第15話
バンコクから来たブングートの恋人、ということで、クワンジャイはかいがいしくダーオルンの世話をします。寝室に案内されたダーオルンとチョムプーは、田舎風のもてなしにさっそくケチをつけまくります。「あいつがどこの誰だかなんてどうでもいいの!どんな手を使ってでも落としてみせる!」と意気込むダーオルン。自分の些細な嘘がきっかけでワーンを傷つけてしまったことに、パットも深く反省していました。「セーンワーン、すまない・・・」とひとり反省しているところへ、布団の下からダーオルンが!さっそく色仕掛けでパットに近づくダーオルンでしたが、当然のことながら、パットにはねのけられてしまいます。一方、ブングートのもとへダーオルンがやってきたことを聞きつけたオボトーは、やはりブングートにはなにか隠し事があるのではと疑います。混乱に乗じて土地を手に入れようと計画を練り始めます。
オボトーとパットの会社の社長は旧知の仲でした。あまり仲はよくないものの二人ともお金にガメついところはそっくりです。ブングートのもつ土地をさらなる財産にするため、オボトーは社長に連絡をとります。「ぜひ村に来てもらって話をしたい」というオボトーに、二つ返事で返す社長。一方社長が村に来るかもしれないことなんて全然知らないパットは、ワーンの誤解を解こうと必死に訴えます。「あなたの嘘なんかもう聞きたくない!」と怒るワーンに、それでもどうにか食い下がろうとするパット。「ダーオルンなんかどうでもいいんだ」と訴えているところへ、当のダーオルンが来てしまいます。「さっきの言葉、彼女に言ってみなさいよ!」というワーンに、どうしても従うことができないパット。「話せるならとっくに本当のことは話してる。でもまだその時じゃないんだ」としか言えないパットに、ワーンは「私を信用してないの?」と涙を流します。
ブングートとワーンの仲を引き裂いたことでしてやったり顔のダーオルンたち。「こんな農園なんて全部売り払って、私たちは大金持ちになるのよ!」と宣言するダーオルンに「そうはいかない」と声をかけるパット。「僕が本物じゃないことが分かれば、全部台無しだ」というパットに、われにかえるダーオルン。確かに、ブングートが本物である証拠も、ブングートがダーオルンに財産を譲るという証書もありません。一方、ブングートに姉ワーンを傷つけられ、ドークラックの怒りは収まりません。ブングート派のルークヨートたちにも因縁をつけます。腹を立てながらひとりで歩いていたドークラックは、ヌーディーと遭遇。ヌーディーに「あなたなんかと話さない!」とあしらわれるも「君以外の女の子を口説いたことなんかないんだ」とさらにヌーディーを口説くドークラック。そんな様子を見てしまったクワンジャイは大ショックです。
クワンジャイからドークラックとヌーディーの一件を聞いたルークヨートは怒り心頭です。どうにか仕返しをしてやろうと考え、さっそくヌーディーの母に匿名で電話をいれます。ヌーディーがドークラックと一緒にいることを知らされた母は、外出先から急遽帰宅。一方そんなことは知らないドークラックは、ヌーディーの家の玄関先でヌーディーにキスを迫ります。「おやすみなさい」とヌーディーを見送ったドークラックの前に「ヌーディーはいつもいい夢を見てるわ。あんたこそ悪夢よ!」と怒る母が。「あんたみたいな田舎者とうちの娘を付き合わせるわけにはいかないのよ!退治してやる!!」とドークラックは母に追いかけられます。一部始終をこっそり見ていたルークヨートとクワンジャイ。ドークラックの身を案じるクワンジャイとは対照的に、ルークヨートは大喜びです。ですがなぜか急に「分かりました。本当のことを全部話します」というドークラック。
ヌーディーと真剣に交際したいことを母に訴えるドークラック。「確かに僕は田舎者です。だけどいつか絶対に、ヌーディーにふさわしいしっかりした男になります。だから認めてください!」と話すドークラックの剣幕に、母もつい言葉をつぐんでしまいます。「今日は帰りますけど、明日、また来ます」と出て行くドークラックを追いかけるヌーディー。「さっきすごくカッコよかった。明日も来てね」と笑顔を見せるヌーディー。ふたりの様子を見守っていたルークヨートとクワンジャイは悔しくてたまりません。「ルークヨートのいうとおりにしたからこんなことになったのよ!」と八つ当たりするクワンジャイ。「こっちだって傷ついてるのに!」と口論になってしまいます。クワンジャイの頭の中には、ルークヨートとのさまざまな出来事が巡ってきて、つい悲しくなってしまうのでした。
転んだ拍子に顔が近づく・・・超定番ではありますが・・・。
パットとワーンの関係が最悪に。いつか本当のことを言わなければならないことくらい十分承知しているパットではありますが、「まだその時じゃない」と言っていましたね。「その時」がくれば、今度こそワーンと正直に、ありのままの自分として向き合えるのでしょうか。そしてドークラックのヌーディー・・・ドークラックの告白、よかったですね。「間違ってる人がいるとすれば、奥様です・・・娘さんを、こんな美人に産んで」と言ってたのがおかしかった。帰り際、ヌーディーの父に「失礼します、お父さん」なんて言ってましたけど、なんかもうドークラックはヌーディーと完全にくっつきそうな感じ?!シリアスな場面でもふふっと笑えるツボが結構あって、楽しかったです。
敗北を認めざるを得ない状況になってしまったルークヨート。ドークラックに失恋して悲しむクワンジャイに「仕方のないことだ」といいつつも、自分だってきっと辛いでしょうね。ヌーディーの母にチクったことが、結果としてドークラックの男らしさを引き立ててしまったわけで・・・クワンジャイがルークヨートに腹を立てるのはもっともではありますが。でもいくら自分に気がないとしても、精一杯の告白を冗談扱いしたり、「デブ」発言はやっぱりまずいでしょう。ドークラックとは、恋人になれなくてもちゃんと仲良しでいて欲しいですね。ところで終盤、Gamが歌う曲が流れていましたね。これもきっとサントラに収録されることになるのでしょう。案外ちゃんとルークトゥン歌唱ができていてビックリ!楽しみです。
「デブ」呼ばわりされたクワンジャイを庇うルークヨート。
バンコクから来たブングートの恋人、ということで、クワンジャイはかいがいしくダーオルンの世話をします。寝室に案内されたダーオルンとチョムプーは、田舎風のもてなしにさっそくケチをつけまくります。「あいつがどこの誰だかなんてどうでもいいの!どんな手を使ってでも落としてみせる!」と意気込むダーオルン。自分の些細な嘘がきっかけでワーンを傷つけてしまったことに、パットも深く反省していました。「セーンワーン、すまない・・・」とひとり反省しているところへ、布団の下からダーオルンが!さっそく色仕掛けでパットに近づくダーオルンでしたが、当然のことながら、パットにはねのけられてしまいます。一方、ブングートのもとへダーオルンがやってきたことを聞きつけたオボトーは、やはりブングートにはなにか隠し事があるのではと疑います。混乱に乗じて土地を手に入れようと計画を練り始めます。
オボトーとパットの会社の社長は旧知の仲でした。あまり仲はよくないものの二人ともお金にガメついところはそっくりです。ブングートのもつ土地をさらなる財産にするため、オボトーは社長に連絡をとります。「ぜひ村に来てもらって話をしたい」というオボトーに、二つ返事で返す社長。一方社長が村に来るかもしれないことなんて全然知らないパットは、ワーンの誤解を解こうと必死に訴えます。「あなたの嘘なんかもう聞きたくない!」と怒るワーンに、それでもどうにか食い下がろうとするパット。「ダーオルンなんかどうでもいいんだ」と訴えているところへ、当のダーオルンが来てしまいます。「さっきの言葉、彼女に言ってみなさいよ!」というワーンに、どうしても従うことができないパット。「話せるならとっくに本当のことは話してる。でもまだその時じゃないんだ」としか言えないパットに、ワーンは「私を信用してないの?」と涙を流します。
ブングートとワーンの仲を引き裂いたことでしてやったり顔のダーオルンたち。「こんな農園なんて全部売り払って、私たちは大金持ちになるのよ!」と宣言するダーオルンに「そうはいかない」と声をかけるパット。「僕が本物じゃないことが分かれば、全部台無しだ」というパットに、われにかえるダーオルン。確かに、ブングートが本物である証拠も、ブングートがダーオルンに財産を譲るという証書もありません。一方、ブングートに姉ワーンを傷つけられ、ドークラックの怒りは収まりません。ブングート派のルークヨートたちにも因縁をつけます。腹を立てながらひとりで歩いていたドークラックは、ヌーディーと遭遇。ヌーディーに「あなたなんかと話さない!」とあしらわれるも「君以外の女の子を口説いたことなんかないんだ」とさらにヌーディーを口説くドークラック。そんな様子を見てしまったクワンジャイは大ショックです。
クワンジャイからドークラックとヌーディーの一件を聞いたルークヨートは怒り心頭です。どうにか仕返しをしてやろうと考え、さっそくヌーディーの母に匿名で電話をいれます。ヌーディーがドークラックと一緒にいることを知らされた母は、外出先から急遽帰宅。一方そんなことは知らないドークラックは、ヌーディーの家の玄関先でヌーディーにキスを迫ります。「おやすみなさい」とヌーディーを見送ったドークラックの前に「ヌーディーはいつもいい夢を見てるわ。あんたこそ悪夢よ!」と怒る母が。「あんたみたいな田舎者とうちの娘を付き合わせるわけにはいかないのよ!退治してやる!!」とドークラックは母に追いかけられます。一部始終をこっそり見ていたルークヨートとクワンジャイ。ドークラックの身を案じるクワンジャイとは対照的に、ルークヨートは大喜びです。ですがなぜか急に「分かりました。本当のことを全部話します」というドークラック。
ヌーディーと真剣に交際したいことを母に訴えるドークラック。「確かに僕は田舎者です。だけどいつか絶対に、ヌーディーにふさわしいしっかりした男になります。だから認めてください!」と話すドークラックの剣幕に、母もつい言葉をつぐんでしまいます。「今日は帰りますけど、明日、また来ます」と出て行くドークラックを追いかけるヌーディー。「さっきすごくカッコよかった。明日も来てね」と笑顔を見せるヌーディー。ふたりの様子を見守っていたルークヨートとクワンジャイは悔しくてたまりません。「ルークヨートのいうとおりにしたからこんなことになったのよ!」と八つ当たりするクワンジャイ。「こっちだって傷ついてるのに!」と口論になってしまいます。クワンジャイの頭の中には、ルークヨートとのさまざまな出来事が巡ってきて、つい悲しくなってしまうのでした。
転んだ拍子に顔が近づく・・・超定番ではありますが・・・。
パットとワーンの関係が最悪に。いつか本当のことを言わなければならないことくらい十分承知しているパットではありますが、「まだその時じゃない」と言っていましたね。「その時」がくれば、今度こそワーンと正直に、ありのままの自分として向き合えるのでしょうか。そしてドークラックのヌーディー・・・ドークラックの告白、よかったですね。「間違ってる人がいるとすれば、奥様です・・・娘さんを、こんな美人に産んで」と言ってたのがおかしかった。帰り際、ヌーディーの父に「失礼します、お父さん」なんて言ってましたけど、なんかもうドークラックはヌーディーと完全にくっつきそうな感じ?!シリアスな場面でもふふっと笑えるツボが結構あって、楽しかったです。
敗北を認めざるを得ない状況になってしまったルークヨート。ドークラックに失恋して悲しむクワンジャイに「仕方のないことだ」といいつつも、自分だってきっと辛いでしょうね。ヌーディーの母にチクったことが、結果としてドークラックの男らしさを引き立ててしまったわけで・・・クワンジャイがルークヨートに腹を立てるのはもっともではありますが。でもいくら自分に気がないとしても、精一杯の告白を冗談扱いしたり、「デブ」発言はやっぱりまずいでしょう。ドークラックとは、恋人になれなくてもちゃんと仲良しでいて欲しいですね。ところで終盤、Gamが歌う曲が流れていましたね。これもきっとサントラに収録されることになるのでしょう。案外ちゃんとルークトゥン歌唱ができていてビックリ!楽しみです。
「デブ」呼ばわりされたクワンジャイを庇うルークヨート。