えーかげんなヤツじゃケー

いつ飽きるかわからんけどできるところまで

夏の星座

2016-04-30 12:26:48 | 写真
昨日の夜は久々の快晴空
雨が上がり大陸の高気圧が日本列島に張り出してきたためPM2.5も無いすっきりとした空気となりました。
低気圧が通り過ぎたあとなので日中は風が強く影響があるかもと思いましたが夕方にはぴたっと止まって年間数日あるかないかの好天気で日中の風のおかげで湿度も下がり夜露もまったく無い最高の夜となりました。


まずは日が沈んでまだ天文薄明中から撮影を開始したM51から


2016年4月29日 20h12m42s
NikonDf イプシロン160 fl:530mm f:3.3
177秒×4フレームステライメージでコンポジット ISO:1600 W/B:Auto トリミングあり





">
いくつかの春の銀河を撮影後
東の空から昇り始めたさそり座


2016年4月29日 21h38m08s
NikonD300 AF-S NIKKOR 18-70mm3.5-4.5G(18mm)
30秒×83フレームステライメージで比較明合成  絞り:f3.5 ISO:400 





2016年4月29日 22h21m47s
NikonD300 AF-S NIKKOR 18-70mm3.5-4.5G(18mm)
30秒×16フレームステライメージで比較明合成  絞り:f3.5 ISO:400





カメラを変えての撮影でしたが星が多すぎてしまいました

2016年4月29日 22h43m12s
NikonDf NIKKORーO・C Auto 35mm f2
19秒×37フレームステライメージで比較明合成  絞り:f4 ISO:6400






さそり座もしっかり昇ってきたので中望遠で撮影しました
このあたりは色彩が赤や青と鮮やかなところですがなかなか低空まで空気が澄むような天候にはめぐり合えません、梅雨時期は雨の日が夏はどんよりした空が続き撮影が難しいエリアです。今回空気が澄んでいたのでちょっと色彩を強調するだけでカラフルに浮き出すことが出来ました

2016年4月29日 23h06m20s
NikonDf NIKKORーP・C Auto 105mm f2.5
177秒×6フレームステライメージでコンポジット合成  絞り:5.6 ISO:1600






2016年4月29日 23h28m34s
NikonDf AF-S NIKKOR 85mm f1.8G
177秒×6フレームステライメージでコンポジット合成  絞り:5.6 ISO:1600





2016年4月29日 23h47m21s
NikonDf AF-S NIKKOR 85mm f1.8G
177秒×6フレームステライメージでコンポジット合成  絞り:5.6 ISO:1600






最後は準広角レンズによるさそり座といて座です。今年のさそり座には一番明るい地球に接近中の火星、直ぐ隣には土星が明るく照らしさそり座の心臓である1等星アンタレスと星の色も鮮やかになっています。双眼鏡では火星が真っ赤な色でとても綺麗でした。

2016年4月29日 24h06m37s
NikonDf NIKKORーO・C Auto 35mm f2
177秒×2+91秒ステライメージでコンポジット合成  絞り:f5.6 ISO:1600

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春らしい気候に

2016-04-17 17:27:05 | 日記
熊本では大地震が発生して大変なことになっています、もうこれ以上の災害のが広がらないことを祈るばかりです。
さて、快晴が続き久しぶりに春の銀河系外星雲と夏の天の川が昇ってくるのを写真に撮りたかったのですが熊本地震が気になりそれどころではないと思いすっかり春の到来の陽気で花を撮ってみました。いつかはマクロレンズを手に入れて本格的に撮ってみたいです。その昔はマクロイコール近接撮影なので1メートル以下の距離で設計されていて無限遠の星には向いていないと勝手に思っていましたがシャープな像を星でも結ぶようで天文雑誌ではカメラ本体のテストのためにマクロレンズでの星像を使っています。


チューリップです
今回も43年前の105mmです

NikonDf NIKKOR-P・C Auto 105mm/F2.5
SS:1/1250秒  絞り:f2.5 ISO:200 +0.7段





NikonDf NIKKOR-P・C Auto 105mm/F2.5
SS:1/800秒  絞り:f5.6 ISO:200 




ちょっと変わった花びらのチューリップです

NikonDf NIKKOR-P・C Auto 105mm/F2.5
SS:1/4000秒  絞り:f2.5 ISO:200 






NikonDf NIKKOR-P・C Auto 105mm/F2.5
SS:1/4000秒  絞り:f2.5 ISO:200 





桜も散りすっかり新緑の葉がつやつやしています
今のカメラはグリーン系が鮮やかに写ります。

NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/500秒  絞り:f5.6 ISO:200 





こちらもレッドロビンの新芽です

NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/160秒  絞り:f11 ISO:200







ピンク色の花みずきも綺麗です

NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/320秒  絞り:f11 ISO:200



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桜も散り始め

2016-04-10 11:15:16 | 日記
週末天気もよくなり更にぽかぽか陽気、桜も散り始めてきて葉っぱも出てきました
平和公園周辺では明日からのサミット外相会合のための警備で各地方からの応援警察官でいっぱいでした。
今年の桜は良く晴れた日の日中に写真に収めることが出来ず今日やっと休みの日に写すことが出来ました。
日が高いので古いレンズを十分に絞りこんで撮影できるので古くてもなかなかシャープに写ります。この35mmという焦点距離のレンズは自分的は一番お気に入りのサイズで35mmサイズのFXフォーマットで被写体との距離が微妙に良いです。


NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/500秒  絞り:f8 ISO:200 




NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/200秒  絞り:f8 ISO:200





NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/500秒  絞り:f4 ISO:200





NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/1250秒  絞り:f4 ISO:200






NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/250秒  絞り:f5.6 ISO:200 +0.3段




NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/250秒  絞り:f11 ISO:200 






今度は最新レンズに変えての桜です
このレンズは開放から非常にシャープと定評のあるレンズでありながら安価ということで人気のレンズです
さすが写りは40年以上も前のレンズ比べるとシャープ感もコントラストも格段に上です。古いレンズをシャープに写すには2段以上絞り込んでの撮影が常識でしたがこのレンズの場合積極的に絞りを開け気味にして後ろボケを活かした撮影が良いです。また中距離スタンスで光が十分あるときは一番シャープに写るf5.6あたりを常用絞りにしています

NikonDf AF-S NIKKOR 85mm/F1.8G
SS:1/2000秒  絞り:f4 ISO:200 





NikonDf AF-S NIKKOR 85mm/F1.8G
SS:1/2000秒  絞り:f2.8 ISO:200





NikonDf AF-S NIKKOR 85mm/F1.8G
SS:1/800秒  絞り:f5.6 ISO:200 +0.3段





NikonDf AF-S NIKKOR 85mm/F1.8G
SS:1/800秒  絞り:f5.6 ISO:200 +0.3段





NikonDf AF-S NIKKOR 85mm/F1.8G
SS:1/1000秒  絞り:f5.6 ISO:200 +0.3段




NikonDf AF-S NIKKOR 85mm/F1.8G
SS:1/800秒  絞り:f5.6 ISO:200 +0.3段





NikonDf AF-S NIKKOR 85mm/F1.8G
SS:1/1600秒  絞り:f2.8 ISO:200




NikonDf AF-S NIKKOR 85mm/F1.8G
SS:1/2500秒  絞り:f2.8 ISO:200





NikonDf AF-S NIKKOR 85mm/F1.8G
SS:1/3200秒  絞り:f2.8 ISO:200






NikonDf AF-S NIKKOR 85mm/F1.8G
SS:1/4000秒  絞り:f2.8 ISO:200

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4月の桜

2016-04-09 21:10:30 | 日記
4月4日桜が満開です、でも雨が降っています。昼間には少し空が明るくなって夕方には雨も上がると思っていましたが冷たく降っていました。そのため桜の木の下の花見をするような人はほとんどいませんでした。



NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/30秒  絞り:f8 ISO:400 +0.3段






NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/160秒  絞り:f8 ISO:1000 +0.3段






NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/400秒  絞り:f4.5 ISO:800 







5日は
今度はよく晴れた日となりました夕日がまだ残っている時間に撮影することが出来ました
NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/125秒  絞り:f8 ISO:200 +1.3段

空は晴天、桜は日陰のため青くなってしまっています





NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/40秒  絞り:f8 ISO:200

夕日が当たるチューリップの赤がとても強烈で鮮やかで印象的でした





NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/200秒  絞り:f5.6 ISO:400 +0.7段

夕日の残照が照らすベンチと帰りを急ぐサラリーマン





NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/250秒  絞り:f5.6 ISO:400 +1.0段

夕日が桜を照らしぼんぼりのように見えます





NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/160秒  絞り:f5.6 ISO:400 +1.0段






NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/160秒  絞り:f5.6 ISO:400 +1.0段






NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/500秒  絞り:f2.5 ISO:200 +0.7段






NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/50秒  絞り:f4 ISO:200 +0.7段







6日は川原沿いに桜並木を歩きながら撮影しました
日も沈んだ後なのでISOを上げ気味にして絞りも開けてシャッターを切りました
このレンズは43年前の古いニッコールレンズなのでコーティングが弱くてコントラストが良くない、絞りを開け気味にするとなおさらシャープ感も落ちて周辺像が悪いという代物です
ですのでなるべく絞りはf5.6より絞るようにして使っています
でも薄暗いところでの撮影なので今回は思い切って開放での撮影をしてみました。これはこれでふわっとした懐かしいようなやわらかい良い雰囲気の風合いが出たように感じます。昔の安物のフィルムカメラってこんな写りでしたよね

NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/40秒  絞り:f2.8 ISO:1600 +0.7段





NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/80秒  絞り:f2 ISO:1600 +1.0段





NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/80秒  絞り:f2 ISO:1600 +0.7段





NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/60秒  絞り:f2 ISO:1600 +1.0段





NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/50秒  絞り:f2 ISO:6400 





NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/60秒  絞り:f2 ISO:4000 +0.3段
水銀灯とアルカリ等と蛍光灯そして自動車のヘッドライトという色温度のことなる光のミックス光にしてみましたらなんとまあカラフルないい雰囲気の写真にすることが出来ました。雰囲気重視のため低速シャッターの振れは気にしません





NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/40秒  絞り:f2 ISO:4000 +0.3段





NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/25秒  絞り:f2 ISO:2000 +0.3段





NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/10秒  絞り:f2 ISO:2000 +0.3段





NikonDf NIKKOR-O・C Auto 35mm/F2
SS:1/10秒  絞り:f2 ISO:1600 +0.3段

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41年前の白鳥座に新星を見つけた

2016-04-05 08:46:55 | 日記
今から46年前発行された藤井旭著「天体写真の写し方」という本がありました。私の天体写真のみならず写真の全ての基本を教えてもらった本でした。カメラの使い方、フィルムの違い、三脚固定の固定撮影から赤道儀に載せて手動ガイドで撮影するガイド撮影、アイピースを付けてのコリメート撮影、そしてフィルム現像や引き伸ばし機を使った印画紙への焼き付け。更には本が発売された頃は超がつくほど特殊であったコダックの天体写真専用フィルムの103aEを使ったHα輝線撮影方法まで事細かに説明されていました。天体写真を撮影する全ての技術がこの一冊でマスター出来ました。この本の著者である藤井旭氏は今でも精力的に活躍されていて毎年いくつもの本を出されています。
そんな藤井旭先生の最近の著書で「白河天体観測所」という本が出ました、その本には先生や多くの星仲間の歴史が書かれています、本の冒頭に今から41年前の8月29日に藤井旭先生の山口高校の後輩であった長田健太郎氏が発見された白鳥座新星(後にV1500cygに命名)の事が書かれていました。高校生だった私は夏休みが終わろうとしていたこの日は学校が別々になった仲の良かった幼なじみの友達数人と海岸端で何を話すでもなく夕日が暮れるのを見ていました。すっかり辺りが暗くなってきた頃、見上げた頭の上に輝く天の川と夏の大三角形がキラキラと普通に見えました。でもなんか変!白鳥座のデネブの近くに2等星が光っています、こんなところに星は無いはず。なぜそんなにはっきりと分かったと言うとつい数日前に夏の大三角形というタイトルと秋の天の川と言うタイトルでペンタックスSPに35mmを付けてトライXフィルムで撮影し印画する時に構図を何度も何度も確認していたからです。後にこの写真は天文と気象に2枚同時に入賞しました。
人工衛星か飛行機かでも動かない天文現象であれば新聞に出ているはず、でもそんな記事は今朝見ていない。
結局気にはなっても確認しようがなくそのまま過ごし翌日の新聞やニュースで山口高校の高校生が発見と出ていました。時間的に長田氏は20時45分ころ、私たちがみつけたのが21時前でした。まさかこんな事があったなんて今ではインターネットで瞬時に広まる世界ですが当時は知る事も知らせる事も簡単ではありませんでした。
あれから41年過ぎようとしています当時の幼なじみも既に他界した者もいてこの藤井旭先生の本を読んで私にも時の流れを感じます。
高校生最後の夏休みの思い出でした。
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