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散歩の途中で… お腹がすいたよ~♪

散歩の途中でのスナップ。携帯替えてから普段の写真はiPhoneXs。 CanonEOS6D FUJI X70はサブに

ラ・ネージュのワインイベント 「北の国から」

2014-12-01 09:44:13 | 【洋食・フレンチ】
お馴染みになった白馬ラ・ネージュ東館のワインイベント。
今回は「北の国から」と題して、北海道産の葡萄だけを原料に、高品質のワイン造りを目指す「10R(トアール)ワイナリー」から3人のヴィニュロンを招いてのワイン会



まずはロビーでアペリティフ テーブルに盛り付けられたアミューズは3種類。
栗沢ブランにちょっぴり梅酒を加えてソーダで割った軽い飲物でいただきます。



こちらが 信州サーモンとイクラのタルタル

鴨胸肉の自家スモークとフォアグラのミルフィーユ仕立て

信州産豚肉のパテ


さて 食堂に場所を場所を移して、、、
前菜には、北海道産の帆立貝とポワロ葱のテリーヌ
添えられているソースは キャビアクリームとビーツの2種類

ワインは、「藤澤農園余市ケルナー」
ブルース・ガットラヴさんが醸造する上幌ワインです。

サラダの格で登場したのが、安曇野産野菜のエテュベ 蜂蜜の香り

野菜を取り巻く黄色いのはカボチャのムースで、透明なのが蜂蜜

エテュベとは フランス料理で野菜などを少量の水を入れて蒸し煮にすることですが、合わせるワインは 岩見沢市栗沢の中澤ヴィンヤードで収穫された シャルドネ&リースリングのすっきりとした飲み口が野菜たちと非常によく合っていました
同じテーブルになった中澤さん、以前はブルースさんと一緒に足利のココ・ファームワイナリーでワイン造りをしていた方。この時季の葡萄の越冬対策など 色々なお話しも聞けました。

次のお魚は、白馬産大岩魚のポワレ キャベツと香草のソース

ポワレされた大岩魚は あっさりとした塩焼きみたいな風味です。

ワインは kondoヴィンヤードのタプコプブラン2012。華やかな香りのワインは 三笠市のタプ・コプ農場から収穫されたソーヴィニョン・ブランを100%で、化学農薬、除草剤、化学肥料を一切使わない畑で収穫された自然派ワイン。
澱引きも最小限に留めているので、瓶の底に「天使の輪」みたいに澱が残ることもあるそうです。
ところで “tap-kop”とはアイヌ語で『瘤』のことで、道内の各地の地名に残っているそうです。また、“iwa”(イワ)は『神聖な山』で、札幌の藻岩など こちらも各地にありますね

メインの格の肉料理は 大鹿村産鹿肉のロースト ポトフ仕立て

スライスされた鹿肉のローストに テーブルでポットからコンソメ出汁を注ぐという 一風変わった趣向
和の「鹿鍋」みたいな発想ですが、この料理とワインの組み合わせがなかなか決まらず 当日のお品書きの赤ワインの部分は“空欄”。たしかブルースさんが持ってきたベリーAか何かの赤をいただいたはずですが、多少アルコールも廻ってきていたので、名前は失念

最後は チーズとデザートのビュッフェに それぞれのヴィニュロンさんが持ち込んだワインのフリーテイスティング




食事を終えたあとは ブルースさんらとサロンでこの10月にリリースされた“コンチェルト”の「小布施version」をいただきながら 遅くまでワイン談義に花が咲きました