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Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

歴史を見てきた場所 壇ノ浦を見下ろして

2015-01-29 21:38:34 | 旅行記
バスは 和布刈神社のそばで降ります。
すぐそばが 関門海峡の人道入り口なのです。

和布刈神社は 人でごった返していました。
由緒を見るととても古いもので 和布刈は若布を刈ると言う意味だとのこと
元旦未明 三人の神職が海に入って若布を刈り取りお供えをすると言う神事が行われているとのこと。
何年続いているのだろう?  人々の生活の中にあった和布刈神社は 立ち並ぶ家々に隠されてしまうほどでしたが


鳥居が関門橋の下にさりげなくあります。

反対側の山は めかり公園として整備されています。
門司城跡らしいですが 通り過ぎてしまいました。


めかり公園第二展望地から関門海峡を見ています。

私は 関門海峡のことちっとも知りませんでした。
海の下に道路が出来ていて そこを 人も 車も新幹線も通っているのだと思っていました。
ここに立ってみて あまりに狭い海峡にびっくりしました。
川と変わりありません。
750メートルとかって聞きましたけれど

どうして橋を架けなかったのだろう?
海の下にトンネル掘ることの方が難しい気がするけれどね
きっと潮流の早さや 海峡の狭さがその原因ですね。


関門海峡の一番狭い所 早鞆の瀬戸で繰り広げられた壇ノ浦の戦い。 その絵図が 有田焼の陶板で再現されています。
船の上を飛んでいるのは義経でしょうか?
八艘跳びの絵のようです。

左端になってしまいましたが 二位の尼 安徳天皇 建礼門院の入水の様子が書かれています。
「海の下にも都はありますよ」と幼い安徳天皇を抱いて入水・・・・・子供心に あまりにかわいそうで納得できなかった事を思い出します。

建礼門院徳子は 源氏の兵に助けられ京都に送られます。

大原寂光院で隠棲したことで知られています。

関門海峡が歴史の舞台であったことがたくさんあることを知って 気持ちが高鳴ります。
下関の方へわたってみましょう


エレベータを降りるとそこは人道通路でした。
国道2号線とあります。
海の中の道ですが 立派な国道です。
コメント (2)
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