えーかげんなヤツじゃケー

いつ飽きるかわからんけどできるところまで

過去の大彗星を再現してみました

2021-05-27 19:01:57 | 日記

前回、紀元前の北極星をステラナビゲータ10で再現してみて思ったのですが

過去これまでに見た巨大彗星について思い出してみたくなりシミュレーション

再現してみました

 

昨年2020年の7月に見ることができたネオワイズ彗星から

久々の肉眼彗星になると期待され日本でも明るく見えると期待されたものの

当時日本は梅雨時期であり全国でなかなか晴れる所がなくせっかくの彗星を見る

ことが出来ずにいて

そんな梅雨の雨雲の合間のわずかに晴れることを信じて遠征強行で見る事が

出来た彗星です

夕方太陽が沈んで空がだんだん暗くなる中双眼鏡で予想される方角を

目を凝らしてやっと見つけることが出来た後は周りが暗くなるにつれて

素晴らしいダストテイルの姿が浮かび上がりとても奇麗な彗星でした

 

ネオワイズ彗星 2020年7月17日 20時30分

 

 

次はこれまでいくつか肉眼彗星に出会って来たのですが人生で初めて見る

ことが出来た肉眼彗星がコホーテク彗星でした

 

コホーテク彗星 1974年1月13日 19時30分

 

同じくコホーテク彗星の 19時0分 (少し広視野)

このコホーテク彗星は初めは大彗星と期待されたのですが少々期待が外れた

感は否めず大彗星とまでいかなかった彗星ですが初めての肉眼彗星に感動は

ありました

 

次はウェスト彗星です

この彗星は太陽から遠い位置で発見されるほど大きな彗星と期待されその後

太陽に接近するとその姿は素晴らしい彗星でした

太陽に最接近した直後の早朝に東の空に見えるとの情報で当時自転車で1時間

近くかけて出かけた海岸の空き地で見ました

事前の下見もせずに行った場所だったので遠く海の向こう岸に煙突から出る

煙のようなものが見えてその方向に工場でもあるのかと思いガックリしたら

何と何とそれは巨大な彗星の尾であることがわかり腰を抜かすほどでした

 

ウェスト彗星 1976年3月3日 5時40分

 

同じく 1976年3月3日 5時40分

 

だんだん朝焼けの空から暗い空での彗星を見ることが出来てきてその壮大さは増す一方でした

ウェスト彗星 1976年3月5日 5時30分

 

どんどん高度も高くなり素晴らしい姿がはっきりと見えたものです

ウェスト彗星 1976年3月11日  4時50分

 

ウェスト彗星 1976年3月11日 5時0分

 

 

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一面の厚い曇り空から雨でした

2021-05-27 08:26:00 | 日記
今回のスーパームーン月食
東の空低空でしたが地球に近く大きな月の月食だったので見て
みたかったのですが一日中の厚い曇り空から夜には雨が降る状況
夜空が満月で明るいとか皆既中で暗いとかが分かる事も出来ませんでした
梅雨だから雨が降るのは仕方ないと諦めでしたがふと今は6月?
と勘違いしてしまっていた事に気付き例年なら年間で一番天気が
良く乾燥した空気で絶好の天体写真撮影シーズンのはずが
日中でも晴れの日が続き30度近い気温で
めちゃ暑くてヘトヘト
になるような気候とは真逆
今年の天候の特殊性に驚くほどです

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エジプト時代の北極星

2021-05-24 17:24:14 | 日記

毎月購読している天文雑誌で天文ガイドがありますが最新号の6月号に

5000年の時を経た北極星の見つけ方というのがありました

紀元前3000年というと古代エジプト時代になります

以前何かの書物か何かでこの時代の北極星は誰でも知っている今のこぐま座

のアルファ星でなく他の星だったという事を思い出し早速ステラナビゲータで

調べてみました

その当時の北極星はりゅう座のアルファ星でトゥバーンという星だそうで

3.6等級の星でこぐま座アルファ星ポラリスの2等級よりも暗いですが

当時の真っ暗な空では明るく見えたことでしょう

ステラナビゲータ9でのシミュレーションです

調べてみると古代エジプト時代は大変長くて紀元前4000年から紀元前

2000年と幅がありますのでその真ん中あたりをシミュレーションして

みました

十字で印をつけた星がりゅう座アルファ星トゥバーンです

 

紀元前3000年

 

紀元前2500年

 

紀元前2000年

 

 

 

このような天体シミュレーションソフトは便利なものでかなり過去の空の

模様も再現できるみたいで過去の大彗星を再現してみました

 

1910年のハレー彗星です

ハレー彗星が地球に接近しそのダストテイルの中を地球が通過すると地球の

大気が汚される世界中で大騒ぎとなりガスマスクが売れたとの話も聞きます

今では馬鹿げたような話でも当時は大変真剣だったと思いまわれます

 

ハレー彗星 1910年5月17日 4時

巨大なダストテイルが夜明け前の東の空に60度以上の角度で見えたこと

でしょう

 

百武彗星

次は私もこの目でしっかりと見た百武彗星です

この彗星はそれほど大きくなかったのですが地球に接近して見かけの大きさが

大きく近いために大きく移動する姿が壮観でした。

ダストテイルよりもイオンテイルが刻一刻と変化する姿が凄かった

 

百武彗星 1996年5月26日1時

頭の上を広角レンズでないとその尾の全景を納められないようなイオンテイル

が考えられないくらいの長さ大きさでした

 

 

ヘールボップ彗星

20世紀最大の大きさの彗星で地球との距離は遠かったですがその核の

明るさが凄い彗星でした。7センチの双眼鏡で見ると眩しいほどの彗星核

と薄っすらとスジ状の模様がはっきりと見えるダストテイルが見事でした

 

ヘールボップ彗星

1997年4月4日 20時

 

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モンシロチョウを見ていない

2021-05-24 12:54:00 | 日記
ふと考えてみると今年になってまだモンシロチョウを見ていない気がする
去年からもそんなに見ていないけど新型コロナの感染拡大で外出が減った
事でよく晴れた気持ち良い野原や畑に出掛けていないのが主な要因でしょう
コロナ以前は晴れた日はいつもどこかへ出掛けてたという事でかな
早く宿泊もしくはキャンプ、車中泊でも良いから遠くへドライブでもして
みたいものです
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5月というのに梅雨

2021-05-20 18:15:43 | 日記

今日はまだ5月というのに梅雨の真っただ中。しかもシトシトでなくどっと降る雨で

今年はシーズンの経過が早いです、桜の開花の時もそうでしたが梅雨入りもめちゃ

早くその梅雨の雨も今日はとても強いです

以前九州地方北部で線状降水帯が活発になり大きな被害がありましたがその翌年には

私の住んで居る地域でも同様な線状降水帯による災害がありました

その後には毎年のように同様な大雨による災害が近くで発生していて最近の梅雨は

大雨が普通になってしまっているみたいです

例年であればゴールデンウィーク中にすっきりした五月晴れで爽やかな日があり

その日に合わせて梅雨入り前に望遠鏡やカメラレンズのカビを発生させまいと乾燥

した空気に触れさせて乾かす作業をするのですが今年はなんかスッキリした日がなく

そのまま連休明けに梅雨入りとなってしまいました。

自分的に一年で最高に星見に適した空気が乾燥して夜露は一切なく空気中の塵もなく

スッキリした最高の天気で天体写真が撮れる日が5月25日前後なのですが今年は

その真逆になってしまっているようです。

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