久しぶりにフィルムを使っての撮影をしました日ごろはデジタルカメラ任せの自動露出の
画像をカメラモニターで再生して露出の微調整していました、そんな横着な撮影スタイル
がすっかり身に染みていて写真の基本を忘れていた気がします、リバーサルフィルムの場
合はネガフィルムのようなプリント時に露出オーバーだったりアンダーであったりという
後処理が出来ないので撮影時の設定が全てが決まり上級者向けと言われたものです、それ
に比べてネガカラーフィルムの場合はプリント時に全体的に少し明るくとかバックの黒を
もっと暗くとか調子を合わせる事が出来ます。私が初めてカメラにフィルムを装着して撮
影したのは白黒フィルムが当たり前の時代でカラーフィルムは非常に高くて手が出ずよほ
どのことがない限りフジのネオパンSとSSで天体用にはSSSも使っていましたが普通
使用は当時の感度表示ASA100のSがほとんどでした、写真初心者にとって露出決定
は難しくカメラ内蔵の露出メータの針をプラスとマイナスの間の真ん中に合わせて決定し
ていたものです。一応フィルムの説明書きにはASA100の場合晴れた空の下ではシャ
ッタースピード125分の1絞りf11、曇り空で絞りを一段開けてf8と記載されてお
りこれを基準に目測で露出を決定するのですが日陰であればもう少し開けてf5.6とか
にし室内に入れば更にf4.0にするとかいろいろと苦労していました、今回はカラーフ
ィルムがISO200なのにASA100の目で目測しまって絞りをそのままにシャッタ
ースピードを250分の1にするのを忘れるとかいろいろと失敗もありました
久しぶりのフィルムなので別にデジタル一眼も携行したりスマホの露出計アプリでの値を
参考に露出決定しましたがやっぱり光加減を自分の目で確認しながらの撮影が楽しくてフ
ィルムの現像が上がるまでのワクワク感がたまらず昔の写真を楽しんでいた頃を思い出し
ました
そんな撮影準備していると昔使っていたカメラバックの中からずっと使われずに未使用な
ままのフィルムが出来てきました天体写真専用に使用していたフジのスーぺリアズームマ
スター800と普通使用のスーペリア100です、いつもカメラバックの中に予備として
入れていていつの間にかそのままになっていたフィルムで有効期限が2003年7月とな
っています
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