自宅からの天体写真です
まず夜空に見える星(恒星)を望遠鏡で見てみるとただ点像に光る光の点でしか見えません
なので普通の星を見てみても何の変哲もなくて面白くないのですが、そんな夜空の星々の中で
星同士が接近して見える星もあります、これらの星のことを二重星と呼ばれます
偶然に見かけの上で星が接近して見える星や実際に近距離で接近している星もありこちらの方
は連星と呼ばれます
冬の星座は一番有名なオリオン座やひと際明るい恒星のシリウスがドーンと輝くおおいぬ座とか
あります、そのオリオン座の2番目に明るい星座の右下にある1等星リゲル、そしておおいぬ座の
一等星シリウスは二重星となっています。
どちらの星も主星が明るく伴星が暗いため暗いほうの伴星が非常に見えにくく観測が難しい
二重星(連星)です
シリウスが主星 マイナス1.4等級 伴星8.4等級
リゲルが主星 0.1等級 伴星6.8等級
機材
望遠鏡 タカハシ FSQ106 D:106㎜ fl:530㎜ F5
笠井トレーディング FMC3枚玉5倍ショートバロー
カメラ ZWO ASI462MC
まずシリウスから
やっぱりというか非常に難しいです106mmの望遠鏡では無理なのか?
露出時間等調整してまたチャレンジしてみます
2022/2/25 19h56m00s
Gain=156
露出時間 Exposure=51.9680ms
125フレーム
リゲル
こちらは何とか写真に収めることが出来ました
212倍のアイピースから肉眼で見た姿では離隔距離は十分あって見やすいです
2022/2/25 20h08m59s
Gain=206
露出時間 Exposure=415.7440ms
104フレーム
続いて快晴の夜空だったのでCMOSカメラで銀河系外星雲を撮ってみました
望遠鏡 タカハシ FSQ106 D:106㎜ fl:530㎜ F5
カメラ ZWO ASI462MC
Astro Capure Software SharpCap4.0
画像処理Software StellaImage9
M81 おおくま座の系外銀河
2022/2/25 21h11m51s
Gain=235
露出時間 Exposure=16s
FrameCount=41
M82 おおくま座の系外銀河
2022/2/25 21h26m30s
Gain=235
露出時間 Exposure=16s
FrameCount=41
NGC2903 しし座の系外銀河
2022/2/25 23h10m32s
Gain=201
露出時間 Exposure=32s
FrameCount=41
NGC3628 しし座の系外銀河
M65とM66と3つでトリオを構成する銀河です
2022/2/25 22h59m54s
Gain=200
露出時間 Exposure=33s
FrameCount=19
M65、M66 しし座の系外銀河
2022/2/25 23h15m07s
Gain=200
露出時間 Exposure=33s
FrameCount=21
M51 おおくま座の子持ち銀河
2022/2/25 23h34m21s
Gain=200
露出時間 Exposure=33s
FrameCount=34
M101 おおくま座の渦巻き銀河
2022/2/25 23h58m46s
Gain=200
露出時間 Exposure=39s
FrameCount=34
M87 おとめ座の楕円銀河
ブラックホールの画像が撮れたと話題になった銀河です
2022/2/25 24h54m01s
Gain=203
露出時間 Exposure=50s
FrameCount=36
銀河の撮影と同時進行でR64フィルター使用の冬の星座を再度撮りました
ぎょしゃ座からおうし座でカリフォルニア星雲も見えます
2022/2/25 19h38m37s 240秒×5フレーム
NikonD810A 50mmf1.2 絞り5.6 ISO6400 R64フィルター使用
ピント位置は無限大とRマークの間 スカイメモRで追尾
2022/2/25 20h21m14s 240秒×5フレーム
NikonD810A 50mmf1.2 絞り5.6 ISO6400 R64フィルター使用
ピント位置は無限大とRマークの間 スカイメモRで追尾
2022/2/25 21h25m12s 240秒×4フレーム
NikonD810A 50mmf1.2 絞り5.6 ISO6400 R64フィルター使用
ピント位置は無限大とRマークの間 スカイメモRで追尾
2022/2/25 22h26m27s 240秒×4フレーム
NikonD810A 50mmf1.2 絞り5.6 ISO6400 R64フィルター使用
ピント位置は無限大とRマークの間 スカイメモRで追尾
2022/2/25 21h59m32s 240秒×3フレーム
NikonD810A 50mmf1.2 絞り5.6 ISO6400 R64フィルター使用
ピント位置は無限大とRマークの間 スカイメモRで追尾