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超級龍熱

香港功夫映画と共に

龍熱的空想特撮浪漫⑦ ダブルライダーの遺言状!「仮面ライダーV3」

2019-06-14 07:25:44 | 龍熱的空想特撮浪漫

遂に誕生した仮面ライダー3号、その名はV3!

だが既にV3のデストロンとの激しい闘いは火蓋を切っていたのだ。
カメバズーカの砲撃に苦戦するダブルライダーにV3が駆け寄る!(この僅か数分のシーンが3人の仮面ライダーが揃う唯一の瞬間である)

V3「本郷先輩!大丈夫ですかー!?」
ライダー1号「大丈夫だ!俺たちに構わず行け!V3!」
ライダー2号「少年ライダー隊本部を守ってくれ!」
V3「任せて下さい!ハリケーン!」

ここで登場するV3の愛車ハリケーン!ハリケーンを駆ったV3は少年ライダー隊本部に急行する!

その頃、少年ライダー隊本部の立花藤兵衛はデストロンの凶悪怪人ハサミジャガーの襲撃を受けていた。
ハサミジャガー「見ろ!デストロン通信衛星が映し出すカメバズーカの餌食となるダブルライダーの最後を?観念しろ!立花藤兵衛!」
藤兵衛「殺したければ殺せ!だが正義は不滅だ。何時か仮面ライダーが貴様を倒す!」 
ハサミジャガー「グエ〜ヘヘへ!仮面ライダーなどいるものかぁ!」

V3「フハハハハ!」

その時!ライダー隊本部に響く正義の高笑い! そしてハサミジャガーの前に舞い降りるは赤い仮面の戦士の雄姿!

ハサミジャガー「ああ!?貴、貴様は!?」
V3「仮面ライダーV3!」
ハサミジャガー「V3だと?馬、馬鹿なぁ!」
藤兵衛「あんたは!?」
V3「話は後です!さあ!」

ハサミジャガーの襲撃を撃退したV3、いや風見志郎と藤兵衛は、同じくカメバズーカの砲撃から生還した本郷猛と一文字隼人と合流する。

風見志郎は両親と妹の墓に参ると、両親から貰った身体を改造人間へと変えた事を詫びるも、改めて自分から家族を奪ったデストロンに闘いを挑み、人間の正義と平和を守る事を固く誓うのだった。そこに花束を持ち現れる珠純子。

純子「志郎さん、私、知っています。貴方が何かと闘っている事を。お願いです!私にも手伝わせて下さい!」
風見「・・分かりました。では1つだけお願いがあります」
純子「えっ?何ですか?」
風見「今後、決して僕に近づかない事。それが貴女のためだ。いいですね?」
純子「志郎さん!」

と、言ってるそばからハサミジャガーの襲撃を受ける珠純子!
そこに駆けつけた風見志郎は純子を逃がすと、全国のチビっ子たちが待ちに待っていた仮面ライダーV3の変身ポーズを初めて披露する!

風見「変身・・V3!!」

それはライダー2号の変身ポーズから始まり、ライダー1号の変身ポーズで完結する、全ての仮面ライダーにおける変身ポーズの最高傑作!この初期のV3の変身ポーズは最後にダブルタイフーンの前で両手をクロスさせているが、やがてはジャンプするスタイルで統一される。

まだ自分のV3としての“26の秘密”を把握出来ずに戸惑うV3はハサミジャガーを取り逃がす。だが教会の神父に変身していたハサミジャガーの正体を見破った風見はハサミジャガーからカメバズーカの体内に埋め込まれた原子爆弾(!)を爆発させ東京を壊滅させるデストロンの恐るべき計画を知ると、再び仮面ライダーV3に変身し、改めて自分の家族を皆殺しにしたハサミジャガーに闘いを挑む!

一方、ダブルライダーもV3からの通信でデストロンの東京壊滅作戦を知り、カメバズーカに闘いを挑むが、カメバズーカの怒涛のバズーカ攻撃に苦戦を強いられるのだった。
カメバズーカの体内の原子爆発のタイムリミットが迫る中、いま長く過酷な闘いによって日本の平和を守って来た2人の改造人間は、自らの命と引き換えに東京を救う事を決意する!!

ライダー2号「カメバズーカを倒さない限り東京を救う方法はない!」 
ライダー1号「隼人、私たちにも良い後継者が出来た。行くぞ?」
ライダー2号「・・よし!」

ダブルライダーはお互いの両手をクロスさせ全エネルギーを集中しカメバズーカの動きを止めると、カメバズーカを抱き抱え天高く飛翔する!!

ダブルライダー「トオオオオオォォ!!」

この瞬間、主題曲「闘え!仮面ライダーV3」が流れ、私たち視聴者はこの壮大なる仮面ライダーの継承ドラマがいよいよクライマックスを迎えようとしている事を知る!
そう、そうなのだ。この時、龍熱少年を含めたチビっ子たちは悟ったのだ。
この「仮面ライダーV3」の第1話と第2話こそは、同時に全ての東映スタッフが愛し、敬い、親しんだ「仮面ライダー」のフィナーレを飾る第99話と第100話である事を!!!

ハサミジャガー「シザ〜ス!死ねぇ!V3!」
ハサミジャガーの猛攻に苦戦を強いられるライダーV3は何とか突破口を見出そうとするが、その時V3の脳裏にダブルライダーの声が!

ライダー1号「ライダーV3、最後のコーチをする!」
ライダー2号「ダブルタイフーンを全開にしろ!」
V3「・・よし!」

父よ、母よ、妹よ!ダブルタイフーンを全開にしたライダーV3は空中で反転すると渾身のダブルキックをハサミジャガーに叩き込み、遂にハサミジャガーを倒すのだった。

V3「勝った・・だが最後のコーチとは?はっ?まさか!ハリケーン!!」

V3が懸命にハリケーンを海岸線に向け走らせたその時、遥か海の彼方で原子爆弾が爆発した後のキノコ雲が上がっていた・・。
そう、ダブルライダーはカメバズーカと共にその身を犠牲にする事で東京を救ったのである。

V3「本郷先〜輩!一文字さ〜ん!」

波が打ち寄せる海岸に呆然と立ち尽くす仮面ライダーV3。と、そこに気高くも優しい本郷猛と一文字隼人の声が聞こえて来る・・。

本郷「仮面ライダーV3、いや風見志郎!」
一文字「俺たちは死なない。何時の日か必ず帰って来る!」
本郷「3人の仮面ライダーが揃って闘う日まで、全ては君に懸かっている」
一文字「頑張れ!仮面ライダーV3!」
本郷「俺たちは見守っているぞ!」

文字通り東映スタッフが全力を注いで作り上げた仮面ライダー1号&2号から仮面ライダー3号ことV3への継承式はこうして最高の形で成し遂げられた。
風見志郎こと宮内洋も、その後1年間全52話に渡って仮面ライダーV3を全身全霊を持って演じ切り、その宮内のV3変身前の危険を顧みない体当たりアクションと共に「仮面ライダーV3」は生涯の代表作となったばかりか、宮内本人を“ミスター特撮ヒーロー”の座にまで押し上げたのである。
龍熱は今もあの「仮面ライダーV3」第1話の最後で、V3がブラウン管に初めて登場した瞬間のまさに胸踊る興奮が忘れられません。
そう、まさにこの「仮面ライダーV3」こそが昭和のライダーシリーズの絶頂期を象徴する最高最強の仮面ライダーなのである。

Farewell Double Rider.Now Kamen Rider V3 is ready to fight.

コメント (2)
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龍熱的空想特撮浪漫⑥ ライダー3号誕生!その名はV3!!「仮面ライダーV3」

2019-06-12 21:38:38 | 龍熱的空想特撮浪漫

赤い 赤い 赤い仮面のV3!

ダブルタイフーン 命のベルト
力と技の風車が廻る!
父よ、母よ、妹よ!
風の唸りに地が叫び 力の限り
ぶち当たる!
敵は地獄のデストロン!
闘う正義の仮面ライダーV3!!

昭和の「仮面ライダー」シリーズにおいて今も最も高い人気を誇る「仮面ライダーV3」の主題歌。だが一見勇壮に聞こえるこの旋律も、改めてその歌詞からは、主人公が無慈悲に命を奪われた愛する家族に対する悲しみを乗り越え、悪に立ち向かう決意を高らかに歌っている事が強く感じ取れるのである・・!!

仮面ライダー1号&2号によってゲルショッカーが倒され、日本に平和が訪れていた。
城南大学生物学部の学生であり、本郷猛(藤岡弘)の後輩である風見志郎(宮内洋)は、ある日偶然殺人現場を目撃した事から、謎の組織に再三命を狙われる。
事態を重く見た本郷は一文字隼人(佐々木剛)と立花藤兵衛(小林昭二)と共に謎の組織を追うが、同じく組織の戦闘員を目撃した女性珠純子(小野ひずる)を自宅で介抱していた風見の家族の前に恐るべき怪人ハサミジャガー(声は沢りつお!)が現れ、風見の父、母、そして妹は風見の目の前で惨殺されてしまうのだった!!

風見「ああー!父さん!母さん!雪子ー!?」
ハサミジャガー「我らデストロンの姿を見た者は1人として生かしてはおかん!シザ〜ス!」
そこに駆けつけた本郷猛!本郷は敢えて風見の眼前で仮面ライダー1号に変身する!

本郷「ライダー・・変身!!」
風見「はっ!本郷先輩が仮面ライダー!?」

ハサミジャガーを追い払ったライダー1号にライダー2号も合流するが、愛する家族を皆殺しにされた風見はデストロンへの怒りと憎しみをダブルライダーに叩き着けるのだった。

風見「俺は今日限り人間である事を捨てる!復讐の鬼となって家族の仇を必ず取る!仮面ライダー、俺を・・俺を改造人間にしてくれ!」
ライダー1号「風見、お前の気持ちはよく分かる。だか個人の復讐に力は貸せない」
ライダー2号「人間でありながら人間でない。この苦しみは私たち2人だけで十分なんだ」

龍熱は当時風見志郎役の宮内洋を見た時、この人全くの新人じゃないな、何処かで見たなぁと思ったら、宮内さんは既に人気ドラマ「キイハンター」に出ていたんですね。
それもあってか、本作「仮面ライダーV3」で風見志郎に扮する宮内さんは初々しさの中にも何処かふてぶてしい佇まいを感じさせ、まさにダブルライダーの後継者を担うに相応しいキャスティング!と十分に納得出来たのでした。

ダブルライダーは珠純子の情報でデストロンのアジトに潜入。だがそこでダブルライダーを待っていたのは死んだと思われたゲルショッカーの首領(声は納谷悟朗。貫禄!)と、新たなる組織デストロンの宣戦布告だった。そこでデストロンの首領が放った改造人間分解光線を浴び苦しむダブルライダーの許に駆けつけたのは風見志郎!

風見「あっ!先輩!一文字さん!」
ライダー1号「来るな!風見!来るなー!」

だがダブルライダーを助けた事で替わりに分解光線を浴びてしまい瀕死となった風見を優しく抱き起こしたダブルライダーは、ある決意と共に風見をジッと見つめるのだった!

その頃、デストロンの東京壊滅作戦の命を受けた怪人カメバズーカ(声は峰恵研!)は行動を開始するが、そこに現れるはダブルライダー!

ライダー1号「デストロン!お前たちに東京の平和は乱させん!」
カメバズーカ「フン!もはや貴様らは我らデストロンの敵ではないわ!ズゥーカァー!」

カメバズーカが次々と放つ砲撃はダブルライダーの接近を阻み、ダブルライダーは大ピンチ!
そう、デストロン怪人はゲルショッカーの怪人を遥かに凌ぐ強力な能力を持っているのだ。

カメバズーカ「ライダー1号、2号、死んで貰うぞ!ズゥーカァー!」

「待てぃ!」

その時!凛とした声が青く澄み切った空に響いた!大地に凛々しく立つは赤い仮面に緑の目!
2枚の白いマフラーが雄々しく空に羽ばたく!
そう、彼こそは3人目の仮面ライダー!!

ライダー1号「おお!成功したぞ!」 
ライダー2号「ああ!」

カメバズーカ「貴、貴様は!?」

ライダーV3「仮面ライダー・・V3!」

カメバズーカ「V3だと!?」

この瞬間、テレビの瞬間視聴率は当時の「仮面ライダー」全てのエピソードにおける最高視聴率を達成する!(龍熱少年もその1人!)
日本中のチビっ子たちが待ちに待っていた仮面ライダー3号が遂にブラウン管に登場したのだ!そしてそれは同時に、栄光の仮面ライダー1号&2号を愛するチビっ子たちにとって衝撃の展開を予感させるものだった・・!
では中江真司さん、第2話に続く伝説のナレーションをいま1度お願いします!!

「束の間の平和を破り突如出現した暗黒組織デストロン!デストロンに家族を殺された風見志郎は、ライダー1号&2号によって仮面ライダーV3として蘇った。
デストロンとの激しい闘いがこれから始まるのである!」

次回、衝撃の結末となる「ダブルライダーの遺言状」を待て!!

Kamen Rider V3.The first appearance !!


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龍熱的空想特撮浪漫⑤ 決めろ!必殺キリモミキック!「ウルトラマンレオ」

2019-05-20 17:50:58 | 龍熱的空想特撮浪漫

セブンへの変身能力を失ったモロボシダン!悪魔の双子怪獣に弾き返されるウルトラマンレオ!いま東京、いや日本列島に大沈没の危機が迫る!!

ダン隊長「ゲン、お前1人の力でマグマ星人を追い帰したと思ってるのか!」
ゲン「はい、僕が勝ちました!」
ダン隊長「馬鹿野郎!お前のために百子さんが生死を彷徨っているんだぞ!」
ゲン「えっ?百子さんが!?」
ダン隊長「今度マグマ星人が襲って来た時、もし俺たちが負けたら・・日本は沈没だ!」

双子怪獣の必殺ギラススピン打倒にモロボシダンがゲンに課した地獄の特訓とは!?
そしてウルトラマンレオはマグマ星人と双子怪獣の猛威から東京を守れるのか!?
熱血スポ根特撮ドラマ「ウルトラマンレオ」、その伝説の初期設定編、いよいよクライマックス!さあ皆で観よう!!(瑳川哲朗調で)

ダン隊長「ゲン、待っていろ!ジュワァ!」
ダン隊長の忠告を聞かずに双子怪獣に挑んだウルトラマンレオは、やはり双子怪獣、そしてマグマ星人の猛攻の前に大ピンチに!
そのレオを救ったのがダン隊長に唯一残された超能力「ウルトラ念力」だった。
著しくエネルギーを消耗する「ウルトラ念力」で何とかレオを救ったダン隊長はそのまま海岸に崩れ落ちる。駆けつけるゲン。

ゲン「隊長!僕を・・ウルトラマンレオを救ったのは隊長だったんですね!」
ダン隊長「黙れ!ゲン!なぜ俺の忠告を無視して双子怪獣と闘った?お前は自分の星L77星を全滅させたマグマ星人への憎しみだけで星人と闘ったな?」
ゲン「それが何故いけないんですか!」
ダン隊長「馬鹿野郎!そのお前のせいで百子さんが病院で生死を彷徨っているんだぞ!」
ゲン「えっ?百子さんが!?」
ダン隊長「いいか、ゲン?ウルトラマンレオが双子怪獣のギラススピンに勝つにはキリモミ、つまりスピン・・スピンにはスピンだ!」

分かったような分からないようなダン隊長のアドバイスで、ゲンは体育館でキリモミキックの猛特訓に没頭する。

「うわあああああ!」これまたヒーローとは思えない悲鳴を挙げながらダン隊長が命じた理不尽な特訓に挑むゲンの姿に私たちは戸惑いながらも次第に強く惹き込まれていくのだ。
こうして、このゲンの破天荒かつ奇天烈な特訓シーンは以後「ウルトラマンレオ」初期クールの定番シーンとなっていくのである。
それでも若い青年ゲンはちょっとだけ特訓をサボると、百子さんのお見舞いに駆けつけようと廊下を走るが、そのゲンの喉元にまるでウェスタンラリアートのようなダン隊長の杖が叩き着けられる!!

ゲン「痛っ!あっ隊長?」
ダン隊長「どこに行く気だ?」
ゲン「百子さんが・・!」
ダン隊長「キリモミキックはどうした?」
ゲン「でも百子さんが・・」
ダン隊長「今はそんな事(そんな事?)よりキリモミキックだ。さあ特訓に戻れ!」
ゲン「でも百子さんの・・」
ダン隊長「戻れぇぇぇ!!(怒)」

最初に「ウルトラマンレオ」を観た私たちは「ウルトラセブン」で目をキラキラさせながらアンヌ隊員と笑顔で話す爽やかな好青年モロボシダンとはまるで別人のようなダン隊長の鬼隊長振りに戸惑いながらも、かつてはウルトラ警備隊員だったモロボシダンがより逞しい男性として、より責任ある立場として宇宙パトロール隊MACの隊長として帰って来た事を大いなる共感と共に受け入れていくのである。
また文字通り鬼気迫る佇まいでダン隊長を演じた森次晃嗣にとっても、森次自身生涯の代表的キャラであるモロボシダンに、さらなる深みと愛着を齎したこの「ウルトラマンレオ」は「ウルトラセブン」と共に忘れられない作品となった事だろう。

地獄の特訓の果てにキリモミキックを完成させたゲンはウルトラマンレオに変身!
再び東京に出現した双子怪獣レッドギラスとブラックギラスに敢然と闘いを挑み、必殺キリモミキックで双子怪獣の首をハネ飛ばし見事勝利を得ると同時に、百子さんも無事に回復するのだった。

ブルースリーとドラゴン映画ブームの強い影響下で製作を開始した本作「ウルトラマンレオ」は、続く第3話&第4話の奇怪宇宙人ツルク星人編以降も格闘アクション&特訓シーンが導入されたハード路線が展開され、当時の龍熱少年を喜ばせた。
ところがその後、この熱血スポ根特撮ドラマ路線は徐々にフェードアウトしてしまい、最終的には龍熱少年にとって悪夢の「円盤生物編」へと突入していくのだった。レオォォ!!😭。

さて、次回の「龍熱的空想特撮浪漫」は、満を持して東映が誇る最強特撮ヒーローが登場!
ダブルタイフーンは命のベルト!力と技の風車が廻る!栄光の仮面ライダー3号、その名は!?どうぞご期待下さい!!

Ultraman Leo.My favorite Ultraman.


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龍熱的空想特撮浪漫④ セブン死す?日本列島大沈没!「ウルトラマンレオ」

2019-05-20 17:47:35 | 龍熱的空想特撮浪漫

再び地球の守りについていたモロボシダンことウルトラセブンは、凶悪なマグマ星人が操る双子怪獣の前にその右足を砕かれ変身能力を失ってしまう!そこに突如暗雲切り裂き現れた謎の超人、その名はウルトラマンレオ!果たしてこの新たなるウルトラマンの正体とは!?いま地球を舞台にウルトラセブンとウルトラマンレオ、2人の宇宙人の熱く激しい地球防衛のドラマが幕を開けようとしている!次回「龍熱的空想特撮浪漫」は、ウルトラシリーズ後期の特撮スポ根ドラマ「ウルトラマンレオ」第1話&第2話に迫ります!獅子の瞳が輝く時!双子怪獣のギラススピンが唸りを上げる時!東京は沈没する!!

(大興奮の予告から続く)マグマ星人の猛威からモロボシダン(森次晃嗣)ことウルトラセブンを救ったのは遠くL77星からやって来たウルトラマンレオことおゝとりゲン(真夏竜)だった。

ダン「ゲン、私にはお前が必要だ。そしてお前にも私が必要なのだ。マグマ星人から地球を守るのはウルトラマンレオ、お前だ!」
ゲン「でも地球にはウルトラセブン、貴方がいるではありませんか?」
ダン「いやウルトラセブンはもういない。見ろ・・デュワァ!」
ウルトラアイを手にウルトラセブンに変身を試みたダンだったが苦悶の表情で片膝を着く。
そう、ダンは双子怪獣とマグマ星人に砕かれた右足のために変身能力を失っていたのだ。
打ちのめされたダンを優しく抱き起こすゲン。
ダン「あの沈みゆく夕日が私なら、明日の朝日はお前だ。ゲン、やってくれるな?」
ゲン「はい、やります。やらせて下さい!」

龍熱はこの「ウルトラマンレオ」第1話序盤の海岸でモロボシダンとおゝとりゲンが初めて出会い、そこで2人の宇宙人が共に地球を守る事を誓い合う場面が大好きです😊。
そう、この「ウルトラマンレオ」こそそれまでの「ウルトラ」シリーズにはなかったリアルな格闘アクション(レオを演じるは二家本辰己!)、熱く厳しい師弟愛、そして壮絶かつ破天荒な特訓シーンを導入した斬新にして新たなる特撮スポ根ドラマなのである。
そしてそのウルトラマンレオのリアルな格闘アクションは、本作放送当時の1974年に日本中を席巻していたブルース・リーブーム、いわゆるドラゴン映画ブームの強い影響下にあった事は間違いありません。
さらにこの「ウルトラマンレオ」と共にドラゴン映画の影響下にあったもう1本の傑作特撮ドラマが存在しますが、それはまた別のお話。

宇宙パトロール隊MACに入隊したゲンは隊長のダンと共に地球防衛の任務に着くが、またしてもマグマ星人に操られた双子怪獣レッドギラスとブラックギラスが東京湾を急襲し、東京は2大怪獣による大津波に飲み込まれんとしていた!それを見たゲンはウルトラマンレオに変身しようとするが、ダン隊長が荒々しく制止する。

ゲン「隊長、行かせて下さい!」
ダン「駄目だ!今のお前ではあの双子怪獣のギラススピンには勝てない!」
ゲン「それでも・・それでも僕はいきます!」
ダン「ゲーン!!」

ダン隊長の制止を振り切ったゲンは(正統な正拳突きポーズからの変身でなく)高々と跳躍すると咆哮!ウルトラマンレオに変身する!!

ゲン「レオォォォォォ!!」

しかしダン隊長の忠告は正しく、ウルトラマンレオは双子怪獣の必殺技ギラススピンの前に何度となく弾き返され、次第にエネルギーを消耗していく。レオの地球上での活動時間2分40秒が刻一刻と尽きていく・・!!

ダン「駄目だ・・今のウルトラマンレオでは双子怪獣には勝てない!日本は・・日本は沈没する!!!」

ウルトラセブンに変身出来ないモロボシダン!そして双子怪獣の猛攻に絶対絶命のウルトラマンレオ!いままさに日本列島が沈没する・・!!大熱狂の第2話「大沈没!日本列島最後の日」を待て!!

Two aliens at earth.A memorable scene from Ultraman Leo.


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龍熱的空想特撮浪漫③ さらばウルトラマン!「ウルトラマン」

2019-05-19 11:09:52 | 龍熱的空想特撮浪漫

「さらばウルトラマン」。龍熱少年はこの伝説の最終回の本放送の時は余りに小さかったため観ていなくて、初めて観たのは再放送でした。そして子供心に当時の特撮ドラマやアニメの最終回には、殆ど必ず視聴者のチビッ子たちへ向けたドラマチックな結末と強いメッセージ性が込められている事を知ったのでした。

謎の円盤軍団が地球に迫りムラマツキャップ(小林昭二)率いる科学特捜隊も臨戦態勢となります。しかしその謎の侵略者は既に科学特捜隊の本部に侵入しており、岩本博士(平田昭彦)に変身すると特捜隊本部に火を放ちます。
ムラマツたちは岩本博士に変身した謎の侵略者を倒しますが、そこに入れ替わるように巨大な宇宙恐竜ゼットンが出現!そのまま特捜隊本部に迫ります。
「あっ!本部が危ない!」それを見たハヤタ(黒部進)はフラッシュビームを点火させるとウルトラマンに変身!しかし、これがウルトラマンの地球における最後の変身となるのだった・・!
ゼットンはウルトラマンの八つ裂き光輪を初めとする全ての攻撃を尽く弾き返します。
そのゼットンの無敵振りに超人のウルトラマンが初めて動揺した表情を見せます。
この場面を見ていた私たちチビッ子は「何かいつもの強いウルトラマンと違う。まさか!?」
ゼットンはこれまで多くの怪獣を倒して来たウルトラマンの必殺技スペシウム光線を何なく耐えると、逆に強力なビーム光線をウルトラマンのカラータイマー目掛けて放ちます!
「ヘアァァ!?」苦痛の雄叫びを上げたウルトラマンはそのままユックリと地面に倒れると、その両目から光が消えるのでした・・。
「あぁ?ウルトラマンが負けたの?ウルトラマン!死なないでー!」アキコ隊員(桜井浩子)の悲鳴が響く中、意を決した岩本博士は「アラシ君、この新兵器を使いたまえ!1発しかないから仕損じるなよ?」とアラシ(石井伊吉)に小型の新兵器を託します。
果たしてアラシが撃ち込んだ新兵器を浴びたゼットンはアッサリと爆死!
こうして人類はウルトラマンの力ではなく、自分たちの力で侵略者の魔手から地球を守ったのでした。
「あっ!見て!ウルトラマンがもう1人!」アキコ隊員の声に特捜隊員たちが空を見上げると、ウルトラマンとは別のもう1人のウルトラマン、宇宙警備隊隊長ゾフィが地球に姿を見せます。
ゾフィはゼットンとの闘いで傷ついたウルトラマンを光の国に連れ帰るため地球にやって来たのでした。
しかしウルトラマンは自分のためにハヤタを死なせるわけにはいかないと、ゾフィの申し出を頑なに拒みます。それを聞いたゾフィ(声は浦野光!)は「ウルトラマン、お前はそれほどまでに地球人が好きになったのか。分かった。私はこの地球に命を2つ持って来た。その1つをハヤタに与えよう。さあ今からハヤタとお前を分離するぞ!」

ウルトラマンとゾフィ、2つの赤い玉が静かに上空に舞い上がり始めた時、科学特捜隊員ハヤタは1人地上に立ち尽くしていました。
「おや・・僕は今までどうしてたのか?あっ!キャップ!あれですよ、僕が見た赤い玉は!」

ムラマツたち科学特捜隊たちは何も知らないハヤタが駆け寄って来る中、上空をグングン舞い上がっていく2つの赤い玉に静かに手を振りながら、これからは人間が自分たちの手で地球の平和を守って行く事を固く誓うのでした。
さようなら!ウルトラマン!ありがとう!ウルトラマン!

この「さらばウルトラマン」を放送当時に大阪でテレビに齧り付いて見ていた少年がいました。「よし!わいがゼットンを倒して必ずウルトラマンの仇を討ったる!」
この少年こそ後に新日本プロレスに入門する前田明でした。
この前田少年の決意を「やっぱり前田ってアホだな」と思った人間は、今すぐ特撮ファンとプロレスファンを辞めた方がいいでしょう。
何故ならこの前田少年の心の叫びこそ当時「さらばウルトラマン」を目に涙を一杯溜めながら見ていた全国のチビッ子たちの想いをまさに代弁していたからです。
それが証拠に、この「さらばウルトラマン」のラストで2つの赤い玉となって光の国へと帰って行くウルトラマンとゾフィの姿と共に放送が終わると、それを見ていた日本中のチビッ子たちはテレビの前からスックと立ち上がり、自分の家の窓に向かって走り出すと、急いで窓を開け、一斉に美しい夜空を見上げたと言われています。そう、光の国へと帰っていくウルトラマンとゾフィを自分たちで見送るために。

Unbeatable Ultraman is lose !! Farewell Ultraman.Most impressive eqisode from Ultraman.


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龍熱的空想特撮浪漫② 幻のウルトラ投げ特訓シーンに迫る!「帰って来たウルトラマン」

2019-05-17 12:22:51 | 龍熱的空想特撮浪漫

ウルトラの星、光る時、いま3人のウルトラマンが夜空に並び立つ・・!!

ナックル星人の奸計により捕らえられた新ウルトラマンを救うべく初代ウルトラマン(ちゃんと黒部進本人)とウルトラセブン(ちゃんと森次晃嗣本人)がやって来ました。
初代マンとセブンは“ウルトラの星作戦”で新マンを救出すると、打倒!ナックル星人&ブラックキングに燃える新マンを再び地球に送り出すのだった!・・って、ここって何度見てもせっかく3人のウルトラマンが勢揃いしたのに妙にアッサリとした流れだなぁ???
そうなんです、実はここで初代マンとセブンが新マンに新たな必殺技ウルトラ投げを特訓の果てに伝授するシーン(写真参照)が実際に撮影されながら、何と本放送時にはカットされていたんですねー!
ただこの編集だとラストで新マンがブラックキングをウルトラ投げで撃破するシーンの感動が半減してしまいます(って実際半減しましたしぃ😉)。

そこで龍熱はこの幻の特訓シーンについて新ウルトラマン本人に直接問い質して見ました!えっ?龍熱さん、M78星雲に行って来たんですか?そうな・・いや違うって!😆。
実は昨年の東京国際映画祭で、龍熱はトビー監督のサポートで毎日IFDブースに参戦していたんですが、その映画祭最終日に何とブース会場で新ウルトラマンのスーツアクターであるきくち英一さんにお会いしていたんですねー!
その際、龍熱はきくちさんに「帰って来たウルトラマン」の撮影秘話を色々お訊きしていたんです👍。ではその秘話をここに大公開だシュワ!!

きくちウルトラマン曰く「自分が気に入ってるエピソードはムルチが出てくる回かな。えっ?38話で新マンがセブンと特訓するシーンを撮ってるって?いや俺はそれは知らないなぁ。
恐らく誰か他の人間が新マンの中に入ってその特訓シーンを撮ったんだろうな。あと俺に言わせればウルトラマンジャックって何だよ?
俺が演じたウルトラマンはジャックじゃないよ、帰って来たウルトラマンなんだよ!」

きくち英一さんの新ウルトラマンに対する強い愛情と拘りが感じられるコメント、如何でしょうか?これでこの幻の特訓シーンできくちさんが新マンの着ぐるみに入っていなかった、という貴重な証言が得られました。そう、香港功夫映画評論家こと龍熱は例えいつ何時、どんなジャンルや取材対象でも常在戦場インタビューの精神なのだ!
ではでは次回の「龍熱的空想特撮浪漫」をお楽しみに😊。シュワッチ!!

Rare deleted scene from Return of Ultraman.
This Ultraseven training Ultraman Jack was cut from broadcast episode.


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龍熱的空想特撮浪漫① ウルトラセブン参上!「帰って来たウルトラマン」

2019-05-17 12:13:50 | 龍熱的空想特撮浪漫

先日からまたまた突如として「超級龍熱Facebook」で連載が始まっている新コラム「龍熱的空想特撮浪漫」をこちらにも転載します😉。現在「超級龍熱Facebook」では我らが“和製ドラゴン”倉田保昭さんの特集「伝説のドラゴン、倉田保昭」も好評連載中ですが、まずは「龍熱的空想特撮浪漫」の転載分をお楽しみ下さいね(^_^)。

私こと龍熱はウルトラ世代としては初代ウルトラマンやウルトラセブンは再放送世代で、リアルタイムでちゃんと見たのは「帰って来たウルトラマン」からになります。
当時は「TVマガジン」なんてチビッ子向けの雑誌が色々ありまして、龍熱は毎月「ロードショー」誌と一緒に買って夢中で読んでました😊。
その「帰って来たウルトラマン」でチビッ子たちが大騒ぎになったのが第18話「ウルトラセブン参上!」でした。
宇宙大怪獣ベムスターに苦戦する新ウルトラマンを助けるために“ウルトラブレスレット”を手にウルトラセブンが帰って来る!! 
この「ウルトラセブン参上!」放送の翌日の学校は「昨日の「ウルトラマン」見た?」「見た!見た!セブンが出てきた!」とセブン参上の話題で持ちきりだったわけです😉。
このウルトラセブンの「帰って来たウルトラマン」ゲスト出演は、ゾフィやセブン上司を除けばウルトラシリーズ初のゲストウルトラマン登場となり、以後主役ウルトラマンがピンチになると先輩ウルトラマンが駆けつける!と言う人気定番エピソードを生んでいく事となります。
そしてこの「帰って来たウルトラマン」では後のエピソードで、ウルトセブンがもう1人のウルトラマンこと初代ウルトラマンと共に、新ウルトラマン最大最凶の危機に再び馳せ参じる屈指の名編を生む事となります・・!!
そう、ウルトラの星光る時、いま3人のウルトラマンが夜空に並び立つ・・!!

Ultraman Jack and Ultraseven gathering in famous episode Enter the Ultraseven! from Return of Ultraman.Juwaaaa !!


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