先日のICUカンファでの出来事。
ある患者さんの話題で、ある科の医師が、
”Afになったのはラシックスで脱水になったからでは?”
と言った。
次の患者さんの時に、ある科の医師が、
”クレアチニンが上昇しているので、尿生化を提出して腎性か腎前性か鑑別したい”
と言った。
その次の患者さんの時に、ある科の医師が、
”乳酸が上昇したから、循環不全があるはずだ”
と言った。
おお!
三連続で都市伝説だ!
みなさん、いい加減にご存知とは思いますが、
・ICUにおけるAfの危険因子についての研究はいくつもあるが、どこにも脱水とは書いてない。
・教科書にはFeNaなどで腎性と腎前性の鑑別をせよと書いてあるが、多くの研究(特に敗血症)で有効性が否定されている。
・乳酸は好気代謝で(も)増加する。
以前は、
”ノルアドを使うと末梢循環が悪くなるのでドーパミンの方が良い”とか、
”少量のドーパミンは腎血流を増やす”とか、
他にもいろいろあったけど、この辺はさすがにもう聞かなくなった。
まだたくさんありそうだ。根は深い。
ある患者さんの話題で、ある科の医師が、
”Afになったのはラシックスで脱水になったからでは?”
と言った。
次の患者さんの時に、ある科の医師が、
”クレアチニンが上昇しているので、尿生化を提出して腎性か腎前性か鑑別したい”
と言った。
その次の患者さんの時に、ある科の医師が、
”乳酸が上昇したから、循環不全があるはずだ”
と言った。
おお!
三連続で都市伝説だ!
みなさん、いい加減にご存知とは思いますが、
・ICUにおけるAfの危険因子についての研究はいくつもあるが、どこにも脱水とは書いてない。
・教科書にはFeNaなどで腎性と腎前性の鑑別をせよと書いてあるが、多くの研究(特に敗血症)で有効性が否定されている。
・乳酸は好気代謝で(も)増加する。
以前は、
”ノルアドを使うと末梢循環が悪くなるのでドーパミンの方が良い”とか、
”少量のドーパミンは腎血流を増やす”とか、
他にもいろいろあったけど、この辺はさすがにもう聞かなくなった。
まだたくさんありそうだ。根は深い。
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