えーかげんなヤツじゃケー

いつ飽きるかわからんけどできるところまで

12月29日の木星

2023-12-31 11:29:28 | 写真

12月29日の木星ですこの日以降からは天気も下り坂となる予報で今年最後の木星とな

ります

この夜もシーイングはベストな状態で前回の27日で最後かと思った最良の夜がまたもこ

の夜にやってきました27日ほどでは無いですが確実に今シーズンのベスト3に入る最良

のシーイングで惜しいのはPM2.5の影響かほんの僅かに透明度が落ちている事でした

そんな夜の木星像はピタッと落ち着いていて凄く細かなちぎれるような縞模様の濃淡がは

っきりと見えていてパソコンのSharpCapのモニター画面でもしっかりと確認でき

る状態、動画を取り込んでAutoStakkert!3ソフトでスタックした後Reg

istaxソフトで模様を浮かび上がらせると一瞬にうおっと声が出るほどに鮮やかに濃

い模様が見えていました、撮像しながらその場でパソコンのソフトで画像処理を進めるに

つれ次から次と最良の木星像が浮かび上がり釣りで言う所の入れ食い状態が続きました

それぞれの木星像を見るとどれも良く解像していてバラツキがあまりないので良好なシー

イングが継続してい事が伺われます、大赤斑の右側(木星の東寄り)濃いベルト(南赤道

縞)は普通でもよく見えているのが更に細かなうねりがあるのも見えます、左側(木星の

西寄り)には木星の速い自転で木星の大気ガスが大赤斑に当たり5つの丸い渦巻となった

姿も良く解像して見えています、大きな縞模様の北側にある北赤道縞も複雑にうねってい

る姿が良く見えています、木星はガスの大気に覆われていていつも変化のない模様が大赤

斑くらいで縞模様はころころと形を変えるため毎回違った姿が見えるような気がします

(通常惑星の画像は望遠鏡で見たそのままの姿の南を上にするのですが私は普通に北を上

にしています)

撮影動画データ量も一晩平均100MB消費のところこの夜だけで160GB使ってしま

い容量の少ないラップトップパソコンでは直ぐに満杯になります

 

望遠鏡 タカハシ FSQ106  D:106㎜ fl:530㎜ F5 

カメラ  ZWO ASI462MC  IR/UVカットフィルター使用

Astro Capure Software    SharpCap4.0

Stacking Software   AutoStakkert!3

wavelet Software            Registax6.0

画像処理Software   StellaImage9

 

FMCショートバロー

2023/12/29 19h19m20s

Gain=220

露出時間 Exposure=16.6560ms

FrameCount=2792

FramePercentage 50%

 

2023/12/29 19h29m23s

Gain=250

露出時間 Exposure=12.0200ms

FrameCount=6527

FramePercentage 50%

 

2023/12/29 20h32m31s

Gain=270

露出時間 Exposure=9.4110ms

FrameCount=6867

FramePercentage 50%

 

パワーメイト5×

2023/12/29 17h44m35s

Gain=300

露出時間 Exposure=6.1760ms

FrameCount=6835

FramePercentage 50%

 

2023/12/29 18h05m41s

Gain=250

露出時間 Exposure=10.7820ms

FrameCount=2609

FramePercentage 50%

 

2023/12/29 19h37m04s

Gain=250

露出時間 Exposure=10.4930ms

FrameCount=6622

FramePercentage 50%

 

2023/12/29 19h50m05s

Gain=250

露出時間 Exposure=10.2110ms

FrameCount=3100

FramePercentage 50%

 

2023/12/29 20h06m37s

Gain=250

露出時間 Exposure=9.9370ms

FrameCount=6510

FramePercentage 50%

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12月29日の月

2023-12-30 14:31:26 | 写真

12月29日の月齢16.6の月です

満月を過ぎて少しずつ欠けてきています

 

 

2023/12/29 23h12m59s

Gain=50

露出時間 Exposure=0.9290ms

FrameCount=1189

FramePercentage 10%

IR/UVカットフィルター使用

3フレームをモザイク合成

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12月27日の木星

2023-12-30 11:53:31 | 写真

12月27日の木星です、前日の夜にも木星を撮影しましたが晴れ間が続かずに雲に覆わ

れせっかくの衛星イオの影が木星本体の大赤斑に落ちる現象だったのに通り過ぎる雲とシ

ーイングに恵まれずに残念な結果となっていました、これで今年の惑星撮影のシーズンも

終了かとあきらめ気味でしたが27日にも快晴の気持ちの良い穏やかな小春日和の天気で

安定した空模様となり今年の最後の木星と思って望遠鏡の温度順応からしっかりと準備万

端撮影をはじめました

すると何という事でしょう木星がピタッと停まって見えているじゃないですか極小さなユ

ラユラはあるものの本体の模様もしっかりと停まって見えています、冬の拡大撮影は燃え

盛る炎の向こうに見える景色のように超が付くほどのユラユラの像でしかイメージが無か

ったのが真夏の夜のようなどんよりとした静かで落ち着いた木星が見えていました

恐らく今年の木星像の1位2位となるような素晴らしいシーイングの夜でした、思うにこ

の最高なシーイングは昼から夜に変わる空が暗くなる時間帯が海からの海風から陸からの

陸風に切り替わる時間帯で、空気の移動が少なくピタッと大気が停まるためかもしれませ

んその時間帯に木星が高く登ってきた今の時期が見頃なのでしょう

 

望遠鏡 タカハシ FSQ106  D:106㎜ fl:530㎜ F5

カメラ  ZWO ASI462MC  IR/UVカットフィルター使用

Astro Capure Software    SharpCap4.0

Stacking Software   AutoStakkert!3

wavelet Software            Registax6.0

画像処理Software   StellaImage

 

ちょうど四大衛星のユウロパが木星本体前を通過中でその影が落ちていました

FMCショートバロー

2023/12/27 18h56m28s

Gain=200

露出時間 Exposure=19.9630ms

FrameCount=2516

FramePercentage 50%

 

2023/12/27 20h01m35s

Gain=250

露出時間 Exposure=10.8290ms

FrameCount=6915

FramePercentage 50%

 

2023/12/27 20h22m42s

Gain=250

露出時間 Exposure=10.8290ms

FrameCount=6673

FramePercentage 50%

 

パワーメイト5×

2023/12/27 18h10m20s

Gain=250

露出時間 Exposure=10.8310ms

FrameCount=7849

FramePercentage 50%

 

2023/12/27 18h17m50s

Gain=220

露出時間 Exposure=15.6330ms

FrameCount=2618

FramePercentage 50%

 

2023/12/27 19h04m05s

Gain=200

露出時間 Exposure=18.9070ms

FrameCount=2674

FramePercentage 50%

 

2023/12/27 19h09m24s

Gain=250

露出時間 Exposure=10.2560ms

FrameCount=2449

FramePercentage 50%

 

2023/12/27 19h19m58s

Gain=250

露出時間 Exposure=10.2560ms

FrameCount=2508

FramePercentage 50%

 

2023/12/27 19h49m12s

Gain=250

露出時間 Exposure=10.2560ms

FrameCount=7038

FramePercentage 50%

 

2023/12/27 19h55m21s

Gain=300

露出時間 Exposure=5.4140ms

FrameCount=7427

FramePercentage 50%

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12月27日の満月

2023-12-28 12:26:38 | 写真

12月27日の月齢14.5の月で2023年の13回目の満月です

最近はコールドムーンと言われるようですが深夜になるとほぼ天頂付近を通過しているの

で冬の澄んだ空気により凄く白くて綺麗で冷たくてひんやりした真ん丸な満月を見ること

が出来ます、今から41年前1982年12月30日に皆既月食がありましたその時は最

高の快晴で天気が良く寒々した夜空で真っ暗になっていく月を凍えながら見た思い出があ

ります

 

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12月26日の木星

2023-12-28 12:14:27 | 写真

12月26日の木星です

快晴の天気でこの夜もばっちりと木星が撮影できるといつものように明るい時間から望遠

鏡を外の出して温度順応させ準備万端、空が暗くなっていざ撮影を始めてしばらくは雲も

無く順調かと思っていたら段々と薄雲が覆い始めそしてウロコ状の雲も通過してきて薄雲

を通しながらの撮影となりました、更にシーイングもこの季節らしい激しいユラユラで空

気の存在がはっきり目視できるような木星で模様がはっきりしません真冬に入りもう惑星

撮影のシーズンも終了を迎える頃でしょうか

ステラナビゲーターで事前に木星面を確認するとせっかく大赤斑が顔を覗かせてくるタイ

ミングと四大衛星のイオの影が大赤斑に重なる現象が見えそうでしたが無理のようでした

 

FMCショートバロー

2023/12/26 18h53m37s

Gain=250

露出時間 Exposure=10.9790ms

FrameCount=3474

FramePercentage 30%

 

左側から衛星イオが接近して来ています

パワーメイト5×

2023/12/26 19h01m48s

Gain=250

露出時間 Exposure=10.3980ms

FrameCount=2690

FramePercentage 30%

 

イオが木星の全面を通過して影が見えてくる頃ですがこの後雲に覆われました

2023/12/26 20h55m41s

Gain=250

露出時間 Exposure=10.9800ms

FrameCount=6822

FramePercentage 30%

 

 

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