土門拳の写真展をしている奥田元宋 小由女 美術館に立ち寄りました
私のイメージでは土門拳は完璧主義の鬼というイメージですがあり
晩年の伊万里焼や古九谷の陶器の写真や古寺巡礼にみる仏像の
黒を主体とした暗い写真のイメージがあります
この仏像写真は真っ暗な夜にシャッターを開けたまま堂内を走り回って
あちこちで何発ものフラッシュ球を焚いて奥行きを出し
陶器の写真ではめちゃくちゃな絞り値で当時のフィルムではカラーバランスが
崩れるような何十秒もの長時間シャッタースピードで撮影したと聞きます
そのような写真とは相反する
昭和の終戦後の東京や広島や筑豊の写真にみる子供の写真は
ものすごく温かみがありずーっと印象が残ることと思います
三次の芸術家といえば奥田元宋
初めて美術館に入ってみました
壮大な三次の風景感動しました
私は近眼でメガネがないとよく見えないのですが
メガネなしでぼーっとはっきりと見えないまま
歩きながら奥田元宋の絵を見ると
なんと立体的に見えるではないですか
なんともリアルな3Dの絵としてみえました
みなさんも一度お試しください