今月は、消化器症状の緩和についてです。
嘔気・嘔吐の薬物的症状緩和は、
疼痛をさらに越える
症候学的アプローチが必要です。
嘔吐の症状緩和薬として何種類位の薬剤を使い分けていますか?
もし、嘔気ときいて
メトクロプラミド(プリンペラン)とドンぺリドン(ナウゼリン)でしたら、
緩和医療としては、
ちょっと不足です・・
いえ、かなり・・・足りません。
がん治療学会の教育委員も担当させて頂いているのですが
10月に仙台でがん治療学会の地域開催の教育セミナーで
持ち時間20分でしたので、
疼痛ではなく嘔気・嘔吐にテーマを絞り解説したのですが
これをさらにブラッシュアップして
1時間、嘔気・嘔吐だけではなく、
広く消化器症状について
スライドをまとめました。
看護師さんからは、リンパ浮腫の話をしてもらいます。
結構、依頼が多いものですから。
1月18日(火) 18時~19時半
詳細、お申し込みはこちらから
↓
http://www.teikyo-u.ac.jp/hospital/newsandtopics/20110118.html
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昨年は勉強会で大変お世話になりました。
今年も引き続きよろしくお願いいたします。
先生の頑張りをブログや勉強会で拝見し
とても勇気づけられています。
在宅での看取り。薬剤師は最期の最期まで
関わる事は少ないです。が、やれる事は
きっとあるはず。
何が出来るか試行錯誤しながら頑張りたいです。
薬だけではない、何かを提供できるようお手伝いして行きたいです。
在宅での薬剤師さんの役割・・
私はいつも、助けられています。
介護で疲れたご家族に、薬の説明を直接して頂くために、ご自宅まで届けていただいたり、オピオイドを一包化した一般薬の袋にホッチキスやセロテープで止めていただいたり。
日頃から外勤先の薬剤師さんが地域の調剤薬局さんと密に連携をとってくださっていることもあり、本当に動きやすくありがたいと思っています。
薬を越えて、さらに、できることを模索してくださる薬剤師さん。ありがたいことです!!
また、先生がお知らせしてくださる勉強会も
いつもとても興味深いです。
ただ、遠方で参加できず残念で仕方ありません。
先生の、
もし、嘔気ときいて
メトクロプラミド(プリンペラン)とドンぺリドン(ナウゼリン)でしたら、
緩和医療としては、
ちょっと不足です・・
いえ、かなり・・・足りません。
といった言葉を聞くと、ぜひ!と思うのですが、なかなか行けず残念です・・・。
ここを楽しみの場としてくださっている方がいらっしゃると思うと、書いていてよかったなあ・・ってしみじみ思います。
遠い距離を近づけてくれるのネットのお陰ですね。