江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

最近の戦利品-大怪獣バトルウルトラ銀河伝説。

2010年04月25日 23時04分05秒 | アニメ・実写レビュー
 ども、今朝カーテンを開けたら銀世界が復活していて吹いた江戸です。おおぅ……道理で寒い筈だ……(;´Д`)。まあ、昼頃には昨晩から今朝方にかけて降った雪は溶けたようですが、それも平地での話。山の上の方を見ると完全に冬の景色に戻っていますねぇ……。もうすぐ5月だとはとても思えん……。

 それはさておき、昨晩観た『刀語』が面白かったです。当初は初回放送の『会長はメイド様!』を優先的に観ようと思っていたのですが、CM中にチャンネルを合わせたら続きが気になって元のチャンネルに戻せなくなりましたよ。いや、死亡フラグがあんなに次々と樹立されていったら気にならない訳が無いじゃないですか(笑)。一応生存フラグもあったけど、そちらの方だけはキッチリ折れていくし……。
 つか、姉ちゃんが怖すぎてワロタ。でも、ああいうキャラは好きだわ。実際、私が昔書いていた小説にも二人ほどああいうタイプのキャラがいるし。むう……久しぶりにその話が書きたくなってきたじゃないか……。




 さて、今日は雑誌の感想ネタも無いので、最近買ったDVDについて語ってみましょうか。

●大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE

     
 『ウルトラマン』シリーズの劇場版最新作な訳ですが、私は『大怪獣バトル』の方は一切知らないので、それもあってかちょっと評価が辛めになると思います。

 まあ、あくまでも私個人の感想ではありますがね。事実、アクションが多いというか、アクションばかりの派手な内容なので、そういうのが好きな人や、子供が見た場合はまた違う評価になってくるのではないかと。
 でも、私としてはアクションばかりで、観ていてちょっと疲れる部分もありましたし、なんとなく『ウルトラマン』の映画ではなく、カンフー映画を観ているかのような感覚があったのも事実(あと、ガンアクション物の要素も少々有り)。
 出来れば、もう少しストーリー面で魅せる展開が欲しかったなぁ……と感じる。まあ、ラスト付近でのセブン親子の抱擁には少し涙腺が緩んだけど。

 つか、ちょっと『ゴジラ FINAL WARS』と似たタイプの作品だとは感じた。確かに主役はウルトラマンや怪獣なのでしょうが、その一方でアクション要素が過剰に自己主張しているからこそ、カンフー映画を観ているような気分になるのだと思う。そして『FINAL WARS』もそういうタイプの作品だったという気がします。
 それと、CGで描かれたナースがまんまマンダのように見えたし(笑)。

 あと、新登場したウルトラマンゼロやウルトラマンベリアルが桁違いに強すぎて、他のウルトラマンや怪獣が雑魚っぽくなってしまったのも残念な所か。実際、ほぼ全てのウルトラマンはベリアルに手も足も出ない状態だったし、一方の敵怪獣はかつての強敵でも数発殴られたくらいで倒されるような場面もありました(まあ、再生怪人が弱いというのはお約束だけど)。これはそれぞれのファンにとってはちょっと面白くないかなぁ……と思う。

 勿論、当然良い所もありますけどね。例えば最初に登場する怪獣がシリーズ(『ウルトラQ』は除く)初の敵となったベムラーだったり、セブンのカプセル怪獣が初めて三体同時に出現するという心憎い演出や、ゴモラが大活躍したり、ウルトラの父と母の本名が明かされたりする等、ファンならば楽しめる要素が各所にちりばめられていたのは評価できる点です。

 それと、声の出演も本職の声優でない人が多く参加している割にはあまり問題は感じませんでした。特にベリアル役の宮迫博之はハマリ役過ぎる。それと、キング役の小泉元総理も声を加工している所為もあってか、意外なほどに悪くはなかったですねぇ。
 でもウルトラの母役のは駄目だわ……(;´Д`)。正直、声の面ではここが唯一のミスキャストだったと思う。せめてモデルじゃなく役者の人を採用しようよ……。

 また、映像は今までで一番CGに違和感を感じませんでした。まあ、人間の街の中で戦うというシーンが無いので、いまいちウルトラマンや怪獣の巨大さを感じられる場面が少ないのは残念でしたが、それ以外はさほど文句は無いですな。


 で、私個人の評価は、前作の『大決戦!超ウルトラ8兄弟』の点数を100点と設定した場合、今作は70点くらいの満足度だったかなぁ……。今回はちょっとキャラクターの物量による力押しで作品をアピールした面があるので、少々大味になってしまったのではないかと。次回は少数精鋭のキャラクターで重厚な物語を作って貰いたいと思います。




 じゃ、今日はここまで。
コメント
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