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一口馬主の収穫日記

がんばれ!愛馬達

クエルクス、2戦目へ

2010-11-06 02:13:22 | クエルクス(引退)
2頭目は前走、人気に応えて新馬勝ちを決めたクエルクス。
いったん外厩で一息入れたあと帰厩し、今週、昇級戦に出走します。
調教内容は悪くないので、後は当日の落ち着きが大事です。
小頭数とはいえ、1勝している牡馬相手、ある意味メインよりも厳しいメンバーとも取れます。
ここで走れれば先は明るい。少しでも上位争いを期待したいと思います。

クエルクス(フジキセキ×ダイアゴネル by Darshaan)牝2 栗東TC 藤原英厩舎

■9/15 レース後も脚元等に大きな異常はない。次走は検討中。「頑張って走ったから、さすがに前の捌きが少しコトコトしたところはあるが、レース後も脚元は問題ないし、飼い喰いも良好。まだ課題はあるが、素質はあるし、更に上を目指した調整をしていくよ。次走に関してはもう少し様子を見てから決めたい。続けて使っていくことも考えているが、ここで楽をさせたらもう一つパンとしてくれそうな雰囲気も感じているからね。1週間ほど感触を確かめて判断するよ」(師)
■9/22 *大きな異常はなかったが、更なる成長と馬体の回復を促すため、18日に栗東ホースクラブへ移動した。次走は未定。「飼い喰いは良かったが、思ったよりも馬体の回復に時間が掛かりそうな雰囲気があった。暑い中、頑張って走ってきた訳だから、目に見えない疲れもあるだろう。更なる成長を期待したいし、馬体をフックラさせてから、また帰厩させたい」(師)
●9/28  軽めキャンターを乗っている。飼い喰いも問題ないため、帰厩の声が掛かるまでにできるだけフックラさせることを意識して調整していく。「特に大きな疲れは感じられませんね。まだまだこれから良くなりそうですよ。まずはしっかり馬体回復させておきたいと思います」(担当者)
●10/5 普通キャンターにペースを上げ、3200m乗っている。「馬体は順調に回復してきており、徐々にふっくらしてきました。キャンターの感触も良いですし、特に心配するようなところはありませんね。このまま帰厩までしっかり調整していきます」(担当者)
■10/12 本日、栗東トレセン帰厩。
■10/13 角馬場(軽めの調整) *まずは軽めの調整から。状態を見ながら次走を検討していく。
■10/14 角馬場(普通キャンター) *角馬場で時間を掛けてしっかり乗り込む。馬場入り時など首を左右に振ってややテンションが高めなのは気になるところ。「まだ具体的にどのレースへ向かうかは決めていない。これからの調教の感触を確かめてから決めていきたいと思っている」(師)。「テンションが高めですね。動きや馬体に問題はありませんので、やはり今回も精神面が鍵になりそうですね。注意して乗っていきたいと思います」(助手)
■10/20 角馬場⇒坂路(普通キャンター) *今週は栗東トレセンが厩舎従業員レクレーションの実施に伴い、18日(月)は通常の調教、19日(火)が全休日となったため、全休明けの本日も普通キャンターで調整。坂路入りを再開しており、徐々にペースを上げていく。再来週の京都(土)芝1200・混への出走を目標に調整を進めていく予定。
■10/21 角馬場⇒CW(普通キャンター) *普通キャンターでウッドチップコースを1周。角馬場からコースへ向かう際などややテンションは高めだが、キャンターへと進めてからは問題のない動き。今週末あたりから時計を出していく。「もう少し落ち着きが欲しいところだけれども、帰厩後も順調に調整しているし、感触も悪くない。今のところ、1200m戦を叩いて4週目のマイル戦(11/28京都「白菊賞」(芝1600・牝))へいこうと思っている。あとは調教しながら、レースを使いながら、どれだけ成長していけるか。落ち着きが出れば、より成長も見込めるだろうから、やっぱり精神面が鍵になるね」(師)

■10/23 坂路(53.6-38.9-25.5-13.0)馬ナリ余力
■10/27 角馬場⇒坂路(54.5-39.5-25.7-12.7)馬ナリ余力
*船曳文士騎手騎乗。坂路で単走の追い切り。テンはゆっくり入り、徐々にペースを上げていく。後半やや強めに追い、しっかりとした脚色で駆け上がる。時計は派手ではないものの、動きは良好。来週の京都(土)芝1200・混に出走予定。「まだ目一杯ではなく、ラストだけサッと追いました。跨った感触は良かったですし、最後の動きも良かったです。状態は良いと思いますよ。気になるのは高めのテンションだけではないでしょうか。レース当日も落ち着いていれば、本馬の力を発揮できると思います」(船曳文士騎手)

■10/30 坂路(61.2-41.9-26.5-13.2)馬ナリ余力
■10/31 DP 単走で半マイルから 66.5-51.7-37.4-12.3(ブック)馬ナリ余力

■11/3 坂路(52.9-38.7-25.6-12.8)一杯に追う

*鮫島良太騎手騎乗。坂路で単走の追い切り。後半強めに追われると、しっかり脚を伸ばして駆け上がる。動きは良好。京都(土)芝1200に出走予定。想定の段階でフルゲート18頭に対し、4頭の出走予定に留まっており除外の可能性はない見込み。「新馬戦で指摘のあったゲートはもっと速く出てくれるにこしたことはないが、それほど心配していない。少し間隔が空いていて、元々テンションの高いところのある本馬。まぁ、ゲートも含めて、どんどん経験が必要かな」(師)⇒福永祐一騎手で確定。

クエルクス
京都(土)7R 芝1200m 2歳500万下平場戦に出走します。
7頭立て 3枠3番 54kg福永祐一騎手が騎乗します。 発走は13:30です。

テンションが高い点は気になりますが、追い切りの動きは良く、仕上がりは良好。まずはクラスに目処の立つ走りを期待します。



2010年8月


2010年8月


2010年8月

クエルクス、嬉しい新馬勝ち

2010-09-20 17:27:45 | クエルクス(引退)
またまた久しぶりの更新。今週も2頭が出走してくれましたが、まずは先週の結果から。

土曜日にデビューしたクエルクス、見事に新馬勝ちを決めてくれました。
自分は申込みませんでしたが、口取りも満員だったようで、多くの会員さんが応援に駆けつけていました。こういうクラブ期待の馬が勝つと盛り上がるので、良かったと思います。

レースは7頭立てでもあり、かなりのスローペース。スタートはいまひとつでしたが、徐々に差をつめて最後は上位3頭の叩き合いを制してのゴール。
現場で見ていた時は、微妙な差だったので心配だったのですが、なんとか勝ててよかったです。
着差こそわずかですが、もともと内容重視で挑んだ1戦、次はもっとよくなるはずで今後がますます楽しみになりました。
そしてこの1勝は通算101戦目にして、嬉しい初の新馬勝ちでした。
記念すべきレースを制したのは、藤原英昭厩舎と福永騎手のコンビ。そういえば、一口初勝利も同じコンビだったんですよね。縁を感じる勝利でした。

クエルクス

■9/11 阪神3R 晴・良 牝馬・新馬 芝1400m 
      1.24.8 優勝/7頭 福永祐一(54kg) 466kg

ゲートを出たなりで中団から。道中はやや行きたがる素振りを見せたが、なんとかなだめて馬群の外めを追走。3角から徐々にポジションを上げ、逃げた馬を射程圏に入れて4角をカーブすると、直線では3頭横並びの叩き合いになったが、最後の最後に激しい追い比べを制し、見事初陣を白星で飾った。「心配していた気持ちの部分も落ち着いていたので良かったです。スタートが遅いなど課題残しの中で勝てたことは大きいと思います。これからさらに競馬を覚えていけばもっと良くなると思いますよ。今後も楽しみです。まずはゲートですね。今日は他馬もそれ程速くなかったので良かったですが、既走馬同士の相手となるとそうはいかないでしょうからね」(福永祐一騎手)










心配されたテンション面ですが、問題ありませんでした。




返し馬。なかなか良い写真。




力入りすぎで、ブレまくり。







クエルクス、メイクデビュー

2010-09-11 08:14:20 | クエルクス(引退)


今週はユニオンウィーク、紫苑Sに登録していたカルトマリーヌが出走していたら、現役のユニオン馬が全て今週出走となったのですが、カルトマリーヌは回避。2歳馬2頭が出走します。
まず土曜日は期待のクエルクスのデビュー戦。なんと7頭立ての競馬になりました。
ここまでの調整は、ややテンションが高めながらもいい走りを見せているようで、頭数にも恵まれてか人気の1頭になっています。好調の福永騎手の手綱も魅力、良い結果を期待しています。
とりあえず時間がないので、この辺で。これから応援に行ってきます。

クエルクス

■8/11 角馬場⇒坂路(普通キャンター)⇒E(ゲート練習) *船曳文士騎手騎乗で坂路を普通キャンターで乗ったあと、僚馬とゲート練習。落ち着いており、入り、駐立は全く問題なし、かなり速いスタートダッシュを決めた僚馬には発馬で見劣ったが、本馬もまずまず問題ない程度には反応しており、明日の天候次第ではあるが、ゲート試験を受けることも検討している。「順調に調整していますし、ゲートも問題ないですね。スタートは相手がかなり速かったですからね。本馬も充分合格できるぐらいのスタートができていたと思いますよ」(船曳文士騎手)
■8/12 角馬場⇒E ゲートから 13.8-14.2(ブック)馬ナリ ゲート試験合格
*船曳文士騎手騎乗でゲート試験に臨んだ。1本目の枠内で少しガタついてしまい、スタートもややもっさり。しかし、2本目は入り、駐立も問題なくこなし、スタートもしっかり決めることができたため、無事にゲート試験合格。
■8/15 坂路(55.2-40.8-27.4-14.1)馬ナリ余力 ヴァーチュスター(新馬)馬ナリに同入
■8/18 角馬場(軽めの調整) *ゲート試験合格後も順調に乗り込んでおり、このままデビューに備えることになった。今のところ9/11阪神芝1400・牝でのデビューが目標。本日は角馬場でじっくり乗り込む。追い切りは明日以降に行う。「ゲートも無事に合格しましたし、ここまで順調です。センスもあると感じていますし、しっかり調整して結果を出したいですね。暑い中でも元気一杯なのは良いですが、少しテンションも高くなってきましたので、その点には注意しています。半兄がカーッとなる気性をしていますし、本馬も兄の経験を活かして上手くコントロールしていきたいですね。プール調教も併用しながら乗り込んでいきたいと思います。もう少し暑い日が続きそうですので、オーバーワークにはくれぐれも注意していきたいと思います」(助手)
■8/22 坂路(59.7-44.3-29.2-14.8)馬ナリ余力
■8/25 角馬場⇒坂路(普通キャンター) *再来週の阪神(土)芝1400・牝でデビュー予定。追い切りは明日以降に行う。
■8/26 角馬場⇒CW(普通キャンター)⇒坂路(53.8-40.2-26.3-12.9)馬ナリ余力
グリームバイオ(三未勝)一杯を0.8秒追走同入 *福永祐一騎手騎乗。CWコースを普通キャンターで半周ほど走った後、坂路で併せ馬の追い切り。角馬場や坂路へ向かう移動時に首を左右に振りややテンションは高め。テンは2馬身ほど追走し、3F目から馬体を併せる。ラストは少し強めに追う程度で僚馬と同入。初めての強めの追い切りとしては上々の時計と動き。追い切り前の計測で馬体重は鞍を着けて470kgほど。「ここまでは順調に調整できている。気性面が鍵になりそうだが、瞬発力がありそうなタイプ。期待している」(師)。「軽い良い走りをしていますね。芝1400m戦は合いそうですよ。ただ、坂路へ向かっている時などテンションが高いのが気になりました。レース当日もゲートまで落ち着いて行ってくれれば良いのですが…。その点には注意したいですね」(福永祐一騎手)
■9/1 角馬場⇒坂路(59.1-43.6-29.3-14.9)馬ナリ余力 *単走で15-15程度の軽めの追い切り。様子を見て、明日以降に本追い切りを行う予定。引き続き、来週の阪神(土)芝1400・牝でデビュー予定で調整中。
■9/2 角馬場⇒B 併せ馬で5Fから 71.2-54.5-39.2-12.9(ブック)馬ナリ余力
ミッキープリステン(三未勝)馬ナリの内を0.2秒追走同入 *福永祐一騎手騎乗。テンは抑えてゆっくり入ったが、徐々にペースを上げ、ラストはしっかり追う。全体の時計はゆっくりだが、ラストの動きは良好。「デビューの前に一度コースで追い切っておきたかったので、Bコースでいきました。しっかり追って、仕上がってきていますが、やっぱりテンションが高め。昨日などメンコを着用してみたりしましたが、特に大きな効果もありませんでしたね。力はあると感じていますから期待していますが、やはり気になるのは当日の精神面ですね」(助手)

■9/8 角馬場⇒CW 単走で5Fから 65.8-51.5-38.3-12.7(ブック)直線強め余力
*福永祐一騎手騎乗。徐々にペースを上げ、ラストで鞍上が少し促す程度。なかなか伸びのある良い動きで駆け抜けた。引き続き、テンションはやや高めだが、順調に調整しており、出走態勢は整った。予定通り、阪神(土)芝1400・牝でデビュー予定。想定の段階で、フルゲート18頭に対し、本馬を含め7頭の出走予定に留まっているため、除外の可能性はない見込み。 ⇒福永祐一騎手でデビューが確定。「ここまで順調に調整し、無事にデビュー戦を迎えられるのは何より。もちろん結果も期待しているが、それ以上に今後に繋がる競馬をして欲しい。内容重視でいきたいと思う」(師)

阪神(土)3R 芝1400m 牝馬限定2歳新馬戦でデビューします。
7頭立て 4枠4番 54kg福永祐一騎手が騎乗します。 発走は11:30です。
入念に乗り込み、初戦から力を出せる状態に仕上がりました。落ち着いてレースに臨めれば、好走が期待できるでしょう。





2010年7月


クエルクス、栗東ホースクラブ経由トレセン入厩

2010-08-07 18:05:08 | クエルクス(引退)

2010年6月 天栄ホースパークにて


2010年7月 栗東ホース倶楽部にて

今年の2歳馬は、どの仔もまずまず順調で先月末には、クエルクスも無事に藤原英昭厩舎へ入厩しました。
この厩舎でしかもユニオンの馬でもあり、入厩時期は遅いと思っていましたが、この時期に入厩できたのは大きいですね。
有名なPOGブログに最近この厩舎の情報が良く掲載されていますが、すでにデビューしたシュアーウインやネオザイオンは、1度使って秋に復帰のようですね。
おそらくクエルクスも順調に行けば1度使って放牧というパターンでしょうか。
今はゲート練習の毎日ですが、気性もおとなしいくらいのようなので、ゲートは問題ないでしょう。
この中間は、師が自ら騎乗して感触を確かめているように、ユニオンの馬にしては大事にされているようでありがたい限り(失礼ですが…)。その期待に応えて、名トレーナーを唸らせるような動きを見せてほしいですね。

クエルクス(フジキセキ×ダイアゴネル by Darshaan)牝2 栗東TC 藤原英厩舎

●7/6 輸送を無事にこなし、数日はウォーキングマシーンでの運動で様子を見たが、6月26日から騎乗調教を開始。現在はハッキングで1500mほど乗っている。しばらく天栄ホースパークで調整を行い、栗東トレセンへの入厩態勢を整えていく。「順調に調整しているし、期待している馬だからね。具体的なデビューの予定などはまだ特に定めていないが、ここからは入厩も視野に入れて徐々に動かしていくよ」(師)。現在の馬体重490kg(前月比-5kg)
●7/7 本日、栗東ホース倶楽部へ移動。入厩に備え、調整を続ける。
●7/20 栗東トレセンへの入厩を視野に入れて、栗東ホースクラブでは順調にメニューを消化。「素直で乗りやすい感じですが、若干大人しすぎる印象があります。これから進めていくごとにもう少しピリッとしたところが出せるようにしていきたいですね」(担当者)とのことだが、体調等に問題はなく、普通キャンターを乗り込んだ。トレセンから近いという利点を活かし、定期的に藤原調教師や厩舎スタッフが視察に訪れ状態を確認。入厩に向けてGOサインが出され、17日(土)に無事入厩した。
■7/21 角馬場⇒坂路(普通キャンター) *入厩後、環境にもすぐに慣れており、徐々にメニューを進めて、ゲート練習も行っていく。「環境にも慣れるのは早かったし、どっしりしていて良い雰囲気ですよ。ただ、半兄も最初は大人しかったものの、途中からピリピリしていったので、注意して進めていきたいと思っています」(助手)
■7/28 角馬場⇒坂路(普通キャンター) *引き続き、順調に調整している。ゲート練習は坂路下にあるゲートを通過しているだけだが、特に問題はない。「飼い葉桶でこすって顔に少し傷を負ってしまったぐらいで、それ以外は特に問題なく調整しています。暑さに負けることもなく、元気ですし、飼い葉もしっかり食べていますよ。まだ普通キャンターだけですが、前向きさもしっかりあって良い感じです」(助手)

■8/4 角馬場⇒CW(軽めキャンター)⇒坂路(普通キャンター) *藤原英昭調教師騎乗でCWコースを半周した後、坂路で普通キャンター。「順調に調整しているが、まだ中身の成長が欲しいところもある。能力は感じているから、無理せずじっくり乗っていく予定。まずゲート試験を合格させるところまでは進めてみて、そのままデビューまでいけるかどうかは、その過程での感触をしっかり確かめた上で判断したいと思う」(師)
■8/5 角馬場⇒襷コース(ゲート練習) *通過は全く問題なくこなし、枠内駐立もまずまず落ち着いてこなす。最後はごく軽めのキャンターでスタートを切り、まずまずの反応で出ていた。更に練習を積んでいく。




クエルクス、天栄へ

2010-06-27 18:12:13 | クエルクス(引退)
順調に育成が進んでいるクエルクスですが、入厩に向けて坂東牧場を出発し天栄ホースパークへ移動しました。
ここまでの過程は引き続き順調で馬体重も大幅に増加。ダービートレーナーの厩舎スタッフの評価も高いようで非常に楽しみです。
この後、どれくらい天栄HPで過ごすのかわかりませんが、無事に入厩へ向けての最終調整を進めてほしいと思います。

クエルクス(フジキセキ×ダイアゴネル by Darshaan)牝2  坂東牧場~天栄HP

【愛馬レポート(4/22現在)】
ダートコースでハロン20~21秒のキャンターを3600m、またはペースに緩急をつけて坂路を2本乗っている。中間に視察に訪れた藤原英昭調教師から、「力のある馬だと思うので大事に育てていきましょう」とじっくり進めていく方針を示されたこともあり、もうしばらくはペースを上げず、今くらいの調教を行っていくことになりそうだ。

【愛馬レポート(4/30現在)】
引き続き、坂路の2本目をハロン16~17秒、またはハロン18~20秒とペースに強弱をつけて乗っている。乗り込むにつれ、幅が一段と増しているが、馬体には伸びが出てきており、バランス良く成長している様子。前向きさも着実に増しており、いつでも速い調教を行えるだけの基礎はしっかりできている印象を受ける。しかし、藤原英昭調教師は、「力のある馬だと感じているからこそ、大事に且つしっかり育てていきたい」という方針を示されているため、ペースアップはもう少し先になりそうだ。今後も疲れがたまらないよう馬体をしっかりケアしながら、調教を進めていく。体高158cm、胸囲181cm、管囲20.0cm、馬体重480kg(前月比+5kg)

●5/21 引き続き、ダートコースでハロン20~21秒のキャンターを3600m、またはペースに緩急をつけて坂路調教を行っている。現在の馬体重は495kgと前月から大きく増えているように、成長が著しい。どんどん実が入っているよう印象だ。視察に来場された藤原調教師は、馬体の着実な成長を喜ばれるとともに、改めて焦らずじっくりと進めていく方針を示されていた。
●6/7 6月からはダートコースでハロン20~21秒のキャンターを3600m、週1回は坂路で終い2Fを15-15で乗り始めている。ここまで過度な負担が掛からないように、馬の成長に合わせて進めてきたこともあり、基礎体力と馬体の強化は着実。初めて行った速めの調教でも、いかにも力のありそうな良いフットワークで走っていた。今後も状態に応じたメニューを組んで、調教を進めていく予定。体高158cm、胸囲182cm、管囲20.0cm、馬体重495kg(前月比+15kg)

●6/21 引き続き、ダートコースでハロン20~21秒のキャンターを乗り込み、週1回は坂路で終い2Fの15-15を行っている。ここ最近は馬体重は大きく増加しているが、無駄肉が付いているわけではなく、中身がギュッと詰まってきた印象。走りも非常に力強くなっている。また、16日には藤原厩舎の調教助手が視察に来場。状態の良さを確認し、大変喜んでいたようだ。なお、今後の入厩へ向けての最終調整は天栄ホースパークで行うことになり、明日、坂東牧場を出発する予定。

●6/23 本日、天栄ホースパークへ到着。


クエルクス、順調そのもの

2010-04-13 01:16:09 | クエルクス(引退)


 

ペガサス17(フジキセキ×ダイアゴネル by Darshaan)牝2 坂東牧場

【MH10月号 ペガサスレポート(9/10現在)】
矢野牧場で5月の初めから昼夜放牧を行っている。血統の良さもさることながら、募集開始当初から均整の取れた好馬体が際立っていたが、ひと夏を越して、更に磨きが掛かってきた印象。胸はグッと深くなり、トモの肉付きも良化。どこを取っても文句のつけようはなく、藤原英昭調教師が惚れ込んだことを再認識させられる。視察に訪れた際には、「当歳時からここまで思い描いた通りの成長を見せている」と話されており、師の評価に変わりはない。また普段からどっしり構え、多少のことでは動じない気性にも好感が持てる。このまま寒暖の差が激しくなるまでは昼夜放牧を続け、育成場への移動に備える。

【MH11月号 ペガサスフォトレポート(10/15現在)】
まず目に留まるのは、この発達した後躯だろう。幅、張りともに申し分なく、春から一段とスケールアップしている。更に胴伸びが良くなり、腹袋もしっかりしたことで、益々重厚感ある馬体になってきた。変わらず温厚でどっしり構えているところも好印象だ。体高156.0cm、胸囲185.0cm、管囲20.5cm。

【MH12月号 ペガサスレポート(11/10現在)】
10月16日に坂東牧場へ移動。程なく馴致を開始したが、素直な性格ですぐに終了。現在はダートコースでダクを1000m、ハッキング程度のキャンターを2000m乗っている。矢野牧場にいた頃はマイペースでどちらかというと大人しいタイプであったが、移動してからは競走馬モードに切り替わったのか、サンデー系らしい気の強さを見せ始めているのは好材料。場長からは「父の産駒らしい力のある動きを見せている」と上々の評価を得ている。また視察に訪れた藤原英昭調教師からは「必ず走る馬だから、まずはしっかり体力をつけるように乗っていくように」と指示されており、しばらくは基礎体力強化に重点を置いてじっくり乗り込んでいく。

【MH1月号 ペガサスレポート(12/10現在)】
ダートコースではキャンターのペースを徐々に上げ、現在はハロン22~23秒で3000m。また、体力強化が順調なことから12月上旬からは坂路調教も行っている。良いフットワークで駆け上がっており、藤原英昭調教師が常々「必ず走る馬」と話されていることも納得。走りからは素質の高さが窺え、調教が進むにつれ周囲の評価は高くなっている。また、徐々に馬体が絞れ、素軽さが増してきたことも良い傾向だ。今後は更なる基礎体力の強化を狙い、キャンターのペースを上げていく予定。

【MH2月号 ペガサスレポート(1/10現在)】
12月中旬からは、週2回の坂路調教ではキャンターのペースをハロン20~21秒にアップした。少し幼い面を見せることはあるが、着実に走ることに集中できるようになり、前向きさが出てきた印象。また、体をしっかり使ったフォームで走れるようになっており、ここまですこぶる順調に進んでいる。“集中力を高めること”、“きれいなフォームで走ること”に重点を置いた調教を行ってきた成果といえるだろう。なお、ここまで馴致から休むことなく進めてきたため、1月一杯はペースに強弱をつけて、目に見えない疲れを取ることにも努める予定。

【愛馬レポート(1/31現在)】
1月中旬からは、もう一段階、調教メニューをアップ。坂路調教を週2回から4回に増やし、ペースも上げハロン19~20秒、またはハロン17~18秒と強弱をつけて乗っている。「調教が一番進んでいるグループに入っても全く見劣りすることはない。馬体をしっかり維持できているのは、体力がついている証拠」と調教主任が話しているように、よりハードになったメニューにも難なく対応。馬体重は前月とほとんど変わらないが、付くべきところに筋肉が付き、締まるところは締まってきたことで今まで以上に迫力が出てきた。今後もしっかり乗り込み、馬体の強化を促していく。体高157cm、胸囲181cm、管囲20.0cm、馬体重486kg(前月比+2kg)。

【愛馬レポート(2/28現在)】
ダートコースでハロン20~21秒のキャンターを3600m乗り、週4回は坂路調教を行っている。坂路ではハロン17~18秒で乗る日を増やしており、前月から更に進んだメニューを消化した。運動量がアップしたことでやや馬体重は減少したが、トモの張りなどはグッと増しており、馬体にしっかり実が入ってきたように感じる。調教主任も「付くべきところに筋肉が付き、締まるべきところは締まり、競走馬らしい体形になっています。走り自体も父の産駒らしく力強さ増しています。ここまで順調のひと言ですね」と話しているように、すこぶる順調。速めの調教を行う下地は充分にできてきた感はあるが、藤原英昭調教師の指示を仰ぎながら進めていく方針。現在の馬体重482kg(前月比-4kg)。

【愛馬レポート(3/31現在)】
引き続き、坂路中心の調教メニュー。2本目はハロン16~17秒、またはハロン18~20秒と強弱をつけて乗っているが、前月よりも一段階ペースアップした。3月の馬体重が示すように、乗り込むごとに馬体が引き締まっているが、特にトモを中心に筋肉の張りが増している。運動したことがしっかり馬体に反映されている印象だ。「馬体は素軽くなってきましたが、蹴りは一段と強くなっています。坂路を楽々と駆け上がっていますし、推進力のある良い走りをしていますよ」と調教主任の評価は良好。兄シアフォースは素質を感じさせる走りで勝ち上がっており、本馬も続きたいところだ。体高158cm、胸囲180cm、管囲20.0cm、馬体重475kg(前月比-7kg)


まさしく、順調そのものです。

この後も無事で!

ユニオン出資馬紹介、ダイアゴネルの08『クエルクス』

2010-04-11 18:07:13 | クエルクス(引退)
今年のユニオン出資馬1頭目は、既に満口になったダイアゴネル08です。

ペガサス17 『クエルクス』

馬名:クエルクス Quercus
意味・由来 (ラテン)樫の学名。母系より連想。

父 フジキセキ X 母 *ダイアゴネル(母父Darshaan)牝2歳

関西(藤原英昭厩舎)

矢野牧場提供 ダーレー・ジャパンファーム生産

所属 ユニオンオーナーズクラブ

~カタログポイント~
矢野牧場がクラブに提供するために2008年のセレクトセールで購入したのが本馬。牝系は、おじメダーリーや近親に本邦種牡馬ティンバーカントリー、ドバイワールドカップを勝ったドバイミレニアムなどのG1ホースを有し、重賞勝ち馬を多数輩出している申し分ない血統。胸が深く、トモの肉付きもボリューム満点。セレクトセールで目を惹いたのも頷ける好馬体で、パワー溢れる走りが期待できそうだ。基本的には芝・ダートを問わずマイル前後が主戦場になりそうだが、胴には伸びが感じられるので、中距離辺りまで守備範囲を広げられるだろう。半兄と本馬を管理予定の藤原英昭調教師は「走るよ。期待しておいて」と力の入るコメント。期待せずにはいられない一頭だ。

~提供者からのPR~
本馬は、08年のセレクトセールで当牧場が落札しました。近親に08年の桜花賞馬レジネッタやドバイミレニアムなどG1馬が多数おり世界的に評価の高い一族です。当牧場に移動してからの成長も順調で、特に後肢の筋肉は牡馬と見紛るほど発達してきました。胴伸びも良く、ゆったりとした造りには好感が持て、性格も温厚でどっしりしています。このまま順調にいけば、トップトレーナーの下で才能が開花することは間違いないはずです。


とあるPOGでは兄シアフォースを指名しているように、元から注目していた血統。自分の一番信頼している厩舎でもあり、前向きに様子を見ていました。

ダーレー・ジャパンファーム生産のフジキセキ産駒といえば、毎日杯を勝ってNHKマイルCの有力候補ダノンシャンティがいます。奇しくもダノンシャンティの新馬戦で破った相手が藤原厩舎のセイルラージ。このレースを見た後に出資を決意。後は、残口が減ってきた頃に出資となりました。

血統はレジネッタなどと同じで、好きなFall Aspenの系統。
ここまでの育成過程は順調そのもので、藤原先生の評価も高いようで楽しみな1頭です。

おそらくデビューは秋以降になるとは思いますが、この馬には、密かに大きいところを期待しています。

2009春募集時

2009秋

2010春

良い成長を見せています。

さて、ユニオンでは毎年2頭出資していますが、あと1頭がなかなか決まりません。
どうしても欲しい馬がいなければ、これで打ち止めの可能性もありそうです。

来月頭には、1歳募集馬も決まるはず、そちらに魅力の馬がいれば09産へ回すことも考えています。