緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

オピオイドの便秘は鎮痛効果が出る前に生じています

2015年05月10日 | 医療
オピオイド3剤の薬理特性(鎮痛、腸蠕動抑制、行動抑制、呼吸抑制)を背景をそろえて(ラット、皮下注)、末梢薬物濃度との関係を明らかにすることを目的とした実験。鎮痛効果は、Tail-flick test腸蠕動抑制は、ひまし油経口投与後、5,15,30分オピオイド投与し、下痢の程度とその抑制度を3段階評価その他、運動能、呼吸状態などと薬物の末梢と中枢の濃度を測定。A. Nakamura, et al. . . . 本文を読む
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