中古店で倉田保昭出演のDVDを2本ゲットしました
『激怒の鉄拳』(原題:怒髪衝冠/1973年)と『大追跡』(原題:大追踪/1974年)
タイトルに「倉田保昭の~」とついてはおりますが、これは日本でDVDを売るための“広告的邦題”であって、劇中の倉田氏は主役ではなく、あくまでも悪役です。
香港カンフー映画ファン、倉田保昭ファンならご存知の方も多いかと思いますが、若かりし頃の倉田氏は活動の場を香港とし、数多くのカンフー映画に出演していましたが、その多くは悪役であり、作品は日本未公開でした
上の2枚は『大追跡』。
脱獄した悪の三兄弟の一人(中国人役)を演じていますが、なにしろアクションシーンが多い。飽きるほどです でも他のアクション俳優に比べて倉田氏のそれは比べ物にならないほどカッコいい。決めのポーズや精悍な表情がとにかく素敵なんですよ
こちらは『激怒の鉄拳』。
いわゆるカンフー服ではなく珍しくスーツ&ワイシャツ姿。役どころは戦時中の日本人、といえば悪役と相場は決まっているのですが、この作品では一味もふた味も違う倉田氏を観る事ができます。日中の混血児という事で思い悩み、中国人青年との恋に身を投じる可愛い妹のために涙する・・・といった人物像にも深みがあります
この2作品には共通の出演者がいます。
一人はヒロイン役の唐宝雲(タン・バオユン)。
香港の女優で当時はかなりの人気だったようで、日本と台湾の合作映画2本(「金門島にかける橋/日活」「秦・始皇帝/大映」)にも出演しているようです
『大追跡』では仇敵・倉田氏と壮絶な戦いを繰り広げ、『激怒の鉄拳』では倉田氏演じる兄を慕う妹役ですが、これまた多くの敵を相手にカンフーアクションを炸裂させます。美しいゆえに思わず惚れてしまいます(笑)
残念ながらすでに鬼籍に入られているようです。
もう一人は韓英傑(ハン・インジィエ)。
ブルース・リーファンならご存知、「ドラゴン危機一髪」の大悪党役です。武術指導/殺陣師としてのキャリアを生かし、多くの作品では悪役としてそのカンフーアクションを売りにしていました。『激怒の鉄拳』では軽い身のこなしもさることながら、ステッキを使ったアクションはカッコよかった。
しかし、この人はホントに憎々しい。さらに嫌らしさをも同居させる雰囲気を醸し出す役者としては、この人の右に出る者はいないんじゃないかな。『激怒の鉄拳』をみてムカついたもんなぁ。
その韓と倉田の一騎打ちシーン。同じ日本人同士という設定なのに戦い合うという状況も珍しいですね。ここにブルース・リーが参戦していたら・・・なんて事を妄想してしまった訳です
この方も残念ながらすでに他界されています。
それぞれの作品には光栄(アラン・タン)と高強(コウ・チャン)という主役はいるんですが、倉田、唐、韓の3人の印象が強くて強くて(笑)
こりゃあ邦題に“倉田保昭の~”を付けたくなるのもよくわかります。うんうん。
『激怒の鉄拳』(原題:怒髪衝冠/1973年)と『大追跡』(原題:大追踪/1974年)
タイトルに「倉田保昭の~」とついてはおりますが、これは日本でDVDを売るための“広告的邦題”であって、劇中の倉田氏は主役ではなく、あくまでも悪役です。
香港カンフー映画ファン、倉田保昭ファンならご存知の方も多いかと思いますが、若かりし頃の倉田氏は活動の場を香港とし、数多くのカンフー映画に出演していましたが、その多くは悪役であり、作品は日本未公開でした
上の2枚は『大追跡』。
脱獄した悪の三兄弟の一人(中国人役)を演じていますが、なにしろアクションシーンが多い。飽きるほどです でも他のアクション俳優に比べて倉田氏のそれは比べ物にならないほどカッコいい。決めのポーズや精悍な表情がとにかく素敵なんですよ
こちらは『激怒の鉄拳』。
いわゆるカンフー服ではなく珍しくスーツ&ワイシャツ姿。役どころは戦時中の日本人、といえば悪役と相場は決まっているのですが、この作品では一味もふた味も違う倉田氏を観る事ができます。日中の混血児という事で思い悩み、中国人青年との恋に身を投じる可愛い妹のために涙する・・・といった人物像にも深みがあります
この2作品には共通の出演者がいます。
一人はヒロイン役の唐宝雲(タン・バオユン)。
香港の女優で当時はかなりの人気だったようで、日本と台湾の合作映画2本(「金門島にかける橋/日活」「秦・始皇帝/大映」)にも出演しているようです
『大追跡』では仇敵・倉田氏と壮絶な戦いを繰り広げ、『激怒の鉄拳』では倉田氏演じる兄を慕う妹役ですが、これまた多くの敵を相手にカンフーアクションを炸裂させます。美しいゆえに思わず惚れてしまいます(笑)
残念ながらすでに鬼籍に入られているようです。
もう一人は韓英傑(ハン・インジィエ)。
ブルース・リーファンならご存知、「ドラゴン危機一髪」の大悪党役です。武術指導/殺陣師としてのキャリアを生かし、多くの作品では悪役としてそのカンフーアクションを売りにしていました。『激怒の鉄拳』では軽い身のこなしもさることながら、ステッキを使ったアクションはカッコよかった。
しかし、この人はホントに憎々しい。さらに嫌らしさをも同居させる雰囲気を醸し出す役者としては、この人の右に出る者はいないんじゃないかな。『激怒の鉄拳』をみてムカついたもんなぁ。
その韓と倉田の一騎打ちシーン。同じ日本人同士という設定なのに戦い合うという状況も珍しいですね。ここにブルース・リーが参戦していたら・・・なんて事を妄想してしまった訳です
この方も残念ながらすでに他界されています。
それぞれの作品には光栄(アラン・タン)と高強(コウ・チャン)という主役はいるんですが、倉田、唐、韓の3人の印象が強くて強くて(笑)
こりゃあ邦題に“倉田保昭の~”を付けたくなるのもよくわかります。うんうん。
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