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一口馬主の収穫日記

がんばれ!愛馬達

カルトマリーヌ お忍びデビュー

2009-12-18 16:31:09 | カルトマリーヌ(引退)
アイビーフォールド出走後に、いよいよこの世代のユニオン馬カルトマリーヌがデビューします。
現2歳世代はセンスがあるかはおいといて、3頭の名付け親になることができました。その中のうち1頭は既に引退、もう1頭はデビューが微妙な状況と大ピンチ。カルトマリーヌが、最初で最後の競馬場で走る命名馬になるかもしれません。
本来ならデビュー戦でもあり現地観戦といきたいところですが、年末で何かとバタついてまして、この週末も仕事片手に競馬観戦となりそうです。

カルトマリーヌ

■11/25 坂路⇒南W(普通キャンター) *ゲート試験後の状態も問題なく、普通キャンターで乗り込みを続けている。大分飼い葉を食べるようになってきており、徐々に馬体がふっくらしてきた。明日、追い切り予定。12/19中山芝1600・牝でのデビューを目標に進めていく。
■11/26 坂路⇒南P 併せ馬で5Fから 70.2-54.6-40.4-13.3(ブック)馬なり余力
トーヨーツバサ(二未勝)馬なりの外に先行0.1秒遅れ *3頭併せで追い切り。テンは本馬ともう一頭で先行し、6馬身ほど後ろからもう一頭が追走。後続が徐々に差を詰め、残り2F地点で3頭が横一線に並ぶ。本馬は大外に併せ、直線でも馬ナリのまま脚を伸ばして併入。初めての追い切りで軽く流す程度だったが、大きなストライドで余力充分の走り。これから徐々に追い切りを強め、デビュー態勢を整えていく。追い切り後の馬体重は鞍を着けた状態で455キロ。
■12/2 坂路⇒南W 併せ馬で5Fから 69.0-54.1-40.7-14.2(ブック)馬なり余力
キタサンオトコミチ(二未勝)馬なりの内に先行4F付0.1秒遅れ *3頭併せで追い切り。本馬は真ん中に併せ、並んで直線に向く。一旦、1馬身ほど抜け出すが、そこからやや伸びが鈍り、直線半ばで外の馬に並ばれる。最後は一杯に追われたが、半馬身ほど遅れてゴール。直線でうまく手前を替えられなかったようで、そのため伸びを欠いた模様。今後はその点を修正しながら調教を積んでいく。12/19中山芝1600・牝でのデビューを目標としており、更に追い切りを重ね、出走態勢を整えていく。「直線で手前が替わらず、内にもたれていましたね。力の要るウッドチップコースよりポリトラックコースの方が走りが良かったので、現状では芝のレースに向かった方が良さそうですね」(師)
■12/9 坂路⇒南P 併せ馬で5Fから 67.0-52.2-38.0-12.4(ブック)G前仕掛け
トウカイライフ(二未勝)馬なりの内同入脚色劣 *ポリトラックコースで併せ馬で追い切り。テンから並んで進み、本馬は内に併せる。直線を向いてからも馬ナリのまま加速し、楽な手応えで併入。終いの伸びも良く、良い感じに仕上がってきている。追い切り後の馬体重は鞍を着けた状態で442キロ。来週の中山(土)芝1600・牝でデビュー予定。「先週より動きは良かったですよ。やはりポリトラックコースの方が向いていますね。少しずつ馬体が減ってきていますが、飼い葉はしっかり食べていて、腹が巻き上がった感じはないですし、このくらいでちょうど良さそうです。息遣いも良くなってきましたし、まずまずの状態でデビュー戦に臨めると思います」(助手)

■12/13 南W 併せ馬で半マイルから 56.9-41.4-14.1(ブック)馬なり余力
アールヴィストーゾ(新馬)馬なりの外同入
■12/16 坂路⇒南P 併せ馬で5Fから 67.7-52.3-38.0-13.0(ブック)馬なり余力
トウカイライフ(二未勝)馬なりの外同入 *ポリトラックコースで併せ馬で追い切り。テンは1馬身先行し、残り2F地点で馬体を並べ、本馬は外に併せる。直線に向いてから軽く仕掛けられ、良い反応を見せ、スッと一伸び。最後は相手を待つ余裕があり、楽に併入。時計は平凡も、動きは素軽く、好仕上がり。良い状態でデビュー戦に臨めそうだ。中山(土)芝1600・牝でデビュー予定。想定の段階ではフルゲート16頭に対して26頭が出走を予定しており、除外の可能性もある。 ⇒抽選をクリアし、確定。「追い切りの動きは良かったですし、まずまずの状態でデビューできそうです。芝向きの走り方をしますし、距離もマイルぐらいが合いそうですから、条件はぴったりではないかと思っています。もう少し馬体ががっちりしてほしい感じはありますが、ひとまず今の状態でどのくらいやれるか楽しみです」(師)
中山(土)5R 芝1600m 牝馬限定2歳新馬戦でデビューします。

16頭立て 2枠3番 54kg村上忍騎手が騎乗します。発走は 12:15 です。
追い切りの動き、息遣いともに良く、初戦から力を出せる状態に仕上がりました。芝のマイル戦という条件も合うと思われ、レースぶりに注目です。



ゲート合格後はポリトラックを中心に、時計はそれほどではありませんが、なかなか良い動きを見せています。
枠は中山の芝マイル戦なら有利の内枠をゲット。ダッシュが一息との声もありますが、ゲート試験で見せた加速力なら十分好位置も取れるはずです。

そして按上は岩手の村上忍ジョッキー。岩手競馬では実績のあるジョッキーのようなので、その手腕にも期待したいと思います。

ただひとつ心配なのは、入厩時から減り続けている馬体重。おそらく430~440kgくらいだと思いますが、パドックでの気配にも注目したいと思います。

記念すべきデビュー戦、まずは無事にレースを終えてほしいと思います。

カルトマリーヌ ゲート試験合格

2009-11-20 01:05:24 | カルトマリーヌ(引退)
美浦TC 成島厩舎

■10/28 北角⇒北C(普通キャンター~ゲート練習) *徐々に環境に慣れて落ち着き、馬房内での熊癖も見られなくなり、飼い葉も食べるようになってきた。本日も基本的なゲート練習を行った。引き続き入りと駐立の練習だが、躊躇することなくスムーズに入り、駐立もしっかりとできている。様子を見て発馬練習へと進めていく。
■10/29 北角⇒北C(普通キャンター~ゲート練習) *引き続きゲート練習を行っているが、ゲート内で立ち上がるところを見せ始め、ゲート内でやや落ち着かなくなってきた。しばらくは駐立の練習に専念し、慎重に練習を行っていく。
■11/4 北角⇒北C(普通キャンター~ゲート練習) *引き続きゲートの駐立練習を行っている。僚馬とともに練習を行っているが、隣のゲートに僚馬が入っても落ち着きを欠くことなく、静かに駐立できるようになっており、ようやく先に進められる状況になってきた。明日の駐立状況を見ながらになるが、手開けでの発馬練習を行うことも検討している。
■11/5 北角⇒北C(普通キャンター~ゲート練習) *本日もゲート練習。入りを若干しぶったが、ゲート内ではなんとか我慢して駐立できていたことから、最後に手開けで静かにゲートを開き、常歩で出た。扉の開く動作に驚くこともなく、スムーズに出ていた。少しずつだが上達しており、様子を見ながら本格的な発馬練習へと進めていく。

■11/11 北角⇒北C(普通キャンター~ゲート発馬練習) *先週の金曜日に機械的に扉を開けて発馬練習を行った。本日も同様に発馬練習。ガシャンと扉が開くと一瞬その動きを気にして躊躇し、やや出が遅かったが、出てからのダッシュはまずまずで、真っ直ぐに駆けていた。明日か明後日に再度同様の発馬練習を行い、扉の開く動きに慣れさせ、問題がなければ来週にもゲート試験を受ける予定。

■11/18 北角⇒北C(ゲート試験) ゲートから 12.3-12.9-14.7(ブック)馬なり ⇒合格
*本日ゲート試験を受け、無事合格。発馬は特に問題なく、出てからのダッシュはかなり速かった。発馬練習を繰り返し行い、トモに負担が掛かっている可能性もあり、馬体の状態を見ながら、より強い負荷を掛けてデビュー態勢を整えていく。


心配された馬房内での熊癖も見られなくなり一安心。入厩後はゲート練習をじっくりとこなして、無事に一発合格しました。
しかも発馬後は、12.3-12.9となかなかのダッシュがあるようです。
ダッシュの速さから、デビュー戦は中山ダート1200mあたりですかね。

来週からは本格的な調教へと移行するでしょう。どんな内容を見せてくれるのか楽しみにしたいと思います。

さて、今週は懇親会が行われるユニオンですが、2歳馬はまずまず好調といえるでしょう。文字通りエースのエースインザホールは今週2勝目を上げる可能性が高いでしょうし、牡馬相手に健闘したシーキングフェイムなど楽しみな馬が多くいます。
特にシーキングフェイムは、カルトマリーヌと最後まで迷った1頭だけにやや複雑ですが、カルトマリーヌにも同様の活躍を期待したいと思います。

カルトマリーヌ 美浦トレセン入厩

2009-10-23 00:39:24 | カルトマリーヌ(引退)
●10/13 ハロン20秒くらいのキャンターでダートコースを2400mと坂路を1200m、週1~2回は坂路で15-15を乗っている。持ったままの良い手応えで駆け上がっており、着実に入厩の態勢が整いつつある。なお、近々成島調教師が視察に来場する予定で、調教を見た上で入厩に向けての今後の方針を検討する。
■10/17 順調に調教を積めており、今後の調整は美浦トレセンで行うことになり、本日、美浦トレセン成島厩舎に入厩。



クラブのレポートを毎日見ていなかったので、入厩を知ったのはベーシカルさんのコメントでした。
ありがとうございます!

そして、入厩後の1回目のレポートを楽しみにしていたのですが、心配な点が。

■10/21 北角⇒北C(普通キャンター~ゲート練習) *移動後は熱発もなく体調面に問題はなかったが、馬房内で極度の熊癖が見られ、全然落ち着かず、飼い喰いが極端に悪い。場所に慣れてくれば解消されてくるかもしれないが、今後の調整に大きく影響してくる可能性もあり、心配な点ではある。馬房以外では落ち着いており、馬場入り等も問題なく、今週からゲート練習を開始。僚馬とともにCコースでキャンターを乗った後、ゲートに移動し、初歩的なゲート練習を行った。まずは前扉の開いたゲートで入りと通過の練習。躊躇することなくスムーズにこなし、次に、前扉の閉まっているゲートで入りと駐立の練習。前扉が閉まっていても躊躇せずに入り、中でしっかりと駐立。後ろ扉を閉めても落ち着いて駐立できており、最後に手開けで静かにゲートを開き、常歩で出た。トレセンに入ってから初めてのゲート練習だったが、物見もなく、落ち着いてこなしていた。基本的な段階は問題なく、様子を見て発馬練習へと進めていく。

うーー。極度の熊癖〔ゆうへき〕とは、めっちゃ心配なレポート。。

早く環境に慣れてほしい。頑張れ!

ゲートのほうは問題ないのは何よりです。ベーシカルさんで十分練習してきた効果ですね。

JRAホームページより
ふなゆすり
熊癖〔ゆうへき〕の俗称である。馬房内で肢を踏みかえ身体を左右に間断なくゆする癖である。熊がオリの中で左右に身体を動かす様に似ていることから熊癖の名があり、また、舟をこぐ様にも似ていることからふなゆすりという俗称がある。下肢部の故障を起こすこともあるため嫌われる。



9月のカルトマリーヌ どんどん良化

2009-10-16 00:54:18 | カルトマリーヌ(引退)

ベーシカルCS

【愛馬レポート 9月】
フケがすっかり治まったことで、力みが取れ、動きには本来の良さを感じられるようになってきた。引き続き、坂路で週1~2回15-15を行っているが、手応え充分に伸びやかに駆け上がっている。またフケの影響があった頃は、乗り込んでいるわりに体の張りに物足りないところがあったが、ここ最近は張りが戻ってきたことで馬体がグッと充実した印象。ゲート練習も問題なく、スムーズに行うことができている。視察に訪れた成島調教師は「トモに筋肉が付いてきて、馬体がどんどん良くなっている」と本馬の良化を確認。10月中の入厩も検討されている。体高162.0cm、胸囲183.0cm、管囲20.0cm、馬体重486kg(前月比-2kg)。


9月も順調に過ごしたようですね。ゲートも問題ないというのは、フケで乗り込めない時に練習していた効果でしょう。とても良い感じです。

ここにきて育成の集大成を向かえているようで、後は先生の声を待つのみ。

今週から週1回の近況報告になったので、更新を楽しみに待ちたいと思います。

8月のカルトマリーヌ やや上向き

2009-09-13 21:52:59 | カルトマリーヌ(引退)

ベーシカルCS

【愛馬レポート 8月】
引き続き、週1~2回は坂路で15-15を行っている。8月の前半はフケの影響からか常に力みがちなフォームで走っていたが、後半になって落ち着いてきてからは徐々に良い頃の動きが戻ってきている。ゲート練習でも、ムチを見せて促すだけで躊躇することなくスッと入るようになってきた。「15-15の時も、押して押してなんとかといった感じでしたが、フケが治まってきてからは大分楽に動けるようになってきました。幸い馬体減りはなく、乗り込むごとに良化していますので、様子を見ながら調整を進めていきます」(担当者)。このまま週1~2回の15-15を継続しながら、入厩に備える。体高162.0cm、胸囲182.0cm、管囲20.0cm、馬体重488kg(前月比+5kg)。


8月の前半に見学に行った後の様子がわかるレポートですね。心配されたフケも治まって上向いてきました。フケの影響で早いところができない時に、ゲート練習も行っていただいたので、後はもう少し乗り込めば入厩ではないでしょうか。
お世話になる成島厩舎の管理馬一覧を見ると2歳馬は、現在7頭入厩。やはり個人馬主が中心ですね。後回しの立場でしょうが、そろそろ入厩時期の声など聞きたいものです。


北海道馬紀行① カルトマリーヌ ~ベーシカル・コーチング・スクール~

2009-08-12 01:02:57 | カルトマリーヌ(引退)
先週木曜日から4日間にかけて、北海道馬産地めぐりをしてきました。
今日から少しづつ書いていこうと思います。


最初の訪問地は、愛馬カルトマリーヌの育成先であるベーシカル・コーチング・スクール。門別競馬場から車で10分程度の日高町富浜という所にあります。


事務所に行くと「あっちの建物にいるよ」とのことなので、歩いて厩舎まで行きます。


馬房には「カルトマリーヌ」の名が!やはり命名者としては嬉しいですね。

そして厩舎の外に出してもらいます。







馬体重は480kgほどで、見た目やや太いくらいに感じました。入厩前としてはちょうど良いくらいではないでしょうか。
調教メニューは、周回コースを20-22秒程度。週1、2回は15-15の早めを取れ入れているとのことでレポートとさほど変わりないようです。

見学後は事務所に戻って社長の高橋氏からこれまでの育成過程を丁寧に説明していただきました。
1歳の10月頃にこちらへ来た当時はかなり煩い馬だったが、同世代では1、2を争う好馬体で楽しみに思った。
現在は気性は成長したが、牝馬特有のフケの症状が出始めて時折うるさい時がある。その時は無理に早めをやるよりもゲート練習を中心にして早めを控えるなどして無理をしていない。
以前に15-15を乗った時は、ガツンと繰るような凄い手応えだったが、現在はまだフワフワしているところもあり、まだフケの影響はありそう。
先生は2週間に1回くらいは見にくるようですが、入厩の時期についてはまだ具体的な話はない。
などなど、どういう考えで育成されているのか、とてもわかりやすい説明でした。
脚元は全く問題ないみたいなので、こちらでしっかり鍛えてもらって、入厩の日を楽しみに待ちたいと思います。

そしてここベーシカル・コーチング・スクールには、功労馬として1頭の名馬が余生を過ごしているのをご存知でしょうか。

皐月賞馬「ナリタタイシン」です!




普段は放牧地を歩きながら草を食べてまわるそうですが、この日はかなりの暑さだったためか、10分程度の見学中、この場所から全く動きませんでしたね。

そしてこの場所を後にして、次なる目的地ダーレー・ジャパン・スタリオンコンプレックスを目指します。

7月のカルトマリーヌ 過敏な時期

2009-08-10 14:26:04 | カルトマリーヌ(引退)
【愛馬レポート 7月】
気性面を考慮して、7月は場合によって15-15を行わないことも検討したが、過敏なところは徐々に減り、少しずつ安定してきたこともあって、週1~2回は坂路で継続。ゲート練習も、まだ完璧とまではいかないが、大分落ち着いてこなせるようになってきた。また下旬には成島調教師が視察に来場。気性面だけでなく、「上背が伸びたことで一時期は幾分体がすっきり映っていたが、最近は筋肉が付いて幅が戻ってきた。良い傾向だ」と馬体面の良化も評価されていた。このところ美浦は随分気温が高くなっており、急激な温度差をともなう移動は得策ではないため、夏の暑さが更に増す時期に入厩する可能性は低いかもしれないが、いつでも対応できるように、このまま気性面に注意しながら乗り込みとゲート練習を行っていく。体高162.0cm、胸囲182.0cm、管囲20.0cm、馬体重483kg(前月比+7kg)。


また改めてアップしますが、先週会ってきました。今もだいたい上記のような感じみたいです。レポートではハッキリと書くのは避けてますが、過敏なところというのはフケのことで、今でもたまに煩いことがあるようです。そのあたりは、ゲート練習と並行してうまく調整していただいているようなので、あせらず入厩を待ちたいと思います。


6月のカルトマリーヌ ゲートは苦手かも

2009-07-12 15:21:45 | カルトマリーヌ(引退)
【愛馬レポート 6月】
6月中旬からは、週2回、坂路で2~3ハロンの15-15を行っている。調教を重ねた成果がしっかり馬体に反映されており、首から肩、背中からトモに掛けて、筋肉の輪郭がよりはっきりしてきた印象だ。鞍上が指示を出すとスッと動けているように反応も良好で、順調にペースアップできているが、ここのところテンションの高さが目につくようになってきた。ゲート練習にも幾分影響が出ているため、両扉を閉めての駐立練習は週1回程度に留め、ゲートに悪い印象を持たせないように、普段は通過、扉を開けた状態での駐立と基礎の反復に努めている。このまま週2回は15-15を継続していく予定だが、気性面には充分注意を払いながら進めていく。体高161.0cm、胸囲180.0cm、管囲20.0cm、馬体重476kg(前月比+1kg)。



ゲートは苦手かもしれませんが、育成は相変わらず順調そうで何よりです。
先月のレポートまでの早期デビューの文字がなくなったのは、ユニオンさんらしいですね。





5月のカルトマリーヌ 順調に進む

2009-06-14 23:20:37 | カルトマリーヌ(引退)
【愛馬レポート 5月】
5月中旬からは、週1~2回、坂路で2~3ハロンの15-15を乗り始めた。ペースを上げてからも、ハロン20秒で走っている時と同じように伸びやかなフォームで駆けており、雰囲気は上々。非常に前向きに走っている印象だ。また、調教後の息の戻りは一緒に併せた僚馬よりも早く、体力強化もしっかり進んでいる。トレーニングを強化していく中で、精神面、馬体面ともに成長著しいということは高く評価できるだろう。今後は、成島調教師が掲げる早期デビューに向けてペースを上げていくことになるが、更に馬体が変わってきそうな雰囲気もあるため、成長を阻害しないように状態に留意しながら進めていく。体高161.0cm、胸囲180.0cm、管囲20.0cm、馬体重475kg(前月比-5kg)。


無理をせずに少しづつペースをあげているのが良いですね。デビューは9月の中山くらいが現実的かな

ここまでのカルトマリーヌ ~レポート~

2009-06-05 16:22:06 | カルトマリーヌ(引退)
 

【MH10月号 ペガサスレポート(9/10現在)】
武岡牧場で日中のみの放牧を行っているが、逞しさが増し、より見栄えするようになってきた。姉ビリーヴインタイムは、どちらかというと母の父ブライアンズタイム似の馬体をしていたが、本馬はタイプが異なり、父クロフネの影響が馬体に表れている印象だ。肉付きの良さは目を惹き、また体全体を使った跳びの大きな走りには力強さが感じられる。これには視察に訪れた成島調教師も、「体が随分良くなった。馬体がしっかりしてきているので、早く育成場へ移動させ、早期デビューを目指していきたい」と早期から始動する方針を示されたほどである。なお育成は、武岡牧場生産、成島厩舎所属で新馬勝ちしたジェヴォーナと同じく、ベーシカルコーチングスクールで行う予定。



【MH11月号 フォトレポート(10/10現在)】
日を追うごとに父クロフネらしさが出てきている。筋肉の量が増え、馬体は一回りもニ回りも大きくなり、特に首差しから肩に掛けて力強くなってきた。10月1日に育成場へ移動したが、環境の変化に戸惑うことなく、無事に競走馬としての第一歩を踏み出した。体高156.0cm、胸囲182.0cm、管囲19.5cm。

【MH12月号 ペガサスレポート(11/10現在)】
現在は、屋内馬場でダクを1600m乗っている。ブレーキングの最中に、ややテンションが上がりかけたため1週間ほどリフレッシュ休養を挟んだが、その後は落ち着いた状態を保てている。「当牧場に預託されている馬の中で、1、2を争う好馬体をしています。成島先生も大きな期待を寄せられていますが、我々現場もそうですし、会員さんの期待は更に大きいことでしょう。現代の競馬において、育成場の果たす役割というのは大きくなっています。皆さんの期待に応えられるように、しっかり鍛えていきます」(ベーシカルコーチングスクール・高橋氏)。今後は徐々にダクの距離を延ばし、基礎体力の強化に努める。


【MH1月号 ペガサスレポート(12/10現在)】
11月半ばからは坂路でも調教を行っていたが、現在は坂路が閉鎖されたため、屋内馬場でダクを2400m乗っている。テンションが上がりすぎることも、逆に大人しすぎることもなく程よく気合いの乗った状態。「本馬のような大型馬の場合、あまりリラックスしすぎるよりも、適度にピリッとしたところがあった方が、動きがきびきびして仕上がりも早くなる」と高橋氏は良い傾向と捉えている。年内はこのままダクを乗り基礎体力の強化に努め、年明けからキャンターを始める予定。

【MH2月号 ペガサスレポート(1/10現在)】
引き続き、屋内馬場でダクを2400m乗っている。同じようにダクを乗っていても、騎乗調教を始めたばかりの頃とは内容は大違い。ただ走っているのではなく、最初から最後まで集中力を保った状態で、体の芯がぶれることなくきれいな脚運びでダクを踏んでいる。これには「鞍上から運動をさせられているのではなく、自らの意思でしっかりと走っている。均等に筋肉が付いてきているし、ここまで至極順調」と高橋氏も高評価を与えている。近々化骨検査を行う予定にしており、検査の結果が良好ならキャンター調教を始める予定。




【愛馬レポート 1月】
化骨検査の結果が良好だったため、1月中旬からはハッキング程度のキャンターを開始した。徐々に距離を延ばし、現在は2000mほど乗っている。「ダクの動きから想像していた通り、良いキャンターをしている」と高橋氏が話しているように、脚の運びのきれいなキャンターを披露。視察に訪れた成島調教師は「トモに筋肉が付いてきて、すごく好馬体になっている。早い時期から動けそうなので、北海道開催でのデビューを目指したい」と早期デビューを示唆。馬格は充分で骨格もしっかりしているため、早期からの始動に充分対応可能だろう。キャンターを始めたことで無駄な脂肪が取れ、メリハリの利いたより競走馬らしい馬体になってきた。これからは、師のプランに沿って徐々にペースを上げていく予定。体高157.0cm、胸囲178.0cm、管囲19.5cm、馬体重455kg。



【愛馬レポート 2月】
2月からはキャンターのペースを徐々に上げていき、現在はハロン22秒で乗っている。時折り落ち着きのないところを見せることはあるが、概ね集中して走れており特に問題なし。ただ、キャンターを始めたことで幾分すっきり映るようになっており、今後は馬体の回復にも気をつけたいところ。しかしトモの肉付きの良さは相変わらずで、馬体がすっきりした分、より筋肉が盛り上がって見えるようになってきた。トモの踏ん張りが強く、大きなフットワークで走っている。雪解けを待って、3月からは坂路調教を行う予定。それまでは徐々にキャンターの距離を延ばし、ペースアップに耐えられるような強い体づくりに努める。体高158.0cm、胸囲177.0cm、管囲19.5cm、馬体重455kg(前月比±0kg)。



【愛馬レポート 3月】
キャンターの距離、ペースともアップ。現在はハロン20秒で2400mほど乗っている。また、3月下旬からは坂路調教がメニューに加わった。ここ最近は気性面の成長が顕著。ペースを上げてからはカッカすることが減り、今まで以上に落ち着いて調教に取り組めている。牝馬ということもあり、より気性面に注意しながら進めてきた成果が表れているといって良いだろう。キャンター調教を始めてからこの中間少し体がすっきり見えることもあったが、ここにきて幾分ふっくらとしてゆとりが出てきたようだ。しばらくは今くらいのペースで進めていく予定。騎乗者からは「この時期の馬としては腰がしっかりしているし、動きも力強い。ペースを上げるのが楽しみ」となかなかの評価を受けている。様子を見ながら、徐々にペースを上げていく。体高160.0cm、胸囲180.0cm、管囲19.5cm、馬体重467kg(前月比+12kg)。

 

【愛馬レポート 4月】
4月からは徐々に坂路のペースをハロン20秒くらいにまで上げ、週1~2回程度は終いをハロン17~18秒で乗っている。ここ最近は精神面の成長が顕著で、落ち着きが増し、調教中もリラックスした状態を保っている。また、良いトレーニングを積めていることで馬体は一段と良化。全身に筋肉が付いてきたことで迫力が増し、いかにもクロフネ産駒らしい雰囲気になってきたように感じる。蹴りが強く、推進力のあるキャンターをしており、馬体同様に動きも非常に力強い。成島調教師は定期的に視察に訪れ本馬の状態を確認。早期デビューを目指す意向を示されているが、それに応えるべく、順調に階段を一歩一歩上っていると考えて良いだろう。現状でも15-15を行うことに支障はないが、師を始め関係者が力を認めているからこそ、あせらず段階を経ながら進めていく。体高161.0cm、胸囲180.0cm、管囲20.0cm、馬体重480kg(前月比+13kg)。

●5/15 ここのところの成長著しく、トレーニングを強化する中でのものは大変評価できる。肉体面、精神面での充実度◎。早期デビューが現実味を帯びてきた。



とにかく、ここまで順調そのもの。そういえば今年のPOG本ではベーシカルCSは、全く取り上げてもらてなかったなぁ