最近天体写真の世界で流行っている
複数の写真を合成してフィルム時代のような
星の軌跡孤を描いている写真が簡単にできるようになりました
最近のデジタルカメラは大変進化して高感度になり
フィルムのような長時間露出をかける必要が無くなりました
ほんの10秒や20秒できれいな星野写真が撮れます
その反面短時間ゆえに北極星を中心に回る星の写真
とかは難しくなりました
あわせて進化したとは言えデジタルカメラは長時間になるほど
撮像素子にノイズが増えたり、電子部品の熱ノイズも増えます
そこでレタッチソフトの写真の合成方法のひとつに比較明合成
と言う機能を使って10秒程度の写真を何十枚何百枚を一枚に
合成することで星が流れた写真が出来上がります
フィルムの合成ですと同じ割合で合成されますので
暗い部分は合成されても少しだけ明るさが増しますが
明るいところは更に明るくなってオーバーとなり飛んでしまいます
ところがデジタルのすごいところは合成がそのあたりがうまく均等に
合成されて星野写真にぴったりなわけです
しかも市街地でもこの方法で星野写真が簡単に撮影できます
ところがこんなことが出来るレタッチソフトが高価でなかなか手が
出なかったのですがついにフリーソフトを見つけて超簡単に
お手軽に出来るようになりました。いい時代になったものです。
そこで今回初の試作をして見ました
先日のカノープスのアップの写真を10枚合成してみました
次に広角での合成です
180秒の写真を6枚合成しました
軌跡は長いのですが
カメラをしっかりと三脚に固定して風の影響を受けないように
更にコマの間隔も最短にする必要があることが判明しました
今回の試作ではちょっときれいな写真ではないです
次回はじっくりと取り組んでみたいです
ついでに去年のふたご座流星群の写真も10枚合成して見ました
なかなかきれいです
その写真で珍しいものが見つかりました
カメラを真南に向けていたせいか
流星の近くに地球の赤道上で固定していると思われる
静止衛星でしょうか人工衛星らしきものが写っていました
部分をアップしてみました
