加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

一夜明けて。

2013-08-16 | 心静かに
68回目の終戦記念日より一夜明けました。
毎年夏を迎える頃から戦争に関するドラマや情報番組、映画或いは書籍などが目の前に出て来ます。そして8月15日を境に少なくなっていきます。“一種の風物詩”になっている感じがしてなりません。

忘れちゃいけない事だから、常に憶えておかなければならない事だから、風物詩的な扱いをしてほしくない。そう思っています。



母のアルバムにあった写真です。母(左)と友人。“昭和十八年八月”と記されています。女学校に入学して4カ月の写真です。
僕が今携わっている劇団の公演内容がちょうどこの時期の話です。色々な人が色々と大変な境遇にいて、色々な思いを巡らせながらも戦争のど真ん中にいたんだな、と。



こちらも母です。“昭和二十年秋 終戦直後 国民服にモンペ姿”とあります。母の家も横浜大空襲で全焼の目に遭い、この頃は親戚宅に身を寄せていました。

終戦直後の8月20日。生まれたばかりの女の子が亡くなりました。栄養失調。母親の腕に抱かれながら逝ったそうです。生きていれば68歳。私の叔母です。
上の“秋の写真”の母はどんな思いだったのかな・・・と。
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4 コメント

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大空襲 (ズック)
2013-08-17 11:21:49
二親とも下町を逃げまどった境遇です。伯母などはあの経験から、たいていのことには驚かないと言ってましたね…

写真のお母様、強さを感じます。
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強さ。 (イタル)
2013-08-18 09:01:19
>ズックさん
そうなんですよね。あのとき以上に怖いものは無い。おばあちゃんも母親も言っていました。あの頃の人たちは強いですよね。
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Unknown (ぴろ)
2013-08-18 09:45:33
子どもの頃はよく戦争中の話を聞かされた気がするのですが、いつの頃からか聞かなくなりました。
とは言え、両親とも田舎育ちなので、空襲の話はほとんどなかったけど、十分悲惨な話だと感じました。
お母様の凜とした立ち姿、何か語りかけてくるようですね。
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体験 (イタル)
2013-08-18 23:55:20
>ぴろさん
空襲の有無に関係なく、戦時中はどこも大変だったんだよね。そういう事を僕らはどれだけ的確に伝えていけるんだろう・・・って事あるごとに考えます。
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