地球に大接近した小惑星 2012DA14 を撮影しました
早めに就寝し深夜2時に起きてみると空はべた曇り
しかも小雪もちらつき気味の天候
無駄になるか考えてみたけどWebの雲レーダーでみると
南ほど雲が少なくわずかな望みをかけて出発することにしました
場所は平生町大星山展望台
出かけるかどうかで迷い時間をロスし現地に着いたのは4時30分ころ
久しぶりだったので山頂手前で迷ってしまいさらに時間をロスしました
到着直前まで星は見えていたのに車を降りるときは空一面に雲
急いで三脚をセットし、カメラを取り付け無限大のピント調節をし
インターバルの設定等を済ませて西の空に向けて撮影開始しました
この時点でも星は見えない空
この場所は西の空は開けているのですが周防灘からの風を山で
受け止め風が非常に強いのでが無風で2月なのに暖ったかでした
20分くらい経つと雲が切れ始め少しずつ星が見え始め
双眼鏡で小惑星を確認しようにも雲の穴が開いたような空で
周りの星との位置関係が確認できないのでとにかく空に向かって
連続で撮影することしかできませんでした
星が見え始めたコマをLightenCompositeで合成し
明るさ、コントラスト、シャドー調整してみると星の日周運動よりも
速い速度で写っていました。
予報光度は7等級と双眼鏡では楽々見える明るさでしたが
動きが速いため非常に薄くにしか写っていません
もっとISO感度を上げるか露出時間を延ばせばもっとよく写ったか
もしれません
1コマわずか30秒ですがわずか30秒でこれほど移動していることになります
失敗だったのが長秒ノイズリダクションONにしていたので
カメラが処理する間撮影を飛ばしていたので間が空きました
データは
5h17mから25m 8コマ合成
ISO1000 30秒 f3.5 18-70レンズ18mm(35㎜換算28mm)
画面中央に横に線を引いて写っています
拡大してみると