パンと珈琲日記~整形外科じゃなくて成形~

パン焼きと珈琲を趣味とするある整形外科医の日記

アメリカ旅行記12 やっぱり、南部はいいなぁ

2013-08-26 20:37:22 | 教育
Morilton ArkansasのSuper8モーテルには19時ごろ到着。近くにはピザやハンバーガーなどファストフード店とKrogerというスーパーマーケットぐらいしかなかったので、Krogerで冷凍食品とカット野菜を購入して部屋で食べた。

この日はイースターの土曜日でレジをやっているおばさんから「復活前夜祭の休日を楽しんでいる?」と声をかけられた。昔、南部に暮らしていた頃だったらこういう時、「まあまあね。ありがとう。」てな具合に適当に答えたと思う。祭日なのに冷凍食品とカット野菜で楽しい晩餐なわけないし、レジをしているおばさんも休日の夜働いていてイースターなんて家族とともに過ごす日の一つなのに、これまた楽しいわきゃない。こういったのは気遣いのこもった挨拶で、所謂サザンホスピタリティーの範疇に入るものだ。ネバダでもテキサスでもオクラホマでもこういったのは無くて、しかも久しぶりだったのでついつい真面目に答えてしまった。

自分(以下自)「実はヴァケーションで明日リトルロックに行く予定。リトルロックで宿が取れなかったからこの町に泊まっている」
おばさん(以下お)「え~、そうなの。どこから来たの?」

南部の人はおしゃべりが多いのか、真面目に答えると会話が弾んでくる。

自「日本から」
お「アメリカはどこかいった?」
自「飛行機でラスベガスに来て、グランドキャニオン見てあとはI-40を車で来たよ。おとといアリゾナを出て、昨日アマリロに泊ったとこ」
お「え~っ、それはすごい!」

とそこでおばさんが、横のレジの別のおばさんに

「ね~ね~この人たち日本から来たんだけど、飛行機でカルフォルニアに来て、そこから車でここまで来たんだって。すごいよね~」なんてこと伝えた。
(う~、ラズベガスはカルフォルニアじゃないんだけど、、、、南部の田舎だからしょうがないか)

横のレジのおばさんも

「アメリカ楽しんでってね」とニコニコ顔。

会話が弾んでいくと、こころなしか自分のしゃべり方も何となく南部なまりになっていく。

お「そうそう、お会計しないとね。クローガーカード持ってる?」
自「No, sir」

南部だと質問されたら答える時にsir とかma'amとかつけるのだが、南部なまりになったついでにその習慣が自然に出てきてしまった。だが、出てきたのはよりによってsir.....

おばさん苦笑しながら

「ノーノー、sirじゃなくてma'am でしょ」 と。

お「クローガーカードないと高くなるし、作るの無料だから一つ作る?」
自「Yes, ma'am」

お「そうそう(笑)今度はちゃんと言えたね(笑)。」

買い物ひとつでもお互い気分よくなれる。南部はやっぱりいいなぁ。実はアーカンソーの田舎、夜で東洋人が出歩くことの危険性を感じながらかなり緊張していたのだが、気分よく買い物ができた。

買ったのはマカロニチーズ。アメリカの冷凍食品と言ったらこれでしょ、やっぱ。





以前、アメリカにいた時の経験から冷凍食品の中華はまあまあだが、冷凍食品のマカロニチーズはまずいものと思っていたが、今回購入したやつはまずくない、というか結構、おいしい。意外だった。

テレビをつけたらアメリカ版・料理の鉄人を放送していた。


今日のお題は缶詰のツナらしい。



マクドナルドも日本のマクドナルドと違って生のきゅうり等、野菜が結構入っていておいしかったし、冷凍食品もおいしくなっている。どうも自分がアメリカを離れた後、アメリカの人たちの舌が肥えたらしい。





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