かれたワイン会
戦前の清酒の醸造に端を発する小布施ワイナリー四代目の曽我 彰彦さんと、足利のココ・ファームのブルースさんの元でワイン造りを学び、今は北海道・余市で葡萄づくりに取組む、弟の曽我貴彦さんの二人を招いてのワイン会です。

曽我兄弟の人気もあって、ラ・ネージュのワイン会としては空前の76人というキャパシティ一杯の大盛況で、天気が良ければテラスで行う予定のアミューズも、生憎の雨模様でテーブルについてからとなりました。
で、まずは アミューズ、、、
お皿の左は北海道産イワシとラタトゥイユ、奥はイベリコ生ハムとピクルスに 安曇野野菜のプチタルト

乾杯を兼ねて供されたのは、小布施ワイナリーのドメイヌ ソガ シャルドネ 2014 キュベ ラネージュ
瓶詰してからも発酵が続いて、結果として発泡性のワインになりましたが、スッキリとした飲み口です。


次のお皿は、白馬産大岩魚
庭のスタッフ手作りの燻製小屋で軽くスモークしてから、天然真鯛とポワローとともに安曇野産ちりめんキャベツ包んだテリーヌ仕立て
トリュフヴィネグレット風味のサラダを添えていただきます。

2杯目のワインは、同じく小布施のドメイヌ ソガ ソーヴィニヨンブラン 2014 リューディ熊之堂
熊之堂はいくつかある自社ワイン畑の地名です。(飲むのに夢中で写真はなし

3皿目は、穂高産信州サーモン
低温でゆっくりと火を入れたコンフィ仕立て。 クミン風味のきのこクリームソースですが、癖の強いクミンを迎えるワインが、弟さんのドメーヌ タカヒコ ナナツモリ ブラン ド ノワール 2013
「ブラン ド ノワール」とは直訳すると、「黒の中の白」
黒ぶどうで作った白ワインのことですが、見てのとおりチョッとロゼっぽい仕上がりですが、ワインに残ったタンニンが、クミンに負けない力強さをプラスしています。

次のお皿は、フランス産ほろほろ鳥の胸肉とさつまいものパルマンティエ風
「パルマンティエ」はルイ16世の下でジャガイモの品種改良と普及に貢献した人物だそうで、「パルマンティエ風」と名が付く料理にはジャガイモが用いられるようです。
今回は、ジャガイモの代わりにさつまいもが使われていますが、その甘さが優るところを、カシスと柘榴のソースが引き締めていました。
合わせるワインは、ドメーヌ タカヒコ ナナツモリ ピノ ノワール 2012
私も大好きなピノですが、貴彦さんもピノが作りたくて、足利から一層涼冷な余市に移ったというだけのことはある、渾身のピノです。

お皿も進んで、いよいよメイン
厚切りにしてグリルされた信州産牛ロース肉をマデラソースでいただきます
付け合わせの温野菜は、蕎麦粉で作ったピサラディエールというピッツァ生地みたいな台に載せられ、お品書きには「蕎麦のピサラディエール菜園風」とありました。
前日の鴨といい、このロースといい、表面はカリッと焼けていながら 中はしっとりとしていて、火の通し方が抜群

お肉に合わせるワインは、小布施のドメイヌ ソガ メルロ サンシミ2013 リューディ ムラサキ第4
有機栽培・無化学農薬栽培の曽我彰彦さん渾身のメルローで、牛ロースの濃厚な脂をしっかりと受け止めてくれます

デザートは信州産葡萄の3種デクリネゾン
デクリネゾンとは直訳すると「語尾変化」の意味ですが、3様にスタイルを変えて信州の葡萄を味わうという意味でしょうか
手前左から奥へ、シャインマスカットのチーズクラフティ、ナガノパープルの皮ごとゼリーに デラウェアと白桃のフローズンヨーグルト。
中でも最近売り出し中の種無しで皮まで美味しいナガノパープルが出色の出来でした

夜も更けてきて ワイン会もそろそろお開き、、、左から
ドメイヌ ソガ シャルドネ
ドメイヌ ソガ メルロ
ドメイヌ ソガ ソーヴィニヨン ブラン
ドメーヌ タカヒコ ナナツモリ ブラン ド ノワール
ドメーヌ タカヒコ ナナツモリ ピノ ノワール・・・とグラスを並べて余韻を楽しみました


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アサガオが咲きました

小学校の夏休みの宿題の定番に、アサガオの観察日記みたいなのがありましたが、今年は暑すぎたせいか、8月中は花をつけなかったのが、先月末から元気に咲きはじめるようになって、、、
今朝 目覚めたら、こんな感じに4~5輪の花が咲いていました



先日の発表では、8月の平均気温は下旬の「寒さ」が効いて例年並みだったようですが、やっぱり7月からの猛暑日の連続は堪えていたんですね~
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「塩の道」をたどって、、、谷村美術館から日本海へ

8月30日、国会や日比谷公園では12万人もの人が安保法案反対のために集まりましたが、半年以上前からの予定で白馬に滞在していました。  
30日の白馬の朝は小雨。 山歩きはあきらめて、「チョッと変わった美術館がある」と聞いて糸魚川まで行ってみました。

塩や海産物を内陸に運ぶのに使われた「塩の道」。
糸魚川から松本までの千国街道(ちくにかいどう)もそういった「塩の道」の一つで、宿の白馬村には、飯森や塩島新田などの地名に昔の宿場の名が残っています。
白馬から糸魚川までは国道148号で47.1km 約1時間で日本海です。

中学校の理科か社会で学んだ「フォッサマグナ」(大地溝帯)の西縁の「糸井川静岡構造線」を流れる姫川は、良質な翡翠の産地としても知られており、その翡翠で財を成した(らしい)谷村氏が親交の深かった木彫芸術家 澤田政廣の仏像を展示するため、建築家の村野藤吾に依頼してつくったという、ここだけ聞くと『トンデモ系』の美術館ですが、「90歳を超えても創作意欲は落ちず、死の前日まで仕事をしていた(Wikipedia)」という村野東吾の最晩年の作品が この谷村美術館です。


シルクロードの砂漠の遺跡をイメージさせる建物の中は石窟のようになっていて、一つの部屋に一体の仏像が安置され、回廊を歩くと自然に次の仏像に対面するような平面計画。


和風建築にも造詣が深かったという村野らしく、敦煌の石窟を思わせるような建物から出た先に「枯山水」を配したり、建物の裏手には採光用の出っ張りを使って南太平洋のモアイ像を思わせる意匠を作ったりして、氏の代表作と言われる「世界平和祈念堂」のかっちりとした意匠とは対照的に、最晩年の奔放さを表した作品となっています。

美術館に隣接する「玉翠園」は、島根県の足立美術館や京都城南宮などの作庭家で「昭和の小堀遠州」とも呼ばれる中根金作が手掛けた日本庭園




喫茶室の窓枠を額縁に見立てて眺めるのも一興です




美術館の高台を下るとそこは日本海。

日射しがあれば綺麗な澄んだ青海原が広がっていたのでしょうが、この日は生憎の小雨模様。 家人が久しぶりに見る日本海です
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ラ・ネージュの夕ご飯

松本を後に、途中 サラダ街道からチョッと山を登ったところにある「ファインビュー室山」に寄ってゆったり温泉に浸かってから、白馬村の宿に着きました。

途中 温泉でのんびりしてきたので、宿の周りを散歩しがてら腹ごなし

明日のワイン会を控えているので、ワインは控えめ、、、
口開けにシャンパーニュをいただきながら、まずはアミューズ

串に刺してあるのはイベリコ豚の生ハムとピクルス
奥の四角いガラスの器は、ラタトゥィユだったように思います。

お魚の一皿目は 庭の燻製小屋で軽くスモークした信州サーモンを、薄いクレープ状のパートブリックでサンドしたのをディルのクリームでいただきます。 右上の丸いのは蕎麦の実と和えたタルタルです。


二皿目のお魚は 香ばしく焼き上げた天然真鯛をヴェルモットのソースでいただきます。

パリッと焼けた皮目も美味しい

今日のお肉は、定番の牛フィレか シャランの鴨。 翌日のコースに牛ロースが使われると聞いて、迷わず鴨をお願いしました。
厚切りされた鴨ロース肉を オーブンでロゼ色にロースト。 ソースは信州ならではの杏ソースです。
ここで出てきたワインが、小布施のメルローらしいのですが、なんとラベルの貼ってない謎のワイン。 ソムリエのYさん曰く「明日のメルローと比べてください」

お口直しは 小さなクリームブリュレ。 トウモロコシなんですが、目を瞑って口に運ぶと、焼きトウモロコシを食べてるみたい


デザートは コンポートにした信州産の白桃にハーブのヴェルヴェーヌのアイスクリーム。

かかっているのは コケモモのソースです

いつもなら、マールかグラッパなどもいただくのですが、翌日のワイン会を控えて 「腹も身の内」、残しておいたワインにあわせて、軽くチーズをつまみながら白馬の夜は更けていきました。

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篠山紀信vs.草間彌生 @松本市美術館

天気がイマイチで山行をあきらめて寄った松本市美術館は、松本出身の草間彌生の作品が建物の内外にも展示され、自動販売機やゴミ箱にトイレまでもが水玉模様








ちょうど開催中だった、篠山紀信の「写真力 THE PEOPLE by KISHIN」はジョンレノンと小野ヨーコのパネルが出迎えてくれました。


1950年代後半から今日まで、篠山紀信が選んだ写真には、あの宮沢りえもいれば、三島由紀夫や角界・梨園など幅広い被写体から厳選され、美術館の広いスペースを活かした圧倒的なスケールで迫ってきます。
最後の展示室には 3・11の被災者のポートレイトが並び、レンズを通して、傷の癒えることのない被災地の声が聞こえてくるようでした。

同時に開催されていた常設展は、草間彌生の特集展示「草間彌生 魂のおきどころ」


この1枚のみ撮影可

他の作品の撮影は出来ませんが、合わせ鏡を用いて光やオブジェを無限に広がるように見せるインスタレーションは、草間の精神世界が垣間見られるような気がします。

どちらもなかなか見ごたえのある展示でした。
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松本 パン屋めぐり

先月末の信州の旅。 天気が良ければ山歩き…と思っていたのですが、天気の方は今一つだったので、松本市内のパン屋さんに立ち寄ってみました
市内のいたるところに水が湧き 水が良いことで知られる松本は、美味しい水を活かした天然酵母のパンを作るお店が何軒もあります。
最初に寄ったEcru(エクリュ)はお城の北の信州大学からチョッと先にある、小さなパン屋さん。


駐車場から奥まったお店の前には可愛い人形

青いテントの前は 結構な列…


後ろの人から「買われちゃった~」の悲痛な声が聞こえましたが、
イチ押しと評価の高い「塩豚サンド」が出来上がってきたのでゲット

あとで美術館に行っていただきましたが、塩豚はもちろん、一緒にサンドされた チーズ、玉ねぎ・キャベツの一つ一つが本当に美味しい   後ろの人が大人げなく声に出してしまったのが分かります。

こちらは エクリュから回った蟻ヶ崎の「Kune・Kune(クネクネ)」
お店のキャラクター?ナゾの動物がフラフープしている看板

11時の開店と同時にほとんどのパンが売り切れるようで、こちらは写真のみ

この日(29日)は市美術館で篠山紀信の企画展をみてから、安曇野で温泉に立ち寄り、目的地の白馬で2泊。

ワイン会帰りの31日に車を返しがてら寄った、鰻で有名な「まつか」のある「水と人形のまち」高砂通りにも、素敵なパン屋さんや自転車が並んだ自家焙煎の珈琲豆屋さん





パンや珈琲豆を買って、定番の「三城」でお蕎麦をいただきました
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篠ノ井線の車窓から

今日は暦の上では『処暑』。 暑さも峠を越える頃ですが、昨日の東京は久々の30℃越えの真夏日
今日も日中はまだまだ暑くなる予報です。

さて こちらの写真は先月末に白馬のワイン会に行く途中、長野からの篠ノ井線の車窓。
雨に煙る長野駅を列車が走りはじめると、待機線に見慣れぬ車両が停まっています。

東京人にとっては馴染みの深い「スカ色(横須賀線)」塗装の車両はクモユニ143
1981年の登場ですが、間もなく郵便・荷物輸送が廃止となって、長野総合車両所(現在の長野総合車両センター)所属でもっぱら事業用に使われています。
ところで、分割・民営化以前の国鉄車両には明治以来の記号が振られていて、上の「クモユニ」とは、、、
ク;運転台(制御盤)のついた一般的には先頭車
モ;モーターのついた動力車
ユ;郵便物を扱う仕切り台のついた専用車
ニ;荷物車で新聞輸送に多く使われていました。
   ちなみに、ユやニは電車以外でも用いられています



ハイブリッドのディーゼル車・リゾートビュー「ふるさと」は長野駅をあとに信越本線を加速していきます。
途中の篠ノ井までの信越本線、以前は上野(高崎)から直江津を経由して新潟まで直通列車が走っていましたが、1997年の「長野新幹線」の開業で横川-軽井沢間のレールが外され、軽井沢-篠ノ井間が3セク化。さらに昨年の北陸新幹線開業で長野以北も3セク化、、、、国鉄時代の全国が1本のレールで結ばれていた時代を知るものとしては、寂しい限りです。

篠ノ井から先の篠ノ井線を進んだ列車は、善光寺平を見下ろす「姨捨」に到着



「やすらぎの駅」の別名もある 可愛らしい屋根の駅舎です


スイッチバックで高度を稼いだ眼下の棚田の向こうには 三大車窓の一つの善光寺平が広がります

田沢を過ぎて松本が近づく辺りは、犀川と奈良井川の合流地点。

降り続いた雨の影響か、肉眼でも手前の奈良井川が濁っているのが分かります。
列車は松本から大糸線に入って南小谷まで行きますが、今回は松本からレンタ・カーで移動するので、列車の旅はひとまずここまで。

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