えーかげんなヤツじゃケー

いつ飽きるかわからんけどできるところまで

スーパームーン前の月

2023-08-31 10:29:35 | 写真

今日8月31日はスーパームーンの満月です

正確には日本時間31日10時36分が満月に瞬間だそうですので実際の日本では30

日の夜の明け方もしくは31日の夕方どちらでも満月に見えるはずです

残念ながら昨夜の30日の夜は雲に覆われていて写真を撮ることも見る事も出来ません

でした

でもその前夜29日はスッキリとした快晴でしたのでスーパームーン前の月齢13.1

の月をたっぷりと見ることが出来ました

さすがに夏の夜でまだまだ夜になっても気温が下がらず汗をふきふきでの撮影でした

望遠鏡 タカハシ FSQ106  D:106㎜ fl:530㎜ F5 

カメラ  ZWO ASI462MC

Astro Capure Software    SharpCap4.0

Stacking Software   AutoStakkert!3

wavelet Software            Registax6.0

画像処理Software   StellaImage9

IR/UVカットフィルター使用

 

2023/8/29 22h39m18s FrameCount=286

2023/8/29 22h40m38s FrameCount=366

Gain=100

露出時間 Exposure=0.4520ms

スタック合成2フレームをモザイク合成

 

月の欠け際を拡大しての撮影です

センサーに大きなゴミが2個あります

2023/8/29 22h46m00s 

Gain=150

露出時間 Exposure=14.4640ms

FrameCount=433

笠井トレーディング FMC3枚玉5倍ショートバロー使用

 

2023/8/29 22h46m59s 

Gain=150

露出時間 Exposure=14.4640ms

FrameCount=415

笠井トレーディング FMC3枚玉5倍ショートバロー使用

 

大きなクレーターはシッカルトです

2023/8/29 22h47m38s 

Gain=150

露出時間 Exposure=14.4640ms

FrameCount=362

笠井トレーディング FMC3枚玉5倍ショートバロー使用

 

2023/8/29 22h49m35s 

Gain=150

露出時間 Exposure=14.4640ms

FrameCount=412

笠井トレーディング FMC3枚玉5倍ショートバロー使用

 

ティコの周辺です

2023/8/29 22h50m39s 

Gain=100

露出時間 Exposure=11.7320ms

FrameCount=486

笠井トレーディング FMC3枚玉5倍ショートバロー使用

 

 

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夏の大三角形

2023-08-22 10:58:07 | 写真

ペルセウス座流星群の流星を撮るに合わせて標準レンズによる夏の天の川の目印となる

はくちょう座のデネブ、こと座のベガ、わし座のアルタイルの一等星で構成する夏の大

三角形のガイド撮影しました、ペルセウス座流星群のピークの夜なので運よくマイナス

等級クラスの流星である火球でも画角内に流れればラッキーかなとの目論見でしたが結

果はゼロ個でした

さて夏の星座を撮ろうとお気に入りのオールドレンズである55mm標準レンズでの構

図決めで一苦労しました、準広角である35mmだとすんなり収まる夏の大三角形も一

つの画面に入らずはみ出てしまいます

いろいろとカメラを回転させて斜めに構図を変えるもやっぱり無理、対象の星座も今の

季節のこの時間はほぼ天頂付近のため長時間一眼レフのファインダーを覗くのも首が痛

くなってきます

まずは標準的な構図からデネブとベガを入れることはできてもアルタイルがはみ出して

しまいます

 

2023/8/13 22h26m23s

NikonDf NIKKOR-S・C   55mm  f/1.2 絞りf2.8 120s×7フレーム ISO800 

ステライメージ9でコンポジット合成

 

 

ほんの少しカメラを北に動かしスペースを作りましたでも三角形の形からは程遠くなり

ます

2023/8/13 22h53m16s

NikonDf NIKKOR-S・C   55mm  f/1.2 絞りf2.8 120s×7フレーム ISO800 

ステライメージ9でコンポジット合成

 

 

アルタイルを諦めてこと座をメインにするとこうなりました

2023/8/13 22h44m18s

NikonDf NIKKOR-S・C   55mm  f/1.2 絞りf4.0 120s×4フレーム ISO800 

ステライメージ9でコンポジット合成

 

標準レンズの時は欲張らず普通に白鳥座のみを対象にしてはくちょう座の北十字を構図

にすれば一番良いでしょう

今回の撮影で再認識したのが発売から50年近くも前になるであろうニッコールレンズ

NIKKOR-S・C   55mm  f/1.2が映し出す星像があまりにもシャープだという事でした

当時開放F値がもっとも明るいf1.2なのでさすがに開放f1.2では星像が非常に

甘く大きくボケるのですが一絞りや二絞り絞り込むだけでグッとシャープになることで

す、今回試しにf2.8とf4.0にしてみましたがf2.8でも中心像は非常に色収

差もなくシャープそのものですさすがに最周辺まではまだシャープさは行き届いていな

くてこの時代のレンズには必ずあったコマ収差が少し残っているし周辺減光も見受けら

れます、でもこれらは最周辺だけであって全体像からはほんの一部です絞りをf4.0

まで絞り込めば最周辺も文句ない星像で均一な画面になります

思い出せば当時のレンズのほとんどが天体写真に使う場合f2.0より明るいレンズは

開放絞りでは絶対使わず必ず一段もしくは二段絞り込んでf2.8で撮影するのが当た

り前でした

 

 

変って標準レンズでは無いですが

さそり座からいて座にかけての夏の天の川を撮影したタイムラプス動画の写真をすべて

比較明合成した写真です、下の画面の緑色のゴーストが写り込んでいますがこれは近く

通過した車のヘッドライトによるものです

 

2023/8/13 22h02m40s

NikonZ6 NIKKOR Z  24-70mm f/4(24mm) 絞りf4.0 15s×410フレーム ISO3200 

ケンコープロソフトンクリアフィルター使用

ステライメージ9で比較明合成

 

 

一晩中の撮影が終わる頃には東の空には冬の星座オリオン座が昇り始めていました

2023/8/13 28h02m20s

NikonD810A AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR(70mm) 絞りf2.8 6s ISO3200 

 

 

細い月も顔を出そうとしたのですが低空の雲が隠しています

NikonD810A AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR(70mm) 絞りf2.8 4s ISO3200

 

 

そんな毎年恒例の夏のペルセウス座流星群見物と流星の撮影の夜でしたが一通り撮影し

た後カメラのモニターで撮影結果を見ようとしてもかなり前の画像しか保存されていな

いまま停止状態、変だと思い設定を確認するもいつもと変わったところは無いし連続で

の撮影も問題無いなのに途中で停止していて試写するもシャッターは切れるが画像が保

存されていない事が続きました

カメラの表示窓を見るとシャッターエラーの表示になっており急遽撮影をやめて翌日明

るい場所でレンズを外して確認すると一眼レフのミラーが跳ね上がない状態、故障とい

う事で緊急に入院することとなりました

最後に撮影された写真をフリーソフトJpegAnalyzerで確認すると総レリー

ズ回数が45020回となっており故障しても不思議でない状態のようでした

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ペルセウス座流星群

2023-08-17 15:54:00 | 写真

今年のペルセウス流星群は台風が接近してくるため半分諦めていましたこれまでの天

気予報では台風が通過するまでずっと曇りマークが続いていて星空は期待できない状

況でした

そんな晴れ間が無さそうな状況だったのに日本に接近する前の数日間は晴れの天気が

続く予報に変わってGPV天気予報でも薄っすら雲が通過するも比較的日没から朝まで

の間晴れ間が続くとの予報そうなればペルセウス座流星群が流れる一晩でも見えるよ

うであればと出かけることにしました

まだ朝方にはクマゼミが午後からはツクツクボウシがそして時折両方の蝉の声が同時

に聞こえるおかしな夏の猛暑の中汗だくで撮影機材の準備をして出発しました

流星群を見るためにはなるべく全天を見渡せるような空が開けた場所が良く人工灯は

もちろん周りに視界を遮る建物や背の高い樹々が無い場所を選ぶ必要があります

今回山頂にある展望台を目指して薄暗くなってくる山道を車で登って行ったのですが

訪れたのが10数年ぶりだったためか山道が薄っすらとした記憶しかなくこんなクネ

クネした山道だった?こんな急坂だった?って思いでやっとたどり着いてみると肝心

な展望台までの手前の道が鎖で封鎖されて進入禁止となっているじゃないですか

ずっと離れた手前にある駐車場は空はしっかりと暗くて良いものの大きな広葉樹に覆

われ天頂少ししか視界が無いような場所、流星を見るには迫力不足なため急遽場所を

変え山を下りて住宅地に近い路地でペルセウス流星群を見ることにしましたやっぱり

明るい時に下見は必要ですね

前日の夜は深夜から気温も少しずつ下がってきて少しは気持ちの良い朝方でしたがペ

ルセウス流星群を見るために出かけた8月13日の夜は台風の影響による北寄りの風

が吹いて台風を取り囲む左巻きの暖かい空気の流れのためか思うほど気持ち良い気温

にはならず湿気の多い空気で生暖かった夜となりました

現地に到着後撮影準備でタイプラプスの固定カメラ、スカイメモRによる追尾カメラ

をそれぞれセッティングして連続で撮影を開始、まあどれかのフレームに何らかの流

星が流れて写り込むだろうとの目論見です

情報によるとペルセウスのピークは日本時間の13日16時ころで日本まだ日中であ

って空は明るく輻射点であるペルセウス座も地平線の下にあって当然ながら見る事は

不可能、夜になって深夜早朝になるほど輻射点が高く昇ってくればペルセウス流星が

多くみられると昔から言われていました、夜が深まるにつれ明るい流星もどんどん流

れるだろうと待っていたのですがなかなか感動するように増えてきません、この夜は

現地到着の20時過ぎには直ぐに北東の方角のペガスス座に明るく長い流星が連続で

3個流れたかと思うとその後にも連続で南側の天の川周辺にも結構明るく長く流れる

ペルセウス群が出現して期待が膨らむのですが深夜になるほどなんかこじんまりとし

た流星ばかりで数も増えてくるはずなのに落ち着いた来たかのような流星の数でした

計数観測はしていないのですが確認できた流星の数は1時間あたり10個から20個

辺りで総時間の全数では100個と言う感じでした

輻射点が地平線近くもしくは地平線の下ある場合はより離れた場所で長経路流星が見

られると言われています今回も早い時間は比較的長い流星が見られたのと流星群のピ

ーク時が日本時間16時だったこともあるのか宵の空のほうが見ごたえがありました

実際2001年に今世紀最大の流星雨だったしし座流星群はその後の研究で深夜2時

ころと朝方4時ころにピークがあったそうです、確かに数はその頃でしたが夜9時頃

に見た事も無いような超長経路の流星を見て大感動した経験があります東の低い空か

ら南西に向けてスーーーーっとまさに滑るように角度にして120度くらいの距離

を流れたしし座流星でまるで全天を滑空するような流星でした

 

 

 

タイプラプス用にセッティングした固定カメラです

2023/8/13 22h28m20s

NikonZ6 NIKKOR Z  24-70mm f/4(24mm) 絞りf4 15s ISO3200 

ケンコープロソフトンクリアフィルター使用

三脚固定

 

2023/8/13 22h43m40s

NikonZ6 NIKKOR Z  24-70mm f/4(24mm) 絞りf4 15s ISO3200 

ケンコープロソフトンクリアフィルター使用

三脚固定

 

流星が写ったフレーム3枚を比較目合成です

中央やや下と右寄りに2個流れていてペルセウスの輻射点が分かります

2023/8/13 25h17m42s

NikonZ6 NIKKOR Z  24-70mm f/4(24mm) 絞りf4 30s×3 ISO3200 

ケンコープロソフトンクリアフィルター使用

 スカイメモRで追尾

 

 

6フレームの比較明合成です

やや左したの一番長い流星は他群の流星、プレアデス横を通過する人工衛星もあります

中央下端と中央右の明るい木星の右の流星がペルセウス群です

2023/8/13 26h50m45s

NikonZ6 NIKKOR Z  24-70mm f/4(24mm) 絞りf4 30s×6 ISO5000 

ケンコープロソフトンクリアフィルター使用

スカイメモRで追尾

大きな輪の流星は散在流星、グレーの線の中は人工衛星です

 

 

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久しぶりの土星

2023-08-13 10:48:35 | 写真

土星は去年の12月2日の寒い冬の時期を最後に撮るのが遠ざかっていました

土星に限らず金星や木星は西の空低空の位置になってくると我が家からは住宅の影

に入り観測や撮影が出来なくなります、東の空も同様に家の屋根と電線で満足な観

測が出来ません、せいぜい南中の頃の南の空に位置する頃が絶好機ですが今の土星

の場所は南寄りの赤緯のためより時間が短いです

お盆の最中に台風7号が日本列島ど真ん中を通過する予報で台風が過ぎるまで天候

が良くないと思っていたのが良く晴れそうな気配ペルセウス流星群もあるので久し

ぶりに我が家の庭に望遠鏡を設置して星雲や深夜に南中する土星を撮影しました

 

久しぶりに対面する土星は冬の頃より姿が変っていました

土星の傾きが小さくなった関係で輪の角度も小さくなっていていかにも土星らしい

姿になっていましたシーイングも夏の気流のおかげで穏やかですが若干遠い台風の

影響もあるのか最高レベルでは無いです

 

望遠鏡 タカハシ FSQ106  D:106㎜ fl:530㎜ F5 

笠井トレーディング FMC3枚玉5倍ショートバロー

カメラ  ZWO ASI462MC  IR/UVカットフィルター使用

Astro Capure Software    SharpCap4.0

Stacking Software   AutoStakkert!3

wavelet Software            Registax6.0

画像処理Software   StellaImage9

 

2023/8/12 24h39m15s

Gain=250

露出時間 Exposure=71.5980ms

FrameCount=1613

 

2023/8/12 24h34m38s

Gain=250

露出時間 Exposure=86.6020ms

FrameCount=1109

 

2023/8/12 24h32m40s

Gain=250

露出時間 Exposure=86.6020ms

FrameCount=834

 

2023/8/12 24h51m45s

Gain=320

露出時間 Exposure=32.9960ms

FrameCount=3574

 

 

土星が昇ってくるまでに撮影したこぎつね座の惑星状星雲のM27あれい星雲です

この星雲は輝度があるので少々空が明るくても良く写ります

望遠鏡 タカハシ FSQ106  D:106㎜ fl:530㎜ F5 

カメラ  ZWO ASI462MC  IR/UVカットフィルター使用

 

M27 あれい星雲

2023/8/12 22h01m10s

Gain=250

露出時間 Exposure=16s×21

IR/UVカットフィルター使用

 

白鳥座の大きな十字型の形をしたくちばしにあたる星がアルビレオです

この星は二重星となっていて小口径の望遠鏡でも互いの星も明るく青色と黄色の色

の対比が大変奇麗で初心者向けの二重星ですこれを拡大して撮影してみました

 

白鳥座のアルビレオ二重星

笠井トレーディング FMC3枚玉5倍ショートバロー使用

2023/8/12 21h49m46s

Gain=150

露出時間 Exposure=0.5s×57

IR/UVカットフィルター使用

 

みずがめ座の球状星団M2です夏の天の川から少し離れた場所に合って秋の星座の

近くにあります

 

球状星団 M2

カメラ  ZWO ASI294MC Pro

2023/8/12 23h43m06s

Gain=250

露出時間 Exposure=16s×12

温度  Temperature=-14.0

IR/UVカットフィルター使用

 

M2の近くにあるペガスス座の球状星団M15です

秋の星座であるペガスス座にあってアンドロメダ大星雲の影に隠れて地味に感じる

球状星団ですがM2同様比較的大きな球状星団です

 

球状星団 M15

カメラ  ZWO ASI294MC Pro

2023/8/12 24h01m36s

Gain=250

露出時間 Exposure=16s×21

温度  Temperature=-14.1

IR/UVカットフィルター使用

 

最後は赤い散光星雲北アメリカ星雲です

赤く淡い星雲のためやはりしっかりと暗い空のほうがよく写りますし画面からはみ

出しています

またカメラを替えてから冷却が十分でなかったことで写りが良くないです

 

北アメリカ星雲

カメラ  ZWO ASI294MC Pro

2023/8/12 23h32m14s

Gain=250

露出時間 Exposure=32s×13

温度  Temperature=13

IR/UVカットフィルター使用

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入船山記念館

2023-08-04 11:15:15 | ブログ

呉市立美術館の写真展を見終わってから隣にある入船山記念館にも見学してきました

この建物は本来は呉鎮守府司令官官舎だった跡地を記念館として保存展示していると

ころです

 

 

番兵塔

 

番兵の足の跡だそうです

 

門を過ぎて直ぐに総石造りの火薬庫

 

 

 

本館です

 

 

第29代司令長官 南雲忠一 家族写真

 

玄関の帽子掛け

玄関から外を見る飾りガラスが錨マーク

 

応接室

 

 

 

食堂

 

大変貴重らしい金唐紙の壁紙を復元したそうです

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