第6話
「このあたりの砂糖椰子畑が全部自分のものだというなら、木に登って実をとってきてみなさいよ!」とワーンはパットを挑発します。「それはあんまりだ」とワーンをたしなめる村長ホイでしたが、パットは「いいだろう」と木に登り始めます。順調に登っていったパットでしたが、やはり途中でバランスを崩し木から落ちてしまいます。「息をしていない!」とホイに言われ、さすがにやりすぎだったと気付いたワーンは、とっさに人工呼吸を施します。目を覚ましたパットは「僕のことがそんなに心配だなんて」とワーンをからかいます。ブングートとワーンがキスをした、というのは、すぐに村中の噂になります。一方、ブングートの恋人ダーオルンは仕事を首になったためお金に困り、家具家電もすべて売り払ってしまいます。カフェーのママに借金があるのですが、取立てに来たママから逃げ出してしまいます。
「今日はさんざんな目にあった」と、木から落ちた話をするパット。本物のブングートが眠っている病室で一部始終を聞いた部下で友人のウドムは同情しながらも、パットが「セーンワーンのやつ・・・」と言ってしまったのを聞き逃しませんでした。「村の女の子?まさか惚れちゃったとか?!」とからかうウドムに「この僕が、こんな田舎の娘なんかと」と必死で言い訳するパット。「絶対にダメですよ!ブングートには、奥さんがもういるのだから」と秘書ジェニーに釘を刺され、パットはあらためてワーンの唇の感触を思い出します。ワーンは成り行き上とはいえブングートとキスしてしまったことで、ブングートを必要以上に意識してしまうように。一方、会社の損失から逃れるため身を隠しているパットを探して、とうとう病院に社長と秘書が乗り込んできます。ブングートという偽名で入院していると思い込んでいた社長でしたが、本当にそこには別人がいたので驚きを隠せません。
朝から村には村人たちを集める合図の木槌の音が響き渡っていました。さっそく集まった村人の前で、村長ホイが話し始めます。「明日、要人による砂糖椰子畑の視察がある。村をあげて歓迎するように」。要人とは、村はずれに滞在中のヌーディーの父のことです。「ヌーディーお嬢様も来るの?」と色めくドークラックとルークヨート。歓迎イベントを行うならリーダーが必要です。「農園はブングートのものだから」と、ブングートに仕切り役を任せようとする村人たちに、ワーンが待ったをかけます。「こんななにもできない人に任せられない!」というワーンに、村長は「それなら二人で協力してリーダーになってもらおう」と言います。慣れない野良仕事に悪戦苦闘するパットを、わざと足を引っ掛けて転ばせたりするワーン。ふたりはお互い気に入らないながらも、少しずつ意識しはじめていきますが、ひとりで手を洗っていたパットは、何者かに捕らえられてしまいます。
捕らえられた先でパットの前に現れたのは、オボトーでした。「なんのために僕を捕まえた?」と尋ねるパットに、「捕まえたんじゃない。ちょっとゆっくり話がしたくて」と余裕を見せるオボトー。カラオケパブのようなその店は、オボトーのものでした。「いいものを用意した。きっと気に入ってくれるはずだ」と言うオボトーの合図で現れたのは、ナースのコスプレをしたセクシーな女の子たちでした。次から次へと酒を飲まされ、パットは次第に抵抗する力を失っていきます。一方、さっきまでいたはずのブングートがいつのまにかいなくなっていることに、ワーンは激怒。「歓迎会の準備があるというのに、まったくどこに行ったんだか。無責任な人!」と悪態をつきますが、まさかブングートが捕らえられているとは思いもよらないのでした。
散々飲まされてトイレに連れて行かれたパット。顔を洗ってもらい、ふと我に返ります。酔ったふりをして女の子たちを振り切り、ふらふらしながら外に出ようとするパット。しかし店の外まで出たところで連れ戻されてしまいます。パットの姿を偶然見かけたドークラックは、どうしてブングートがこんないかがわしい店にいるのか分かりません。すぐさま姉のワーンに連絡を入れます。「今忙しいのに!」と不機嫌なワーンでしたが、ブングートの話を聞いて慌てて店に駆けつけます。いかにも怪しげなカラオケパブ、といった感じの店に、どうしてブングートがいるのか分からず困惑する村人たち。ワーンは、明日の歓迎イベントの準備でてんてこまいなのにこんな店で遊んでいるであろうブングートのことを考えると、頭に血が上ってゆきます。「乗り込もう!」と中へ入ろうとするドークラックを押しとどめ、ワーンは外で考えをまとめます。
まだ社長はブングートとパットの因縁は知らないんですよね。
パットとワーンの関係、お互い反目しあいながらもいつしか意識しあう関係、というのは、タイドラマにはまさにお約束な展開なんですけど、ワーン役Pim、パット役Mos、二人とも芸歴も長く何度か共演しているだけあって息もぴったり!観ていてほんと楽しい感じです。そして本物のブングートを巡って、どんどん欲の深みにはまっていくダーオルン。家財道具まで売り払ってしまって、さらに買い取り屋のおやじに「私もどう?」なんて言っていましたが「いらないよ。あんたみたいな年増は」とあっさり却下されていましたね。この手のちょっと抜けた役柄、本格的な悪役がぴたりとはまるメーが演じると、本当に笑えます。これからますます「味のある」悪女を見せてくれるんでしょうね。
明日はお祭り!ということで、楽器を練習するシーンがありましたが、村にはこの手の楽団がどこにでもあるようですね。ルークヨートもその楽団一味、ということで、ステージに立ったりすることもあるのでしょう。ブングートが偽者だなんてまったく思っていないルークヨートたち。いつもブングートの味方でいるわけですが、実生活でもMos兄さんはFlukeたち若手の兄貴分。よく面倒をみてもらっているようです。なんだか和気藹々とした雰囲気がドラマのなかにも出てきていますよね。明日はまたヌーディーお嬢様を巡って、ドークラックとルークヨートが対立するようです。うーん、ファンとしては女の子にメロメロしてる姿は見たくないものですが・・・。
いつもブングートの味方でいるルークヨート。
「このあたりの砂糖椰子畑が全部自分のものだというなら、木に登って実をとってきてみなさいよ!」とワーンはパットを挑発します。「それはあんまりだ」とワーンをたしなめる村長ホイでしたが、パットは「いいだろう」と木に登り始めます。順調に登っていったパットでしたが、やはり途中でバランスを崩し木から落ちてしまいます。「息をしていない!」とホイに言われ、さすがにやりすぎだったと気付いたワーンは、とっさに人工呼吸を施します。目を覚ましたパットは「僕のことがそんなに心配だなんて」とワーンをからかいます。ブングートとワーンがキスをした、というのは、すぐに村中の噂になります。一方、ブングートの恋人ダーオルンは仕事を首になったためお金に困り、家具家電もすべて売り払ってしまいます。カフェーのママに借金があるのですが、取立てに来たママから逃げ出してしまいます。
「今日はさんざんな目にあった」と、木から落ちた話をするパット。本物のブングートが眠っている病室で一部始終を聞いた部下で友人のウドムは同情しながらも、パットが「セーンワーンのやつ・・・」と言ってしまったのを聞き逃しませんでした。「村の女の子?まさか惚れちゃったとか?!」とからかうウドムに「この僕が、こんな田舎の娘なんかと」と必死で言い訳するパット。「絶対にダメですよ!ブングートには、奥さんがもういるのだから」と秘書ジェニーに釘を刺され、パットはあらためてワーンの唇の感触を思い出します。ワーンは成り行き上とはいえブングートとキスしてしまったことで、ブングートを必要以上に意識してしまうように。一方、会社の損失から逃れるため身を隠しているパットを探して、とうとう病院に社長と秘書が乗り込んできます。ブングートという偽名で入院していると思い込んでいた社長でしたが、本当にそこには別人がいたので驚きを隠せません。
朝から村には村人たちを集める合図の木槌の音が響き渡っていました。さっそく集まった村人の前で、村長ホイが話し始めます。「明日、要人による砂糖椰子畑の視察がある。村をあげて歓迎するように」。要人とは、村はずれに滞在中のヌーディーの父のことです。「ヌーディーお嬢様も来るの?」と色めくドークラックとルークヨート。歓迎イベントを行うならリーダーが必要です。「農園はブングートのものだから」と、ブングートに仕切り役を任せようとする村人たちに、ワーンが待ったをかけます。「こんななにもできない人に任せられない!」というワーンに、村長は「それなら二人で協力してリーダーになってもらおう」と言います。慣れない野良仕事に悪戦苦闘するパットを、わざと足を引っ掛けて転ばせたりするワーン。ふたりはお互い気に入らないながらも、少しずつ意識しはじめていきますが、ひとりで手を洗っていたパットは、何者かに捕らえられてしまいます。
捕らえられた先でパットの前に現れたのは、オボトーでした。「なんのために僕を捕まえた?」と尋ねるパットに、「捕まえたんじゃない。ちょっとゆっくり話がしたくて」と余裕を見せるオボトー。カラオケパブのようなその店は、オボトーのものでした。「いいものを用意した。きっと気に入ってくれるはずだ」と言うオボトーの合図で現れたのは、ナースのコスプレをしたセクシーな女の子たちでした。次から次へと酒を飲まされ、パットは次第に抵抗する力を失っていきます。一方、さっきまでいたはずのブングートがいつのまにかいなくなっていることに、ワーンは激怒。「歓迎会の準備があるというのに、まったくどこに行ったんだか。無責任な人!」と悪態をつきますが、まさかブングートが捕らえられているとは思いもよらないのでした。
散々飲まされてトイレに連れて行かれたパット。顔を洗ってもらい、ふと我に返ります。酔ったふりをして女の子たちを振り切り、ふらふらしながら外に出ようとするパット。しかし店の外まで出たところで連れ戻されてしまいます。パットの姿を偶然見かけたドークラックは、どうしてブングートがこんないかがわしい店にいるのか分かりません。すぐさま姉のワーンに連絡を入れます。「今忙しいのに!」と不機嫌なワーンでしたが、ブングートの話を聞いて慌てて店に駆けつけます。いかにも怪しげなカラオケパブ、といった感じの店に、どうしてブングートがいるのか分からず困惑する村人たち。ワーンは、明日の歓迎イベントの準備でてんてこまいなのにこんな店で遊んでいるであろうブングートのことを考えると、頭に血が上ってゆきます。「乗り込もう!」と中へ入ろうとするドークラックを押しとどめ、ワーンは外で考えをまとめます。
まだ社長はブングートとパットの因縁は知らないんですよね。
パットとワーンの関係、お互い反目しあいながらもいつしか意識しあう関係、というのは、タイドラマにはまさにお約束な展開なんですけど、ワーン役Pim、パット役Mos、二人とも芸歴も長く何度か共演しているだけあって息もぴったり!観ていてほんと楽しい感じです。そして本物のブングートを巡って、どんどん欲の深みにはまっていくダーオルン。家財道具まで売り払ってしまって、さらに買い取り屋のおやじに「私もどう?」なんて言っていましたが「いらないよ。あんたみたいな年増は」とあっさり却下されていましたね。この手のちょっと抜けた役柄、本格的な悪役がぴたりとはまるメーが演じると、本当に笑えます。これからますます「味のある」悪女を見せてくれるんでしょうね。
明日はお祭り!ということで、楽器を練習するシーンがありましたが、村にはこの手の楽団がどこにでもあるようですね。ルークヨートもその楽団一味、ということで、ステージに立ったりすることもあるのでしょう。ブングートが偽者だなんてまったく思っていないルークヨートたち。いつもブングートの味方でいるわけですが、実生活でもMos兄さんはFlukeたち若手の兄貴分。よく面倒をみてもらっているようです。なんだか和気藹々とした雰囲気がドラマのなかにも出てきていますよね。明日はまたヌーディーお嬢様を巡って、ドークラックとルークヨートが対立するようです。うーん、ファンとしては女の子にメロメロしてる姿は見たくないものですが・・・。
いつもブングートの味方でいるルークヨート。