第4話
ブングートが遺産を相続するという話は本当だったと知った恋人のダーオルンは、早速ブングートの行方を捜します。ブングートが働いていたタクシー会社を訪ね、ブングートの行方を聞き出そうとします。ブングート本人は行方が分からないながらも、ブングートの車はペッブリー県で見つかったと聞き、ダーオルンはすぐさまペッブリー県にある病院の番号を全部調べ上げます。一方、村長ホイはその日の夕方にとある計画を立てていました。なんだかいつもと違う父の様子に、娘のワーンは困惑。理由を尋ねても「今に分かる」としか父は言いません。息子のドークラックは、父に命じられブングート（パット）に「今夜大事な話があるから、うちに来て欲しい」と告げに行きます。村中が浮き足立った雰囲気に包まれ、さらにワーンは父から身を清めるよう命じられ、わけが分からずますます混乱します。
ブングートが入院しているらしい病院をとうとう突き止めたダーオルンは、すぐさま病院へ向かいます。パットから、本物のブングートのケアを任された秘書のジェニーと部下のウドムは、ブングートをペッブリーからバンコクへ移していたのでした。ブングートの妻のふりをして難なく病院に潜入するダーオルン。しかしドクターから「今、彼は意識を失い眠り続けている状態です」と宣告されびっくり。ドクターが去った後、必死になってブングートを目覚めさせようとします。しかしあまりの暴れっぷりにとうとう病院からつまみ出されてしまいます。病院の真ん前で大騒ぎするダーオルンが、ブングートの妻であると聞かされジェニーは仰天。一方、父が亡き長老ワームの遺影に「とうとうブングートとワーンが結婚するときが来ましたよ」と報告しているのを聞いたドークラックは、早速ワーンに報告。怒ったワーンは、夕食の料理に酒を大量に仕込みます。
村長ホイの家に到着したパットたち一行。出迎えたホイに挨拶をするルークヨートたちでしたが、ホイはブングートしか見ていません。「よく来てくれた！」とパットの手をとり熱烈な歓迎ぶりを見せます。「私のことは、村長ではなく『父さん』と呼んでくれたまえ」と、よく分からないことを言い出すホイにパットも困惑。用意された食事の席に着きます。まさかワーンがスープに大量のアルコールを混ぜているとは気付かないホイは、思い切りスープを飲んでしまいます。「なんだか曲のスープは味が違うような気がする」と訝しがる一同を尻目に、どんどん父にスープを飲ませるワーンとドークラック。とうとうホイは酔っ払って居眠りを始めてしまいます。「顔も赤いし、フラフラしてるし、まるでお酒に酔っているみたい」と言うクワンジャイの言葉を押し切り、「もう父さんは眠いみたいだから」と、ワーンは宴席を切り上げようとします。
昨晩は村長に呼び出されたものの結局なんの話がしたかったのか分からずじまいだったことにパットは困惑を深めます。一方、ワーンにまんまといっぱい食わされたことに気付いたホイ、今度は自分がワーンを出し抜いてやろうと心に誓います。病気になったふりをして「ブングートを呼んでくれ」と訴えます。秘書のジェニーから、本物のブングートには妻がいるようだと聞かされたパット。妻らしき人物が「財産」という言葉を口にしていたと聞き焦ります。「なんとしてでもその妻をペッブリー県に来させてはダメだ」と強く指示します。ホイから再び呼び出され、大慌てでやってきたパットに、村長ホイは「25年前に、ワーム長老と約束したんだ」と、証拠の写真と長老ワームが残した遺言を見せます。あまりの話に一同仰天。しかし本物のブングートには妻がいると思い込んでいるパットは、思わず「結婚できません。僕には好きな人がいるんです！」と言ってしまいます。
ブングートから思いっきり結婚話を拒否され、すっかり面子を潰された格好のワーンは逆切れ。怒ってその場を飛び出してしまいます。成り行き上、ワーンを追いかけるパット。「私だってね、あんたみたいな人と結婚する気なんてないのよ！私の夫になる人は、もっとカッコいいし、もっと素敵な人なんだから」と売り言葉に買い言葉でパットを罵るワーン。あまりの言われようにパットも「こっちだって君みたいな女の子は願い下げだ。もっと綺麗で、色白で、セクシーで、グラマーな女の子がいいね」と言い返してしまいます。口論になる二人を遠巻きに見ていた一同もすっかりあきれてしまいます。翌日、パットに「彼女って、どんな人？」と詰め寄るルークヨートたちに、パットは困ってしまいます。来るしまぎれに「看護婦さんなんだ」とさらに嘘を重ねてしまいます。
普段飲めないのが分かってて飲ませるなんて、結構危険ですよね・・・。
いつもクールで冷酷な悪役女優メー・フアンアーロム。今回は、本物のブングートが想いを寄せるクラブ歌手ダーオルン、という役柄ですが、なかなかのハジけっぷりがいいですね。しがないタクシー運転手のブングートをさんざん迷惑がっていたのに、ブングートが本当にお金持ちになると知ってすぐさまブングートに取り入ろうとしたり・・・目を覚まさないブングートを何度も何度もベッドに叩きつける姿は傑作でした。そして一方、パットのほうは、ワーンとの結婚を要求されてしまうわけですが・・・ブングートには妻がいると思い込んでいるパット。今までなんとなくワーンのことは気になっていた様子だったのに、「結婚できません」と言っちゃって、今後大丈夫なんでしょうか？？
今回、Flukeの出番は結構控えめ・・・ですがすっかり村の青年役がしっくりきてますよね。普段はあまりFlukeに「タイっぽさ」を感じないのですが、どこにでもいる普通の田舎青年役がぴったりハマっていると思います。好きな歌手が演じている姿、たとえば、普段あまり見ることができない食事のシーンとか、感情をあらわにするシーン、ケンカをしたり、運転をしたり・・・そういうのが観れるのも、ドラマ鑑賞の楽しみのひとつですよね。今回はTSでの先輩（だけど年下）のGamも村娘クワンジャイ役で出演しています。Gamがこれまたいい味をだしているので、Flukeも飲まれないように頑張ってもらいたいものです。明日はもっと出番があればいいなぁ～。
脇役4人衆。Fluke、ほんとカワイイです。
ブングートが遺産を相続するという話は本当だったと知った恋人のダーオルンは、早速ブングートの行方を捜します。ブングートが働いていたタクシー会社を訪ね、ブングートの行方を聞き出そうとします。ブングート本人は行方が分からないながらも、ブングートの車はペッブリー県で見つかったと聞き、ダーオルンはすぐさまペッブリー県にある病院の番号を全部調べ上げます。一方、村長ホイはその日の夕方にとある計画を立てていました。なんだかいつもと違う父の様子に、娘のワーンは困惑。理由を尋ねても「今に分かる」としか父は言いません。息子のドークラックは、父に命じられブングート（パット）に「今夜大事な話があるから、うちに来て欲しい」と告げに行きます。村中が浮き足立った雰囲気に包まれ、さらにワーンは父から身を清めるよう命じられ、わけが分からずますます混乱します。
ブングートが入院しているらしい病院をとうとう突き止めたダーオルンは、すぐさま病院へ向かいます。パットから、本物のブングートのケアを任された秘書のジェニーと部下のウドムは、ブングートをペッブリーからバンコクへ移していたのでした。ブングートの妻のふりをして難なく病院に潜入するダーオルン。しかしドクターから「今、彼は意識を失い眠り続けている状態です」と宣告されびっくり。ドクターが去った後、必死になってブングートを目覚めさせようとします。しかしあまりの暴れっぷりにとうとう病院からつまみ出されてしまいます。病院の真ん前で大騒ぎするダーオルンが、ブングートの妻であると聞かされジェニーは仰天。一方、父が亡き長老ワームの遺影に「とうとうブングートとワーンが結婚するときが来ましたよ」と報告しているのを聞いたドークラックは、早速ワーンに報告。怒ったワーンは、夕食の料理に酒を大量に仕込みます。
村長ホイの家に到着したパットたち一行。出迎えたホイに挨拶をするルークヨートたちでしたが、ホイはブングートしか見ていません。「よく来てくれた！」とパットの手をとり熱烈な歓迎ぶりを見せます。「私のことは、村長ではなく『父さん』と呼んでくれたまえ」と、よく分からないことを言い出すホイにパットも困惑。用意された食事の席に着きます。まさかワーンがスープに大量のアルコールを混ぜているとは気付かないホイは、思い切りスープを飲んでしまいます。「なんだか曲のスープは味が違うような気がする」と訝しがる一同を尻目に、どんどん父にスープを飲ませるワーンとドークラック。とうとうホイは酔っ払って居眠りを始めてしまいます。「顔も赤いし、フラフラしてるし、まるでお酒に酔っているみたい」と言うクワンジャイの言葉を押し切り、「もう父さんは眠いみたいだから」と、ワーンは宴席を切り上げようとします。
昨晩は村長に呼び出されたものの結局なんの話がしたかったのか分からずじまいだったことにパットは困惑を深めます。一方、ワーンにまんまといっぱい食わされたことに気付いたホイ、今度は自分がワーンを出し抜いてやろうと心に誓います。病気になったふりをして「ブングートを呼んでくれ」と訴えます。秘書のジェニーから、本物のブングートには妻がいるようだと聞かされたパット。妻らしき人物が「財産」という言葉を口にしていたと聞き焦ります。「なんとしてでもその妻をペッブリー県に来させてはダメだ」と強く指示します。ホイから再び呼び出され、大慌てでやってきたパットに、村長ホイは「25年前に、ワーム長老と約束したんだ」と、証拠の写真と長老ワームが残した遺言を見せます。あまりの話に一同仰天。しかし本物のブングートには妻がいると思い込んでいるパットは、思わず「結婚できません。僕には好きな人がいるんです！」と言ってしまいます。
ブングートから思いっきり結婚話を拒否され、すっかり面子を潰された格好のワーンは逆切れ。怒ってその場を飛び出してしまいます。成り行き上、ワーンを追いかけるパット。「私だってね、あんたみたいな人と結婚する気なんてないのよ！私の夫になる人は、もっとカッコいいし、もっと素敵な人なんだから」と売り言葉に買い言葉でパットを罵るワーン。あまりの言われようにパットも「こっちだって君みたいな女の子は願い下げだ。もっと綺麗で、色白で、セクシーで、グラマーな女の子がいいね」と言い返してしまいます。口論になる二人を遠巻きに見ていた一同もすっかりあきれてしまいます。翌日、パットに「彼女って、どんな人？」と詰め寄るルークヨートたちに、パットは困ってしまいます。来るしまぎれに「看護婦さんなんだ」とさらに嘘を重ねてしまいます。
普段飲めないのが分かってて飲ませるなんて、結構危険ですよね・・・。いつもクールで冷酷な悪役女優メー・フアンアーロム。今回は、本物のブングートが想いを寄せるクラブ歌手ダーオルン、という役柄ですが、なかなかのハジけっぷりがいいですね。しがないタクシー運転手のブングートをさんざん迷惑がっていたのに、ブングートが本当にお金持ちになると知ってすぐさまブングートに取り入ろうとしたり・・・目を覚まさないブングートを何度も何度もベッドに叩きつける姿は傑作でした。そして一方、パットのほうは、ワーンとの結婚を要求されてしまうわけですが・・・ブングートには妻がいると思い込んでいるパット。今までなんとなくワーンのことは気になっていた様子だったのに、「結婚できません」と言っちゃって、今後大丈夫なんでしょうか？？
今回、Flukeの出番は結構控えめ・・・ですがすっかり村の青年役がしっくりきてますよね。普段はあまりFlukeに「タイっぽさ」を感じないのですが、どこにでもいる普通の田舎青年役がぴったりハマっていると思います。好きな歌手が演じている姿、たとえば、普段あまり見ることができない食事のシーンとか、感情をあらわにするシーン、ケンカをしたり、運転をしたり・・・そういうのが観れるのも、ドラマ鑑賞の楽しみのひとつですよね。今回はTSでの先輩（だけど年下）のGamも村娘クワンジャイ役で出演しています。Gamがこれまたいい味をだしているので、Flukeも飲まれないように頑張ってもらいたいものです。明日はもっと出番があればいいなぁ～。
脇役4人衆。Fluke、ほんとカワイイです。