前回、紀元前の北極星をステラナビゲータ10で再現してみて思ったのですが
過去これまでに見た巨大彗星について思い出してみたくなりシミュレーション
再現してみました
昨年2020年の7月に見ることができたネオワイズ彗星から
久々の肉眼彗星になると期待され日本でも明るく見えると期待されたものの
当時日本は梅雨時期であり全国でなかなか晴れる所がなくせっかくの彗星を見る
ことが出来ずにいて
そんな梅雨の雨雲の合間のわずかに晴れることを信じて遠征強行で見る事が
出来た彗星です
夕方太陽が沈んで空がだんだん暗くなる中双眼鏡で予想される方角を
目を凝らしてやっと見つけることが出来た後は周りが暗くなるにつれて
素晴らしいダストテイルの姿が浮かび上がりとても奇麗な彗星でした
ネオワイズ彗星 2020年7月17日 20時30分
次はこれまでいくつか肉眼彗星に出会って来たのですが人生で初めて見る
ことが出来た肉眼彗星がコホーテク彗星でした
コホーテク彗星 1974年1月13日 19時30分
同じくコホーテク彗星の 19時0分 (少し広視野)
このコホーテク彗星は初めは大彗星と期待されたのですが少々期待が外れた
感は否めず大彗星とまでいかなかった彗星ですが初めての肉眼彗星に感動は
ありました
次はウェスト彗星です
この彗星は太陽から遠い位置で発見されるほど大きな彗星と期待されその後
太陽に接近するとその姿は素晴らしい彗星でした
太陽に最接近した直後の早朝に東の空に見えるとの情報で当時自転車で1時間
近くかけて出かけた海岸の空き地で見ました
事前の下見もせずに行った場所だったので遠く海の向こう岸に煙突から出る
煙のようなものが見えてその方向に工場でもあるのかと思いガックリしたら
何と何とそれは巨大な彗星の尾であることがわかり腰を抜かすほどでした
ウェスト彗星 1976年3月3日 5時40分
同じく 1976年3月3日 5時40分
だんだん朝焼けの空から暗い空での彗星を見ることが出来てきてその壮大さは増す一方でした
ウェスト彗星 1976年3月5日 5時30分
どんどん高度も高くなり素晴らしい姿がはっきりと見えたものです
ウェスト彗星 1976年3月11日 4時50分
ウェスト彗星 1976年3月11日 5時0分