一口馬主の収穫日記

がんばれ!愛馬達

育成中のゲッカビジン

2010-06-27 22:01:36 | ゲッカビジン(引退)
イエローブルーム08(ジャングルポケット×イエローブルーム by パークリージェント)牝2

  

 

【MH10月号 ペガサスレポート(9/10現在)】
今年もグランド牧場生産馬は、当歳の頃から冬期間も夜間放牧を行った。あえて厳しい状況下に置くことで、体の芯から鍛えられ、体の厚みがグッと増している。胸前やトモの筋肉の付き方も良好だ。元々父によく似た体形をしていたが、益々似てきた印象だ。また8月下旬からは、通常の放牧に切り替えブレーキングを開始。理解力が高く、また物覚えも良いため、ブレーキングは順調に進み、同時期に始めたグループの中でも至って順調に終了。すぐに屋内馬場でダクを乗り始めている。この時期すでに乗り運動を始めているのは、将来の大きなアドバンテージ。早期デビューに期待は高まる。

【MH11月号 ペガサスフォトレポート(10/15現在)】
キャンターまで進め、現在は成長を促すため楽をさせている。一息入れたことで、ひと回り体が大きくなり、柔らか味も増してきた。更に胴伸びが良くなり、腰回りもしっかりした印象。前肢を伸ばした大きなストライドで走っており、騎乗者も好感触を得ている。体高155.0cm、胸囲180.0cm、管囲19.5cm。

【MH12月号 ペガサスレポート(11/10現在)】
馬体の成長を促すために一息入れていたが、現在はダクを1200~2400m、ハッキング程度のキャンターを800m乗っている。精神的にもリフレッシュしたことで、走ろうとする気持ちが前よりも増し、休まず乗り運動を行っているグループに遅れを取ることはない。着実に体力強化が進んでいる。また今年のグランド牧場生産の1歳馬は、常歩運動を重視しており、週1回は起伏のある放牧地を1時間かけて歩いている。その効果で、馬体は随分ふっくらし、特にトモの肉付きが良くなってきたことが印象的だ。今後は、徐々にキャンターの距離を延ばしていく予定。

【MH1月号 ペガサスレポート(12/10現在)】
ダートコースでダクを1200m、ハロン24~25秒のキャンターを2000m乗っている。放牧地ではお転婆な面を見せることはあるが、調教中は特に問題なし。乗り進めるごとに、集中力は高まっている。牝馬で最もメニューの進んだグループで調教を行っているが、ここまで馬体が減ることもなく、この中で一番と感じさせるくらい柔らかい動きを見せている。中間、本田調教師が本馬を視察。心身ともに順調な成長過程にとても満足そうにされていた。近く、キャンターの距離を2500mに延長する予定。まずは基礎体力の強化を図る。

●1/9 グランド牧場遠野ステーブルへ移動。
【MH2月号 ペガサスレポート(1/10現在)】
グランド牧場では、12月の下旬からは、ダートコースでダクを1500m、ハロン20秒のキャンターを2500m乗った。調教を進めてきても馬体が細化することはなく、トモには段々筋肉が付いてボリュームアップ。走りも随分しっかりしてきた印象だ。走ることに前向きでしっかりハミを取って走る姿には好感が持て、これから乗り込んでいって、柔らかく素軽い走りに力強さが加わってきた時が楽しみである。また、基礎体力強化が順調に進んでいることから、今後の調教はグランド牧場遠野ステーブルで坂路中心に進めることになり、1月9日に移動した。

 



【愛馬レポート(1/31現在)】
1月9日にグランド牧場遠野ステーブルに移動した。通常時は屋内の覆馬場でダグ、ハッキング、キャンターを長めに乗り込み、2、3日に一度、坂路でハロン20秒ペースのキャンターを行っている。牝馬にはありがちなことだが、若干テンションが上がりやすいところがあるので、坂路には毎日入れず、覆馬場での乗り込みを中心としたメニューで馬体を鍛えている。「背中の感触が良く、動きも柔らかい」と騎乗者の評価は高い。キャンターでは前へ前へという気持ちがかなり強いため、我慢することを教えながらオーバーペースにならないように調教を行っていく。

【愛馬レポート(2/28現在)】
環境にも慣れて大分落ち着いて調教できるようになってきたことから、2月8日から坂路主体のメニューに移行した。坂路の前半は軽めキャンターで上がり、終い2~3ハロンを20秒ペースで乗った。15日からは坂路調教の本数を2本に増やし、1本目は終い2~3ハロンを20秒ペースで乗り、2本目はテンからハロン20秒ペースで駆け上がっている。動きは軽快でペースが上がってからのスピードの乗りも上々。馬体重が前月の計測より26キロ増えているように全体的に馬体がボリュームアップしており、坂路で2本目を乗った後もまだ余力があり、徐々に体力がついてきているようだ。気持ちの面では、前向きさを保ちつつも騎乗者の指示にはしっかり従えており、精神面での成長も窺える。様子を見て坂路調教を3本に増やし、その後15-15の調教へと移行していく予定。現在の馬体重469kg(前月比+26kg)

【愛馬レポート(3/31現在)】
3月に入ってから坂路調教を3本に増やしてペースアップした。1本目は軽めに、2本目で終い2~3ハロンをハロン20秒ペースに上げ、3本目は併せ馬でテンからハロン20秒ペースで乗った。調教量を増やしても楽にこなせていることから、3月中旬からは週に1回坂路調教の3本目を終い2ハロン15-15で乗っている。15-15にペースを上げた際にも手応えは良く、素軽いフットワークで坂路を駆け上がっている。3月は合計3本15-15を行ったが、馬体に異常は出ておらず、このままペースダウンせず進めていけそうだ。このまま順調に調教が進めば、夏開催でのデビューが見えてくるだろう。「15-15を行っていますが、スピード感のある軽い動きをしますね。本馬の血統は仕上がりが早いですから、充分夏競馬に間に合うと思いますよ」(担当者)。馬体重461kg(前月比-8kg)

【愛馬レポート(4/22現在)】
引き続き、週に1回15-15を行っていたが、馬体の疲れを取るために、4月2週目は一旦軽めキャンターに落として調整。3週目からは、普通キャンターを乗っている。疲れはすっかり取れており、状態は良好。下旬から15-15を再開し、入厩態勢を整えていく。「特に問題はなかったのですが、オーバーワークにならないように一旦ペースを落としました。良い感じで調整できていますね」(担当者)。

【愛馬レポート(4/30現在)】
引き続き、週に1回15-15を行い、馬体の疲れを取るために4月2週目は一旦軽めキャンターに落として調整し、3週目からは普通キャンターを乗っている。疲れはすっかり取れており、状態は良好。「特に問題はなかったのですが、オーバーワークにならないように一旦ペースを落としました。良い感じで調整できていますね」(担当者)。その後、24日から15-15を再開。疲れが出ることもなく、順調に乗り込めており、本田調教師と相談し、5月中旬に栗東トレセン近郊の宇治田原優駿ステーブルに移動して調整することになった。馬体重454kg(前月比-7kg)




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