昨夜に続きペルセウス流星群を撮影してきました
昼にはここのところ連続で雷注意報がでるような天候で曇りがちでしたが
夜には晴れマークの天気予報のサイトと曇りマークが朝まで続くサイトでしたが
GTV天気予報では薄く雲はあるものの概ね晴れると予報が出ていましたので
出かけることにしました。家を出る時は星がでてほぼ雲なしでしたが
いつもの野呂山に登る道路からはベタ曇で星がまったく見えない状態でした
21時半に現地に着いてもベタ曇のままで帰ろうかとも思ったのですが折角高速代を
使って来たので2・3時間待ってみることにしました
そしてだんだんと22時前から雲が切れ始め23時を過ぎると満天の星が現れました
ポータブル赤道儀をセットして撮影を開始して、椅子に座って双眼鏡で
アンドロメダ大星雲をみるとすっきりと綺麗に見えました
昨夜と違って駐車場にはこの曇りのせいかペルセウス流星群のピークを
過ぎたこととベタ曇だったことで他に流星観測するような人は見かけませんでした
このペルセウス流星群は7月下旬から1時間に数個程度の流星が流れ
その少ない状態を維持しながら少しずつ増えてきます。
私が中学生だった40年以上前には夏休みには毎晩朝まで計数観測をして
8月2日の頃にはほんの少し盛り上がる小ピークがあったものです
最近の観測データではそのことは記述がないのでほぼ消滅したのでしょう
そしてピークの2・3晩前後に集中して条件さえ良ければ1時間に50個以上は
見ることが出来ます
そしてピークを過ぎると一気にその数が減って消滅していきます
昨晩は雲の晴れ間から頻繁に流星を見ることが出来て快晴であれば
40個50個は確実に見ることが出来たでしょう
結局この夜は雲が再び全天を覆った1時に撤収するまでの2時間で10個ちょっと
しか見ることが出来ませんでした。
ペルセウス座がまだ低い時に毎年恒例ですが夏の大三角形が頭の真上にきて
いるので撮影しました
こと座のベガ、白鳥座のデネブ、わし座のアルタイルの1等星で形成される
二等辺三角形です
古来日本ではベガの織姫星、アルタイルの彦星で有名です
ちなみにこの大三角形の短辺を軸にして反対側に折り返したところに北極星があります
夏の大三角形
NikonDf ニッコールO.C35mm/f2 絞り5.6 露出時間23h33m23sから176秒間 ISO:1600 W/B:4000K
ペルセウス座を流れる流星
NikonDf ニッコールO.C35mm/f2 絞り4 露出時間24h05m40sから29秒間 ISO:3200 W/B:3800K トリミングあり
輻射点近くの流星、近くを人工衛星が通過しています
NikonDf ニッコールO.C35mm/f2 絞り4 露出時間24h17m37sから29秒間 ISO:3200 W/B:3800K トリミングあり
この流星は経路と流星群の特徴である緑色が薄いのでペルセウス座流星群には属さない流星と考えます
NikonDf ニッコールO.C35mm/f2 絞り4 露出時間24h23m11sから29秒間 ISO:3200 W/B:3800K トリミングあり
追尾なしの固定での撮影です 2個の流星が写っています右下はプレアデス星団です
NikonDf ニッコールO.C35mm/f2 絞り5.6 露出時間24h38m03sから29秒間 ISO:3200 W/B:3800K トリミングあり