パンと珈琲日記~整形外科じゃなくて成形~

パン焼きと珈琲を趣味とするある整形外科医の日記

単機能電子レンジ+単機能オーブン >> オーブンレンジ

2007-09-20 06:09:28 | サンヨーSOB-14 チャレンジシリーズ
東芝で新しく温度調節のできるオーブントースターを発売するらしい。HTR-H6という機種で80℃から240℃まで無段階に温度調節可能でタイマーは30分とのこと。庫内は270×275×70mmで三洋SOB-14の340×327×350mmより狭い。
引用記事によると実売価格8000円程度とのこと。

これは中途半端な機種。温度調節可能なところを見るとオーブンなんだろうけど、高さが7cmしかないので焼けるものが限られてしまう。タイマーも30分しかないのでローストビーフはぎりぎりできるとしてもローストチキンが焼けない(その前に高さがないか)。これだったらSOB-14か同じ東芝だったら東芝が以前から出している電気オーブンの方がいいかも。デザインは両方とも最悪だけど、機能重視ってことで。

アメリカだとパン6枚焼けてチキン焼けて50ドルもしない機種とか、パンまで温められる機種なんかが安価にある。日本だとデザイン性の問題もあるし、スペースの問題と古臭いので性能がオーブンレンジに劣るんではないか?という懸念もあって、こういった電気オーブンは売れないのだろう。売れないからメーカーも熱心じゃないし、なかなかいい機種が出ない。
宣伝文句もオーブンレンジの方がデザインもいいし、スチームだ、医師がまだ(じゃない石釜だw)、と魅力的な感じがある。どうみてもSOB-14「だっせー」し、「古臭い」し、母の形見じゃないけど「安物」っぽい、っつか安物だしね。

でもSOB-14を使い直してオーブンレンジのオーブン機能よりもSOB-14がずっと優れていたのがわかった。

それにオーブンレンジには致命的な欠陥がある。
要はオーブンを使った直後、電子レンジが使えないのだ。

また、先日、電子レンジの本を読んでいたらオーブンレンジは単機能電子レンジに比較して上記以外にも

1)高温に耐えるための金属を内部に多用しており、マイクロ波の乱反射がおきやすい
2)庫内が一般的に広く、温めても空気を伝わって食品が冷めやすい
3)多機能のため故障などが単機能と比較して多いかも

との欠点があるらしい。確かに単機能の庫内の狭い電子レンジよりも温めむらが生じたり、温めるのに時間がかかるような気がしていたが、これを読んで納得。

だったら、庫内の狭い単機能電子レンジ+単機能オーブン(電気、ガス)最強ではないか?実売であわせて2万円もしないと思うし。コストパフォーマンス最高。

ちゃんと2ヶ月前に考えていたらリンナイ・ガスオーブンも電子レンジ機能つきじゃなくてもっと安い単機能オーブンにしたのに、本当に残念。



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