今年に追加した機材です
1990年に高橋製作所の写真用反射鏡のイプシロン160、翌年に同じく高橋製作所の
60mm屈折望遠鏡FC60を日食観測用に買って以来の29年ぶりになるでしょう現
タカハシ(高橋製作所)の106mm屈折望遠鏡のFSQ106EDPを偶然に購入で
きることができました。この手の新製品は発表から数日で予約数に達するとかで逃すこと
が多く今回も各サイトで在庫なし(予約数完売)の表示だったのが偶然にも予約ができて
購入に至りました。
イプシロン160も古い設計の機種なのでフィルムに合わせた仕様だったのが、その後に
デジタルに対応した補正レンズが発売されたことが2回あったのですがそのどちらとも気
が付いたらすでに完売となり購入したくてもできなかった悔しさがありました。
イプシロンもものすごくシャープな像を結ぶのですが反射望遠鏡のため斜鏡がどうしても
存在して周辺減光も複雑な形をしているので減光を補正するフラットフレームがなかなか
うまく処理できなかった思いがありました
その反面屈折系の望遠鏡は素直な丸い形の減光がなだらかなので補正が容易で全面均一な
画像で仕上げられるメリットがあります
でもいろいろと使っていると屈折系と反射系のそれぞれのメリット、デメリットが分かって
きました
周辺減光が素直な屈折系、天頂に向けた時のファインダーやモニターの見にくい屈折系等々
これらはこれからいろいろと解決していくつもりです
次に
年賀状の印刷の申し込みにたまたま行ったカメラのキタムラの中古棚に見つけた
旧ヤシカコンタックスのツアイスT*レンズのS-Planar60mmf2.8
他社でいうマクロレンズです。このレンズは等倍といって2センチの大きさのもの
をその同じ大きさの20mmの像をフィルム上に写せるというものです
このレンズの性能の凄さはずっと伝説のように聞いていていつかは手にしたいと
思い続けていましたがどうしても当時の値段で168,000円という高額のため
諦めていました。そんなレンズが中古でそれもほとん新品の状態のABランクで
置いてあるじゃないですか、ほとんど同時期に買った自分のPlanar85mm
f1.4よりも綺麗な状態。しかもmade in West Geamanyもう買うしかなかったです
後にmade in Japanになって性能に差があるという噂も聞いていたので迷わなかったです
これまで使っていた同じくツアイスT*のPlanar85mmf1.4と並べた写真です
マクロレンズなのでピント合わせのために繰り出し量が半端ないです
私の使っていた85mmは使用感がたっぷりありますがS-Planarは使用感がほとんど
ありません
マクロレンズなのでここまで拡大できます
近くまで寄せられるだけでなくボケもきれいで遠景像(星像)もとてもシャープで星用にも
普通の50mm標準レンズよりもシャープかもしれません
鏡筒バンドはK-ASTECになります
同時期に開発された物をセットで購入しました付けたままフードを収納する事が出来ます
ネジ穴空け等希望を聞いてくれました