今日は快晴だったので
前回うまくいかなかったタイプラプスムービーの
撮り直しをしてきました
撮影途中イスに座ってゆったりと星を眺めていると
すーーっと1等星くらいの流れ星がゆっくり流れていくのが見えました
セッティングしていた2台のカメラのどちらにも写っていたのでアップします
北アメリカ星雲です
ニッコール105mm f/5.6 88秒 ISO3200
7枚の写真を加算平均合成してみました
その他のデータは上の写真と同じですが
レタッチで少し変わったかもしれません
ブログへアップするのにモニター上での見た目は
あまり変わらないかもしれませんが
元のサイズではノイズが大きく軽減しています
このカメラもなかなか銀河の中の赤い星雲を
写すことが出来るようです
よく北アメリカ星雲を強調するため
全体がしつこいくらい赤っぽい写真が
多いのですが
自分的にはこれくらいが限度です
今から35年位前になるか
このレンズで同じ構図でコダックHαという
特殊なフィルムで撮影した写真が天文雑誌に
掲載されました
当時のこのフィルムは非常にデリケートで
冷蔵庫で保管し、R64という特殊な赤フィルターを使って
赤外域の波長のみで撮影するため
無限遠のピントが無限マークに合わず事前に試写して
ピント位置を探ってから本番撮影
現像も温度管理が厳しくてフィルムベースが柔らかいので
剥がれやすくものすごく丁寧に慎重に現像したものです
それが今ではこれほど簡単にお手軽にしかも
非常に鮮やかに撮影できるようになったのは
すばらしいです