風呂上りの晩酌をやめてもうすぐ1年になります。
私は自他共に認めるかなりのアルコール好き。以前は1日ビールや焼酎など、かなりの量を楽しんでいました。休みの日などは昼間から飲んでいたし(まぁ今でも、口実があれば飲みますがね)・・・それでも習慣的な飲酒をやめてもうすぐ1年になるなんて・・・自分を褒めてやりたいです。
飲酒をやめたのは・・・去年12月26日のスマトラ沖地震がきっかけです。
私の大好きなタイが、津波の被害にあっている。新婚旅行で泊まったプーケットは壊滅的でした。テレビからは大きな波がビーチを襲う様子、濁った水で汚れた家屋、布袋に放り込まれた人間がトラックで運ばれていく様子などが、繰り返しテレビに映し出されました。
阪神淡路大震災の年に大学受験で関西にやって来た私は、地震のあとの神戸市内に言葉を失いました。めちゃめちゃに壊れかつての面影もない神戸の街・・・がれきの中から必死に何かを探している子供たちやお年寄りの姿もたくさん見ました。このブログにも何度か登場している私の「飲み友達」も、実は神戸の出身で、大変な時期に受験をこなし、同じ大学に入学した人なのです。(そんないきさつもあり、私は彼女を非常に尊敬・・・というかスゴイ奴!として見ています。)地震はほんとうに怖い。
しがない非常勤介護職員の私には、被災地に対してなにか役立つことができるわけでもなく、かといってなにもしないでいることはできなかったので、せめて募金をしようと思ったわけですよ。しかしながら非常勤介護職員なもので自分の自由になるお金・・・なんてあってないようなものです。そこで大好きな(ぇ?)お酒を辞めて、かつては酒代だったお金を被災地に募金しようと思ったわけです。
はじめのうちは辛かったですね・・・。アルコールでちょっと気分良くなってきたところで倒れるように眠りにつくことがほぼ習慣化していたので、夜眠れない・・・。寝る前の時間も、一杯飲まないとなんか落ち着かない・・・それでも1ヶ月くらいすると、飲んでいた頃よりも朝スカッと起きられるようになり、飲まなくても眠れるようになってきました。体調もよくなりました。そしてなにより、当初の目標だった「募金」も、意外と貯まり、月に1万円弱は浮くようになりました。
こうして募金を続けること約1年、被災地はかなりの復興をとげました。
しかし、まだタイ南部のリゾート地には観光客が戻らず、以前のような賑わいとは程遠いようです。
こんなこと、自己満足かもしれませんが、自分も少しは健康になれたし、アルコールを(習慣的に飲むことは)辞めてよかったと思っています。来年こそはタイに旅行に行きたいですね。おとうさ~ん、どうよ?!
残業お疲れ様です。今日も寒いですねぇ~。
現代人はきっと、現在のお年寄りのように長生きできないような気がしますね。もちろん医学の進歩もあるんだろうけど・・・でも胃ろうやカテーテルなどで生きながらえさせてもらう・・・ってのも辛いですね~。やっぱりぽっくりがいいわ・・・。
気管カニューレに経管栄養、膀胱カテーテルに・・・って寝たきりの人と毎日接してる訳ですから・・・。
今日も終業直前に容態急変の方が出て、1時間ほど残業していました。
・・・なんかこの記事を読み返してみて、「あぁ~、こんなこと人目にさらす話じゃなかったなぁ・・・」と赤面しております。そんなにたいしたことしてるつもりはないんですよ・・・ただ、飲まなくなったぶんを回してるだけで・・・。実際被災地のひとからすれば「金よりも観光にきてお金を落としてくれ!」って感じなんでしょうけどねぇ~。
mizzieさんお酒はNGなんですか?!残念ですねぇ~高知は大好きな街なので、いつの日か飲み屋案内してもらいたかったのに(笑)。
お酒は僕も好きでしたが、レースやってた頃は「僕はレース一筋です!」をチーム関係者にアピールする為に断ってたし、レース引退の原因になった脳外傷の影響で偉い神経内科の先生から「飲んじゃダメ!」といわれて以来、全く口にしていません。
チャリティーは所得税の控除対象だから募金をする、アメリカの超金持ちと、ボランティア活動経験があると就職に有利だから、ボランティアをするアメリカ大学生に慣れてたせいで、チャリティーとかを穿った目で見る傾向があったけど、やっぱりそこら辺、日本は違うね!