えーかげんなヤツじゃケー

いつ飽きるかわからんけどできるところまで

銀河系内の星雲星団

2015-09-27 21:03:40 | 写真
銀河系内にある星雲星団の中には球状星団、散開星団、散光星雲がありますが
その中で代表的な対象です





オリオン座は冬の代表的な星座です
その中心にある三ツ星の直ぐ下に縦にぼーっと肉眼でも直ぐに確認できるのが
オリオンの大星雲M42です
フィルム時代から簡単に写すことが出来て時代とともに変わるフィルム銘柄で
写真写りに変化がありました
普通の望遠レンズでも簡単に迫力ある写真が撮れたものです



オリオンの大星雲
NikonDf イプシロン160 D:160mm f:3.3 
2014年1月1日
露出時間25h01m10sから59秒×13フレーム ISO:3200 RAW
三鷹光機GN170で自動追尾










オリオンのベルトに当たる三ツ星の一番左側の星のζ(ゼータ)星の近くにある散光星雲と
暗黒星雲の組み合わせで馬の頭に見える星雲です

オリオン座の馬頭星雲
NikonDf イプシロン160 D:160mm f:3.3 
2014年11月29日
露出時間24h36m01sから118秒×11フレーム ISO:3200 RAW
三鷹光機GN170で自動追尾








いっかくじゅう座にある赤いHα領域の光で輝く散光星雲です別名NGC2237-9
オリオン座のベテルギウスとこいぬ座のプロキオンとの中間あたりの肉眼でも
眼を凝らせば存在が確認できます、非常に淡く大きいせいかメシエの番号が付いていません


バラ星雲
NikonDf イプシロン160 D:160mm f:3.3 
2014年11月29日
露出時間26h24m42sから118秒×8フレーム ISO:3200 RAW
三鷹光機GN170で自動追尾









おうし座のプレアデス星団M45は散光星雲の中でも赤くなく全体がメローペという
青く刷毛で掃いたようなスジが写真では写ります
Hα領域の光ではないので普通のカメラでも写りやすくフィルム時代にも写りは良かったです


プレアデス星団
NikonDf イプシロン160 D:160mm f:3.3 
2014年11月29日
露出時間25h09m35sから118秒×8フレーム ISO:3200 RAW
三鷹光機GN170で自動追尾


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銀河系外星雲

2015-09-27 18:48:57 | 写真
天体写真画像処理ソフト「ステライメージ7」を導入して
今まで撮影した天体写真を再度処理し直してみました
トリミングによる拡大率はまちまちですがそれぞれの対象に合わせています






メシエ天体の若番からですが最初はM31アンドロメダ大星雲

M31
NikonDf イプシロン160 D:160mm f:3.3 
2014年11月29日
露出時間24h36m01sから118秒×11フレーム ISO:3200 RAW
三鷹光機GN170で自動追尾









次はりょうけん座の子持ち銀河M51、りょうけん座というより北斗七星の柄の先部分の直ぐ隣です

M51
NikonDf イプシロン160 D:160mm f:3.3 
2014年11月29日
露出時間27h33m06sから88秒×10フレーム ISO:3200 RAW
三鷹光機GN170で自動追尾









次はおとめ座の銀河密集地帯です
このあたりはどこへ向けても系外銀河は写るのですが
左上がM58、右中がMGC4564、その下にV字型に見えるのがNGC4567とNGC4568

M58 NGC4564 NGC4567 NGC4568
NikonDf イプシロン160 D:160mm f:3.3 
2015年3月21日
露出時間23h32m18sから148秒×8フレーム ISO:3200 RAW
三鷹光機GN170で自動追尾





同じ写真から別の場所を拡大M58の少し東側にあるM59M60周辺です
中央にあるのがM59、下側の大きなほうがM60、あと小さな銀河が5個以上見えます

M59 M60 
NikonDf イプシロン160 D:160mm f:3.3 
2015年3月21日
露出時間23h32m18sから148秒×8フレーム ISO:3200 RAW
三鷹光機GN170で自動追尾










銀河密集地帯の焼く10度北東にあるM64黒眼銀河です


M64
NikonDf イプシロン160 D:160mm f:3.3 
2015年3月21日
露出時間24h27m07sから148秒×6フレーム ISO:3200 RAW
三鷹光機GN170で自動追尾






しし座にあるトリオ星雲です
見やすい銀河M65、M66、NGC3628の銀河です三つ並んでいるので探しやすく見やすい銀河です
左の真横から見えるようなNGC3628、右側上がM65その下がM66

M65、M66、NGC3628
NikonDf イプシロン160 D:160mm f:3.3 
2015年3月21日
露出時間23h32m18sから148秒×8フレーム ISO:3200 RAW
三鷹光機GN170で自動追尾






おおくま座にあるM81とM82です
大きな楕円銀河がM81、M82は二つの銀河が衝突しているよう姿です
数年前にはこのM82にかなり明るい超新星の爆発がありくっきりとその
超新星が写っていました


M81 M82
NikonDf イプシロン160 D:160mm f:3.3 
2014年12月27日
露出時間25h24m17sから88秒×16フレーム ISO:3200 RAW
三鷹光機GN170で自動追尾

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

球状星団

2015-09-26 17:59:13 | 写真
いくつかの球状星団を撮影できたので比較してみます


各写真は撮影日も違ってフレーム数も違うのですが
大きさの比較になると思います
対象が小さいので拡大していますが拡大率はなるべく同程度しました
縦横は当初の構図の関係で立構図、横構図だったので上下が南北にならず
90度回転したものもあります


M3
NikonDf イプシロン160 D:160mm f:3.3 
2015年3月21日
露出時間24h58m35sから148秒×4フレーム ISO:3200 RAW
三鷹光機GN170で自動追尾





M5はへび座にある大きな球状星団です
彗星発見にあこがれた中学生の頃望遠鏡を流していると
偶然に視野に入ってきて新彗星と胸躍らせたことがありました
今考えればこれほど明るく大きな彗星だったら既に誰が発見していて
長い尾が見えるはずで懐かしい思い出です

M5
NikonDf イプシロン160 D:160mm f:3.3 
2015年3月21日
露出時間27h23m20sから99秒×5フレーム ISO:2500 RAW
三鷹光機GN170で自動追尾






M13は北半球で見られる最大級で最も明るい球状星団です
望遠鏡でも探しやすく明るいのみやすいのが特徴です

M13
NikonDf イプシロン160 D:160mm f:3.3 
2015年3月21日
露出時間26h02m08sから118秒×8フレーム ISO:3200 RAW
三鷹光機GN170で自動追尾






M22はいて座の球状星団で銀河の中心付近の方向のためあちこちに明るい星雲星団
がひしめいている所です、双眼鏡で流せば一番綺麗に見えるところでもあります

M22
NikonDf イプシロン160 D:160mm f:3.3 
2015年9月11日
露出時間21h50m01sから176秒×8フレーム ISO:800 RAW
三鷹光機GN170で自動追尾






北半球の日本では超が付くほど低空になりますのでなかなか見るチャンスがない
全天で最大の球状星団ですかなり大きいのですが低空のため空気が澄んでいないと
綺麗に見えないのと山や雲で覆われることが多く観測条件が厳しい球状星団です
ハレー彗星が地球に近づいたときに南で見やすいというのでグァムに行くツアーの
時に現地に設置していた30センチ望遠鏡で見たオメガ星団が色もクリアで大変大きく
見えてすばらしく綺麗に見えた思い出があります

オメガ星団
NikonDf イプシロン160 D:160mm f:3.3 
2015年3月21日
露出時間25h32m47sから118秒×4フレーム ISO:2000 RAW
三鷹光機GN170で自動追尾



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

角島へ行きました

2015-09-23 21:58:18 | 日記
先日、角島行きました今回で二回目です
いろいろなコマーシャル映像に出ていますがやはり綺麗です
シルバーウィーク前の日曜でしたが
何十台ものバイクの仲間でのツーリング
それも1000ccを越える国産大型バイク、ハーレーダビットソンの集団
英国車ミニの集団、ポルシェカブリオレやカレラ等々いろいろな車が
集まってきていました
珍しいのでいうと少年たちの改造バイクが10台くらいゆっくりと走りながら
の爆音を轟かせた空ぶかししながらの走行、しかもおじいさんへ手を振りながら
の走行(これは笑った)
天気も久しぶりの快晴だそうで真っ青な空とコバルトブルーの海
そして低く長く続く橋
とても綺麗です






































隣には西長門リゾートのホテルがあり
この絶景を満喫できます
一度泊まってみたいものです















道の駅もありますこの先にはキャンプ場もありキャンプをするのも良いでしょう





















島の先端部分居は灯台があり
その更に先には映画ヒーローでロケされたらしい防波堤もありました




























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どっちが正しい?

2015-09-23 21:37:21 | 写真
天体写真を撮って画像処理ソフトで現像そして強調処理するのですが
毎日その処理をやっていると感覚が麻痺してきていったいどれが本当の
色なのか分からなくなってきました
天体写真は昼間の写真と違って対象が暗い場合がほとんどであり
暗いものをじっと眼を凝らして見ていても人間の目は暗闇では
瞳孔が開き僅かな明るさを引き出そうとする反面色の感覚がなく
なります、特に星雲を双眼鏡や望遠鏡で見る場合色は感じずに
なにやらボーっとする塊のようなものが見える程度です
実際の色なんてとても見えたものではありません
そんな対象をカメラで撮影してパソコンで現像して強調処理して
モニターで浮かび上がらせてみてもいったいどれが本当の色なのか
分かるはずもありません
しかも画像処理ソフトのパラメータの値をスライドするだけで
大きく色が赤や青に傾きます。
なるべくナチュラルになるようにあちこちいじらないようには
していますがどれほど変わったのかも訳が分からなくなって
しまいます。
そんななので一度完成したものを再度一から処理をすると仕上がりが
変わっていることも多々あります

このアンドロメダ星雲の写真もですが
同じ素材を別々に処理して完成として二枚を比べると大きく変わっています
いったいどっちが正しいの?








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする