天気予報では全国的に梅雨入りのはずが
毎度のことで今日は一転快晴のいい天気でした
金環日食、金星の太陽面通過という大イベントが終わり
地球上も太陽も落ち着きを取り戻したようです
黒点も小さなものしか見えない状態です
土星の拡大写真にも挑戦です
さすがに表面の輝度は低いのと非常に視直径が小さいので
大変難しい天体です
金星の太陽面通過がありましたが
今回の撮影システムです
まず、ビデオ撮影は金環日食のときと同じスカイメモＲに載せて
自動追尾させます
写真撮影は拡大撮影のため電子シャッターによりミラーブレがない
カメラは Ｎｉｋｏｎ１ Ｖ１
望遠鏡は タカハシ Ｄ６０ｍｍ ｆｌ５００ｍｍ フローライトアポクロマート
拡大レンズは Ｐｅｎｔａｘ ＸＰ３．８ｍｍ
合成焦点距離 ９，５００ｍｍ（３５ｍｍ換算：２５，６５０ｍｍ相当）
赤道儀は三鷹光器 ＧＮ１７０
です
第３接触と第４接触を撮影したかったため
かなり強拡大となりこの赤道儀の能力が発揮できました
本来は天体写真鏡の１６ｃｍイプシロン用に使っていて
ガイド用に６ｃｍも同時に積載するので１５Ｋｇ程度の重量
のところが３Ｋｇ弱になって軽すぎとなり
バランスウェイトは載せてしていません
Ｄ４フィルターなしの太陽像を白い紙に投影してみました
本来の太陽の観測方法です
フィルターなしでは太陽の熱でアイピースのレンズの接着剤
が溶けるのでレンズ枚数の多い高級なＯｒタイプではなく
昔の安い接着剤を使わないＭＨタイプのアイピースを使用
しています
台風の影響で東日本は雨らしいですが
こちらは雲らしい雲が全く無いと言っていいほどの快晴です
太陽を顔に例えると大きなほくろみたいに見えます
移動する金星もよくわかります
今日は金星の太陽面通過がありました
昨夜から快晴の天気で最高の観測日和になりました
第１接触から
拡大レンズ３．８ｍｍで合成焦点距離１０，０００ｍｍ相当で
拡大してみました
大気が揺らめくので円盤状の金星がゆがんだ像になっています
対物レンズのみの５００ｍｍ直焦点での像です
再び拡大撮影
太陽に一番深く入り込んだころです
