青蓮寺の枝垂れ桜

箱根から早目に戻ったので、２９日にも行った近所のお寺（青蓮寺）まで、チョッと足を延ばしてみました。

６～７分咲きになって、なかなか見事です

小田原のパン屋さん レロア （Les Rois）

宮ノ下 富士屋ホテルをあとに、国道1号線をバスで下り湯本で小田急に乗り換え　小田原に着きました。
去年10月に家人と箱根に来たとき、小田原で待ち合わせる際に一人で街中を散歩（「東海道線各駅停車の旅」参照）したのですが、今回は二人でお城の横から海岸まで行ってみました。

西湘バイパスを越えるとそこは太平洋　

海釣りの人たちを冷やかして海岸からの帰り道の瀟洒な住宅街の名前は「西海子小路」。
サイカチの木が植えらたれていたためといわれています。

通りの中ほどの小洒落た建物から　パンを焼くようないい香り、、、入口の前にはこんな看板



店内には美味しそうなパンが　ズラ～～～～～ 　



ちょうどお腹も空いてきたので、お惣菜パンを買って、近くの小田原文学館のお庭を借りて軽めのランチ

思いがけず美味しいパンに出会えたので、バゲットの生地をねじって焼いた「トルデュ」をお買い上げ～～

通常のバゲットより皮は薄くもっちりした食感の「トリュデュ」、翌朝　軽くトーストして美味しくいただきました

富士屋の朝ご飯

「宮ノ下食堂・森メシ」はチョッピリひねった意表を突くメニューが多く、それはそれで楽しめましたが、クラシックなホテルの伝統的な定番のご飯も魅力的

最近はブッフェ・スタイルを選ぶ人も少なくないようですが、私はやっぱり定番のアメリカン・ブレックファースト

カリカリに焼いたベーコンに　今朝のオムレツはマッシュルーム


地元の朝刊片手の　落ち着いた朝ご飯です

「宮ノ下食堂・森メシ」で夕ご飯

今回の箱根の旅の目的の１つは、ここ「宮ノ下食堂・森メシ」のご飯
２年半ほど前、偶然入って食べた　角切りにした鯵や地魚を載せた「あじ彩丼」や相模湾であがった生シラス丼の美味しさや、大胆な「鯵の骨せんべい」でいっぺんで贔屓になってから、箱根の旅の楽しみが増えました。

湯本でノンビリ温泉を愉しんで　富士屋のクラシックな部屋でくつろいでから、登山鉄道の宮ノ下駅近くの「森メシ」に行く途中にある「NARAYA CAFE」

足湯を中心に　築50年を超える古い建物を改装したカフェや木工アクセサリーなどのギャラリー＆ショップです。
すぐ隣の駅前にあるのが、こちらも古い建物を活かした「宮ノ下食堂・森メシ」。

まずは　すぐ出るものを、、、とお願いしたのが「新じゃがと春キャベツのサラダ」

ざっくり崩したじゃが芋に食感を残したキャベツがプラス。緑も鮮やかな野菜もたっぷり

「相模湾が近いから、地の魚も食べたいね…」と思って　お造りは相模湾の３種盛り

生ダコ、勘八、焼き締めにした鰆の３種。酢橘に塩もなかなか美味しい

こちらは　大きめに切った野菜のグリル。ザックリ刻んだ玉ネギに酸味の利いたタレが合います


さっきお魚はいただいたので、何か肉料理…とお品書きを眺めて目に止まった「相模豚の角煮」

東坡肉みたいなモノをイメージしていたのですが、出てきた「角煮」は一見タレの掛かったポークソテー
ナイフも添えられていないのですが、箸で切れるくらいに柔らかく煮込まれていて、やや薄味のタレに辛子をからめるていただきました

「〆の炭水化物…」と思っていたのですが、連れの食が細いこともあって　お腹も結構いい具合。でもワインもたっぷりあるし～～～でお願いした「海老とキノコのアヒージョ」

プリッとした海老の食感にガーリックの利いたオリーブオイル。添えられたバゲットも美味しくいただきました

小田急のＶＳＥで富士屋ホテルは「花御殿」へ

年度替わりの週末に、小田急のＶＳＥで家人と箱根に小旅行

湯本「箱根湯寮」でのフィンランド式の熱風浴＝ロウリュウが愉しみなので、車中でのアルコールは控えて　サンドイッチの軽食で一路箱根湯本に向かいます。

その日の箱根は　山頂付近では１０センチくらいの積雪のため、チェーン規制がかかったり、ケーブルカーが運休になったりの厳しい天気。

東京の真冬並みの寒さに　焚き火の煙もいい感じです 　

昼食のあとも休憩室で「ローマの休日」を観たりして　ノンビリ過ごしてから、宮ノ下の富士屋にチェックイン

お部屋は　前から一度泊まってみたかった「花御殿」



それぞれの部屋の花の意匠のキーホルダーも素敵でした

小田原の正恩寺の桜

たまたま通りかかった小田原の正恩寺

入口の鐘楼門が小田原市の文化財に指定されていて、小さなお寺ですが手入れの行き届いた境内で、桜が綺麗に咲いていました

桜を眺めてから、西湘バイパスを越えるとそこは太平洋

この角度の写真には写りませんが、右手の三浦半島の先にうっすらと房総半島も