えーかげんなヤツじゃケー

いつ飽きるかわからんけどできるところまで

合成焦点距離

2021-10-30 14:44:48 | 写真

CMOSカメラによる惑星の強拡大撮影にチャレンジ中ですが、実際どれくらいの

拡大率なのか計算してみました

拡大アイピースである

PENTAX XPー3.8

の説明書による計算です

ミリ単位以下の小さな数値を導き出すところ昔の竹の30センチ定規による目測

なので結構な誤差があることはご容赦ください

主望遠鏡 : タカハシ FSQ106EDP (口径106mm、焦点距離530mm)

拡大アイピース : PENTAX XP-3.8

 

拡大率

M = (L-d)/fe-1

    M :拡大率

    L :拡大レンズの当てつけ面(望遠鏡接眼部の末端)からセンサーまでの距離

    d :拡大レンズの当てつけ面から拡大レンズ後側主点(アイピースの末端)までの距離

    fe :拡大レンズの焦点距離(公称3.8mmですが仕様書には3.79mm)

M = ((91.5-9)/3.79)-1

  = 20.76781

 

合成焦点距離

F.L. = M × f.l.

    M :拡大率

    f.l. :対物レンズの焦点距離

F.L. = 20.76781 × 530

     = 11,006.9393(mm)

 

合成口径値

F = M × f

    M :拡大率

    f :対物レンズの口径比

F = 20.76781 × 5

  =103.83905

 

 

という計算になります

焦点距離 11,000mm の F値 104 です

 

CMOSカメラのイメージセンサーは小さいので35mm換算するには

約6.7倍して 

 

11,007mm × 6.7 = 73,747mm

7万mmのレンズという事になります

 

 

 

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カニ星雲

2021-10-30 08:57:01 | 写真

おうし座にあるM1カニ星雲です

惑星用のCMOSカメラを望遠鏡に直焦点で接続して撮影していました

このカメラはセンサーが非常に小さいので惑星用として使用が多いのですが

サイズが小さいだけなので星雲星団の撮影のも使えると思い惑星状星雲の

カニ星雲を狙ってみしました、暗い郊外ではなく自宅庭での撮影で天気さえ

良ければ撮影できることが確認できました

後から計算してみると合成焦点距離は約3,500mm/F値33になります

 

望遠鏡 タカハシFSQ106屈折望遠鏡

赤道儀 三鷹光器 GN170

カメラ ZWO ASI462MC  

Astro Capure Software    SharpCap4.0

画像処理Software   StellaImage9

 

2021年10月29日 22h58m58s

Camera Setting

撮像範囲 Capture Area=1936x1096

ゲイン  Gain=146

露出時間 Exposure=61s×13

 

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29日の土星と木星

2021-10-30 08:33:03 | 写真

連続で良い天気が続きます、昨夜(29日)も夕暮れ時から望遠鏡を外に出して

気温順応させて準備万端で土星から撮影しました。シーイングも良いほうで4/5

あたりでしょうか

好天が続いているためか空気も乾燥していて朝になっても車のフロントガラスが

濡れていないほどでで火事のニュースも多く聞きます

 

今回はシーイングも良かったのでたっぷりとフレーム数を増やしてどのように

変わるか試してみました、ゲインを下げて露出時間を延ばすのとゲインを上げて

露出時間を短縮するので試行錯誤中です

ゲインを下げるとノイズは少なくなってサラサラ感が増すのですが露出時間が

伸びて細かな模様が埋もれる、逆にゲインを上げると一瞬の揺らぎの中の目の

覚めるような高精細の瞬間を切り取ることが出来てシャープ感が増すが今度は

ノイズが多くなってザラザラ感が残る

まだまだ試すことが多いです

 

カメラ ZWO ASI462MC  

拡大アイピース ペンタックXP3.8㎜

Astro Capure Software    SharpCap4.0

Stacking Software            Registax6.0

画像処理Software   StellaImage9

 

2021年10月29日 20h09m23s

Camera Setting

撮像範囲 Capture Area=1936x1096

ゲイン  Gain=350

露出時間 Exposure=191.7500ms

FrameCount=1410

 

 

2021年10月29日 20h09m23s

Camera Setting

撮像範囲 Capture Area=1936x1096

ゲイン  Gain=250

露出時間 Exposure=101.9830ms

FrameCount=1712

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28日の土星と木星

2021-10-29 17:26:35 | 写真

28日の夜も天気よく前日よりもシーイングに期待して土星そして木星を撮影しました

撮影前の準備で赤道儀の極軸を大雑把に合わせ撮影用アイピースXP3.8mmを

使って様子を確認してみると前日よりも明らかに落ち着きのある土星像で期待が持てます

でもCMOSカメラをセットしてパソコンで拡大された土星像を見ると肉眼で見るよりも

大きな像ということもありやはり細かなユラユラはあり最高なシーイングとは言えない

けど実際に撮影に入りいろいろとgainと露出時間を変えながら撮影してRegiStax

でウェーブレット加工してみると前日よりは少しはマシな像になりました

 

 

カメラ ZWO ASI462MC  

拡大アイピース ペンタックXP3.8㎜

Astro Capure Software    SharpCap4.0

Stacking Software            Registax6.0

画像処理Software   StellaImage9

 

2021年10月28日 18h50m57s

Camera Setting

撮像範囲 Capture Area=1936x1096

ゲイン  Gain=350

露出時間 Exposure=188.5720ms

FrameCount=643

 

 

 

2021年10月28日 20h15m31s

Camera Setting

撮像範囲 Capture Area=1936x1096

ゲイン  Gain=200

露出時間 Exposure=196.5380ms

FrameCount=310

 

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土星と木星

2021-10-28 08:25:12 | 写真

昨夜も大変良い天気で絶好の天体観測日和でした

風も穏やかでシーイングも昨日よりも良く少しはマシになっています

でもあの夏のころのピタッと止まった惑星像からするとやはりユラユラしていました

現在の望遠鏡の口径とアイピースによる拡大システムではこの辺りが限界かもと

アイピースではなくバローレンズや拡大レンズのパワーメイトによる強拡大が理想か

と思い始めています、でも昨年の火星接近で在庫が無くなったのか入手できない製品

があって暫くこのシステムの改良改善を繰り返しながら頑張ります

 

 

カメラ ZWO ASI462MC  

拡大アイピース ペンタックXP3.8㎜

Astro Capure Software    SharpCap4.0

Stacking Software            Registax6.0

画像処理Software   StellaImage9

 

2021年10月27日 18h52m12s

Camera Setting

撮像範囲 Capture Area=1936x1096

ゲイン  Gain=400

露出時間 Exposure=111.2610ms

FrameCount=827

 

 

 

2021年10月27日 20h54m01s

Camera Setting

撮像範囲 Capture Area=1936x1096

ゲイン  Gain=300

露出時間 Exposure=94.2860ms

FrameCount=2081

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