緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

岩手から

2011年04月18日 | 社会時事
岩手の大槌町から家族が帰ってきました。街の中には死臭がし、瓦礫の間から亡くなった方の手首が見えているところもあったと悲しそうに話していました。でも・・それでも、生きていく・・その力強さに圧倒され、最初は押しつぶされそうになったとも。ある時、比較的高齢の方に、「一杯頑張っていらっしゃるのだから無理をしないでください」そう言葉をかけたら、涙を流しながら感謝の言葉を頂いた・・これを契機に自分らしく動ける . . . 本文を読む
コメント (11)