テムテムな日常

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「明日も君が好き」第20話

2009-12-04 | タイドラマ「明日も君が好き」
第20話
ゲーオが連れ去られてしまったことを母に隠すトゥム。「ポーが助けに行ったけど、どこかの島に連れて行かれた」と混乱気味に話すトゥムの言葉に、ピーはピパットがラヨーンにつてを持っていたことを思い出します。ポーに殴られ、部屋で休んでいるピパットのもとへオーンがやってきます。計画をうまく遂行できなかったことでオーンはピパットを責めます。「役立たず」と言われ逆上したピパットは、抵抗するオーンをベッドへ押し倒してしまいます。そのころポーとゲーオは助けを待ちながら野営の準備を進めていました。「最初から僕に電話してればこんな大事にはならなかったのに」と言うポーに、ゲーオも反論。口論をしながらもどこか楽しげなポーにゲーオは苛立つのでした。

ピパットと寝てしまったオーン。「全部話す」といきり立つオーンに、「お前だってポーに知られたくない話だろう」と口止めをします。パットはピパットを追ってラヨーンに到着。ピパットの部屋はどこか尋ねますが当然のことながら教えてもらえません。「私の夫はどこ!!」とロビーで騒ぐパット。一方ゲーオとポーは口論になりながらも一緒に過ごしていました。「あなたの手は借りない」と頑なな態度を取り続けるゲーオをポーは見守り続けます。ピーはピパットのもとへ行き、「ゲーオさんになにをした!?」と尋ねます。そこへ、女がピパットの車を壊しているという連絡が。「女はどこ?」と怒るパットに、ピパットは「女なんていない。今回は、ピーの都合だ」とうまく話をすり替えます。ピーも話をあわせるしかありません。

パットを連れて部屋に戻ったピパット。女がいた形跡をくまなく探すパットでしたが、部屋は整っていました。「愛人に家を買おうとしていたんでしょう?」と詰め寄るパットに、「家を買おうとしていたのは、君のためだよ」と嘘をつくピパット。白々しくパットをいたわるピパットに、パットの怒りもいつしか収まってしまいます。一方ゲーオは相変わらずポーに対し素直になれずにいました。外は雷が鳴り始めています。「テントに入れてもらいたかったら、ちゃんと僕にお願いしろよ」というポーに、ゲーオはさらに意固地になってしまいます。家では、あまりにも遅いゲーオの帰りを母が心配していました。ゲーオを迎えに行こうとする母に、ちょうと戻ってきたピーが「ゲーオさんは今夜友達の家に泊まるそうですよ」とうまくごまかします。

助けを待ち懐中電灯を振り続けるゲーオに、ポーは呆れた表情を見せます。「どれだけみんなを心配させているかあなたには分からないの?」と声を荒げるゲーオに、ポーも、「彼氏のことがそんなに心配か」と返します。「あなたの恋人だって心配しているはず」と、売り言葉に買い言葉で口論になる二人。自分の話を聞こうともしないゲーオに業を煮やしたポーは、思わずゲーオを抱きしめてしまいます。「6年前、君と離れればいつか忘れられると思った。だけど、離れれば離れるほど、想いは募って・・・君を放っておくことなんてできない」というポーに、ゲーオも思わず涙を流してしまいます。ポーの背中に手を回すゲーオ。とうとう雨が降り出しました。二人は急いでテントの中に入ります。

素直になれないながらもゲーオだって今でもポーのことが大好きなんですよね・・・。

ポーに助けてもらっておきながら、ポーに対し素直になれずにいるゲーオが可愛かったです。ポーの言うとおり、最初からポーを頼っていればよかったんですよね。子供みたいに意固地になるゲーオを、それとなく見守っているポー。なんだかポーの愛情が見え隠れするようなよいシーンが続きました。しかしこんな状況をいつまでも隠しておくわけにもいきません。母に再びみんなで嘘をつくことになってしまいます。ゲーオがオーンに呼び出され、ピパットに手篭めにされそうになったところをポーに助けられ、今ポーと無人島で二人っきり、だなんてもし母に知られたら、大変なことになりますが・・・う~ん、でももうここまできたら正直に言うほうがいいのかも。いつか嘘はバレるものですよ。


今日もピーが大活躍。「あまり仲は良くない」と言ってはいたものの、やはり兄弟。知っていることもたくさんあるようです。ピパットが女好きのいい加減な人間だということは良く知っているピー。ピパットに「お前もしかして・・・ゲーオが好きなのか?」と見当ハズレなことを言われていましたが、ほっとした表情がよかった。ピーもゴーンと付き合っていることは極秘事項なんですね。家に戻ってきて、うまく母親をごまかしていたピーでしたが、これもすべてはゴーンのため。目配せしあうピーとゴーンに、ヌーが不審の目を向けていましたね。なんだかいつバレるのかハラハラしてしまいますが、ピーにはイマイチ頼りにならなそうな末っ子ゴーンにかわってしっかりやっていて欲しいものです。

お母さんと暮らした経験のないFluke。こういうシーンはなんだかちょっとせつなくなります。