えーかげんなヤツじゃケー

いつ飽きるかわからんけどできるところまで

スポラディックE層が活発のもよう

2023-06-21 11:14:14 | 趣味

二週間前にカキツバタを撮影するため北広島町八幡湿原に向かった帰りの山中の車中でスポ

ラディックE層のいたずらによる極久しぶりに中国のFM放送を聴いて感動したばかりです

が再び同じような体験ができるかもと同じルートを辿ってみました。ネットでは最近活発に

活動している情報もあったので胸膨らませてのオーストラリア放送局のワライカワセミの鳴

き声を聴いていた中学生以来のブロードキャスティングリスナー(BCL)をして来ました

 

スポラディックE層と言うのは春から夏にかけて100Km上空付近に突発的に発生する特

殊な電離層のことです、AMラジオの中波放送は夜になると昼間とは違う電離層による反射

で遠い放送局の放送も受信しやすくなります、FMラジオの超短波(VHF)の電波は基本

アンテナが見通せるような短距離向きのため狭いエリアでの放送局が多いのですがスポラデ

ィックE層という濃い電離層が突発発生すると地上から上空に漏れた電波が跳ね返ってきて

通常では絶対に届かないような遠距離に電波が伝搬することで日ごろ聴くことが出来ない遠

い放送局の電波も受信できるようになります。

特にアマチュア無線愛好家は日ごろ通信できない相手と通信できるとして注目している現象

です

山中の谷あいの道路を進んで坂道もだんだん急こう配にになり始めてくると標高も高くなっ

てきて民家もどんどん少なくなり地上波のFM放送もとぎれとぎれになってきますIC降り

たころの気温も27度から22度くらいまで下がっていて気持ち良いドライブが続きます

地上波のFMのNHKや民放がすっかり聴こえなくなってきたころFMカーラジオの自動受

信によるキャッチした局の周波数の表示に変化現れて始め雑音に混じって微かに中国語が聴

こえてくるではないですか直ぐに駐車場と運動場がある近くの深入山グリーンシャワーオー

トキャンプ場に停めて持ってきたポータブルラジオで0.1MHz毎動かして受信してみた

ところなんとまあチューニングで周波数を変える毎に次から次へと違う中国語が聴こえる状

態に遭遇してしまいました、昔スピルバーグが関係した映画でポルターガイストと言う映画

があって調査に呼ばれた学者が部屋の中の家具が1年で数センチ動いたことを体験したと言

っていたがそのドアを開けると部屋中で物がビュンビュン飛び交って空いた口が塞がらない

というシーンがありましたが今回の中国のFM放送の受信はそれに似たような状況で2もし

くは3の放送局が受信できればと思っていたらデジタルチューニングボタンを押す毎に放送

局が引っ掛かるというような状況でした、時間を掛けてじっくり調べた訳では無いですがざ

っくりと中国FM局が多い88MHzから110MHzあたりまで調べてみました

 

以下が受信した中国と韓国のFM放送局の番組です

面白いのは韓国放送局のCMのような音声が聴こえたりリスナーとの電話の会話があったり

韓国のKBS放送局でしょうかKBSと言っていました

離れた小さい出力のアンテナ同士が発した同じ周波数の電波でしょうか混信してるのもあり

ました

 

カーラジオでは

88.4 MHz  中国語
89.4 MHz  中国語
89.5 MHz  中国語

 

ポータブルFMラジオでは

87.5 MHz  中国語(混信あり)
88.0 MHz  中国語
88.4 MHz  中国語
88.8 MHz  中国語
89.5 MHz  中国語
89.6 MHz  中国語
89.7 MHz  中国語
90.1 MHz  中国語
91.7 MHz  中国語
91.8 MHz  中国語
92.7 MHz  中国語
95.2 MHz  中国語
97.4 MHz  中国語
98.0 MHz  中国語
98.9 MHz  中国語
100.8 MHz  中国語
102.1 MHz  中国語


94.9 MHz  韓国語
98.7 MHz  韓国語
99.9 MHz  韓国語
101.1 MHz  韓国語
104.1 MHz  韓国語
105.7 MHz  韓国語
106.1 MHz  韓国語
106.9 MHz  韓国語
107.3 MHz  韓国語
107.7 MHz  韓国語

 

おまけ

AM放送(スポラディックE層には無関係)

558  kHz  韓国

 

 

 

 


 
 


 
 


 


 
 


 
 


 
 


 
 

 

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CMOSカメラ

2022-05-28 19:05:27 | 趣味

天体写真専用の冷却CMOSカメラを購入しました

新機種が発売されるタイミングでたまに値下げすることがあるのでそれを待っていたら

5月の連休中に最近の円安で価格改正で値上げというニュース

急ぎ天文ショップへ問い合わせてなんとか滑り込みで旧価格で購入できました

いつかは電視観望を試したいと思っていたので電視観望と特殊フィルター併用による

自宅からの散光星雲の撮影を試してみたいです

今回購入したCMOSカメラは天体を撮影するためノイズを低減さるためにセンサーを

冷却するカメラでこれによりデジカメ一眼でいうISO感度であるゲインを上げても

熱ノイズを抑えることが出来ます

カラータイプとモノクロタイプがあって断然モノクロのほうが高性能で高精細なのですが

モノクロはLRGBフィルターで分割してパソコンで合成してカラー化しますが

工程がどんどん多くなって大変なのと電視観望にはカラーカメラのほうが使いやすい事で

ASI294MC Pro というカメラでセンサーサイズがフォーサーズサイズの物にしました

 

 

 

 

これまで惑星撮影用の小型のCMOSカメラのASI462MCを使っていたのですが

並べてみると冷却のため機構が内蔵されているので筐体は大きなっています

 

 

 

 

センサーもスマホ並みの1/2.8に比べてフォーサーズサイズは大きいです

 

 

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1月19日に地球に接近する小惑星

2022-01-13 18:34:17 | 趣味

今日のニュース記事で1月19日に地球に接近するアポロ級小惑星のことが出ていました

その小惑星は (7482) 1994PC1

直径約1.1kmの中型小惑星だそうで日本時間19日の午前6時51分に最接近します

接近距離は約190万kmということで月までの距離38万kmに比べると断然遠いです

月と同程度まで接近して衝突するかもと大騒ぎした接近に比べると遠いでしょうが小惑星

の接近では比較的近い部類だと思われます

早速ステラナビゲータでデータをダウンロードしていつどのあたりを通過するかシミュレ

ーションしてみました

非常に観測しやすく移動するのですが1月18日が満月なのが気になりそうです、でも

彗星と違って小惑星は点像なので10等級程度の明るさでその気になれば標準レンズでの

撮影でも簡単に見つけることは出来そうです時間をおいて撮影で大きく移動する姿が見ら

れるでしょう

 

1月16日から22日までの21時の位置(星図は18日21時の夜空)

 

 

 

 

 

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天体用アイピース

2020-10-25 16:12:16 | 趣味

私がこれまで使ってきた天体望遠鏡のアイピースは

中学生の時に買ってもらったアストロ光学の10センチ反射望遠鏡に付属していたミッテンゼーハイゲンス(MH)7mmと

12.5mmと25mm

高校生の時にアルバイトで貯めたお金で買った高橋製作所のTS式65mm屈折赤道儀P型に付属していたオルソ(Or)

アイピース7mmと17mm

後に追加で赤道儀に載せた写真レンズで天体写真を撮るため十字線が張られたアイピースの星をジーッと見ながらハンドルを

チビチビと動かして星を追いかける手動ガイドのケルナー(K)12mm

そして当時のアイピースは視野が狭いものばかりの中広角視野の代表格エルフレ(Er)32mmという特殊なアイピース

です

昔のオルソアイピースでもその後に購入したフローライト(蛍石)を使ったFC60mmアポクロマート鏡筒では色収差の無い

クリアで素晴らしい月が綺麗でした

でも惑星観望ではいくら色収差が激減してもさすがに倍率が低いので3倍バローレンズで214倍にして眺めていましたが像は

大きくなるものの余計な光学系が加わったことでシャープさが落ちぼけた像が大きくなるだけの見ていても感動は少なく本気で

見たければ大きな口径の公共天文台に行けばいいやと追加購入せずにそのままでいました

このころの古いアイピースは径1インチ(24.5mm)でツアイスサイズアイピースと言われるもので、今は31.7mm

のアメリカンサイズアイピースと言われるものに切り替わり販売されていないようです

アメリカンサイズアイピースはより贅沢な設計になり広視野に進化しマルチコーティングでシャープさやコントラストや色乗り

に優れているようですが私の望遠鏡は口径が60mmと小口径なので期待できずアメリカンアイピースは手に入れることは

無かったです

惑星観測での思い出は高校生のころに10センチ反射望遠鏡でオルソ7mm142倍で木星をたった一夜だけ最高中の最高の

シーイングの時に縞模様がうねる様にごく小さな模様がぴたりと動かずに見えた思い出ああります、夕方から外へ放置したまま

深夜に観測したので望遠鏡の気温順応がしっかりできていたのかもしれませんその頃木星のスケッチも続けていてそのたった

一度だけのその夜が凄かったことがありました

 

さらに1994年の起きたシューメイカーレビー彗星の木星衝突のときにFC60mmで3倍バローレンズでOr7mm214倍

で見ると小望遠鏡ではさすが見えないだろうと言われていた衝突痕が見えた時は衝撃でした。

当初言われていたのが普通のアマチュアの小さな望遠鏡では衝突現象はまず見えないと言われていて衝突するだろうころに

公共天文台に行って5センチの大望遠鏡で見させてもらったけど衝突前だったのかシーイングが良く無かったのか

はっきりと見えなかったです

ところが数日後に自宅の小さな60mm望遠鏡で木星表面に黒い点が見えたことに驚きすごく感動したものです、大きな木星

の表面に小さな鼻くそのような黒く丸いものが見えしかもはっきりと、こんな小さな望遠鏡でも見えた世紀の天文現象に出会た

と鳥肌ものでした

 

その後20年前だったか大阪の望遠鏡ショップKYOEIに立ち寄った時に販売終了をアナウンスしたペンタックスの拡大撮影

用アイピースXP3.8mmが残り一個がたまたま目に入り欲しいと思った時には手に入らなくなる今買っておかないと後悔する

と思い切って買った思い出があります

2003年の火星大接近ではこのペンタックXP3.8mmに2倍バローレンズ併用での263倍にして火星の一番有名な模様

大シルチスもよく見えました、シュメーカーレビー彗星の時と違って所詮口径60mmなのでほかの小さな模様ではそれほど感動

は無かったです

惑星観測ではより大きな口径の望遠鏡よりもシーイングのほうが重要で小口径のほうがその影響を受けにくいともいわるのですが

60mmではさすがに限界があり写真撮影もしませんでした

 

そんなこんなで私が所有する小さな60mm屈折望遠鏡で惑星を見ることはずっと諦めていたのがFSQ106EDPを手に入れた

ことで久々に惑星にも興味が湧き始めてきて今年10月6日に最接近する火星を見てみたくなり、だんだん遠ざかって今年同等の

大きさで見えるようになるには2033年になるという記事を見ると我慢ができなくなり最新の惑星用アイピースを使ってみたいと

追加で惑星向けアイピースを購入することとしました、それが惑星観測用のアイピースTOE2.5mmです。

火星は表面輝度が明るいので高倍率でもよく見えるのですが手持ちのアイピースではXP3.8mmで139倍Or7mmで75倍と

少々物足りません、昔からあるバローレンズを使いたくても望遠鏡の構造上後群レンズに干渉しそうで使わないほうが良さそうなので

新たに惑星用アイピースを購入しました

TOE2.5mmは530mmの焦点距離なので212倍となり火星は見やすい大きさで見え見え味はさすがに最新設計と径の大きな

アメリカンサイズアイピースだけあり切れというかシャープさは鋭いですがXP3.8mmと比べると木星を見ても火星を見てもなんか

モヤっとする像で模様の色が濃くないです、アイレリーフは長く覗きやすく一流品だと思います

一方XP3.8mmはもともと眼視用ではないのでアイレリーフが短く小さな針の穴を除くようで見にくく扱いやすさでは劣ります

倍率も139倍なので若干火星像もちいさく目を凝らしながら模様を凝視するようになります、でも拡大率が小さいためかコントラスト

もよくいわゆるヌケがいいように感じて模様が濃く見えます、解像度もシャープで切れが良いです。

本来はメーカーが推奨する焦点距離を延ばすエクステンダーQ1.6×を併用するのが良いのでしょうがただ惑星を見てみたいだけなのに

更なる出費となるので難しいです。

今は眼視使用よりも撮影が主体なのでXP3.8mmの出番が多いです

 

 

 

 

45年前のアイピース

 

 

当時特殊なアイピースでした エルフレ32mm

 

 

 

 

ペンタックスXP3.8mmアイピースの箱

 

 

 

 

ペンタックス XP3.8㎜

タカハシ Or7mm

タカハシ Or17mm

 

 

それぞれのアイピース長さ比較

 

 

タカハシ TOE 2.5mm

タカハシ Er 32mm

ペンタックス XP3.8mm

の大きさ比較

 

 

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昔の撮った写真に流星が写っていた

2020-06-06 11:50:24 | 趣味

今から6年前のタイムラプス目的で撮影した1032フレームの写真を見直していたら

偶然に大きな流星が映り込んでいるのに気が付きました

タイムラプス動画では1000フレームの中のたった1フレームなので気が付かずにいた

飛行機の軌跡が数多く映った一連の写真を一フレームずつ見ていると突然極端に飛行機よりも明るく一筋の太い流星が

実際の現場であれば結構明るいので気が付くはずなのによそ見していたのかな

2台のカメラで撮影していたのでどちらにも映っていました

 

 

2014/10/23 19h29m08s  
NikonDf NIKKOR28mm f/2.8  f4 10秒 ISO6400
三脚で固定

 

 

 

2014/10/23 19h28m37s  
NikonD300 AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G(18mm)  f3.5 30秒 ISO800
三脚で固定

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