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4×3

2008-02-17 19:25:59 | Anime(アニメ・コミック)
■SQUARE ENIX 4KOMA MANGA×3 DRAMA CD(スクエニ4コマ×3フェア オリジナルドラマCD)



◇関連:ころころころり。(2007-10-22 )

スクエニ系雑誌に連載中の4コマ漫画3作品---「WORKING!!」(4)<高津カリノ>、「勤しめ!仁岡先生」(2)<尾高純一>、「ちょこっとヒメ」(3)<カザマアヤミ>---それぞれのコミックス最新巻、3タイトル連動企画として製作されたドラマCDが届きましたよ。
既に応募していた事すら忘却の彼方に過ぎ去っていましたが、発送は2月上旬となっていたので、ほぼ予定通りの到着。
内容自体もバレンタインをテーマにしたものとなっているだけに、一応は時季ネタを押さえていると言っても良い…のかな?



表ジャケットのデフォルトは「WORKING!!」ですけど、折り返しを変える事で「勤しめ!仁岡先生」「ちょこっとヒメ」にも変更可能で、その内の一面には、それぞれの原作者からのコメントも掲載されていました。
ディスクのレーベル面は、コミックスの帯に掲載されていた画像そのまま。
以下、収録内容。

TRACK 1「WORKING!! たとえば、こんなバレンタイン・デー」(23:57)
TRACK 2「勤しめ!仁岡先生 課外授業・チョコだよ!仁岡先生」(22:55)
TRACK 3「ちょこっとヒメ ちょこれーとをさがして」(20:45)
TRACK 4「エンディングトーク」(02:54)


キャスト陣に関しては、やはりコミックス帯にて公開されていた顔ぶれから、変更はありませんでした。

ひと通り聴いてみた雑感として、個人的に「WORKING!!」と「勤しめ!仁岡先生」については未だに既巻全てを揃えておらず、子細に語れるまでの知識を有していないものの、作品ごとに割り当てられた尺も長く、十分に楽しめる内容だったのではないかと。
そして、この中では「WORKING!!」のみ、既にドラマCDが単独で存在しているだけあってか、やはり内容・構成共に抜きん出ている印象はありましたね。

ともあれ、唯一深く語る事の出来る「ちょこっとヒメ」についてのみ書き連ねてみると、そのあらすじとしては---ある冬の1日、荻野谷(ヒメ呼称:ハニーさん)から何か(チョコ)を貰っているナベ(にいちゃん)の姿を目撃したヒメ。
いつもの集会場にて、しろこ・くっきーにその話をした所、しろこの中途半端な知識から、当然にバレンタインやチョコがどんなものなのか知る由も無く、なにか“黒いもの”を雌から大好きな雄に贈れば良いと、それぞれの心当たりのある“黒いもの”、転じて“自分たちの大好きなもの”を持ち寄ってみる事に。
果たして集まったのは「黒いおもちゃ」やら「海苔」「黒いクッション」、果ては「ゴ○○○」など程遠いモノばかりで---という、実に“ヒメ”らしい物語に。
ただ、“らしい”がゆえに他の2作品と比べると、どうしても話のインパクトに欠けてしまうのは否めず。
勿論、原作ファンとしては、人間とヒメたちの世界とのズレを楽しむ事や、その温かなオチも含めて、満足出来る内容なのですけどねw

本編には一応、ヒメ・しろこ・くっきー以外にも、ナベ・陽太・朝生&莉夕・荻野谷、そして名前だけながら千鳥も登場しますが、セリフがあるのは3匹のみ。
これで飼い主組にもキャストが付いていれば、また別視点からの物語も楽しめたのでしょうけど、それはまた単独のドラマCD(6月予定)に期待するしかないですかね。
ちなみに、別記クレジットはされていませんが、くっきー役の沢城みゆきさんが、状況説明のナレーションを兼任されています。
くっきーのセリフ自体、原作通り「きゅーん」「きゃん」などのひと言ずつしか発しない(それでも、かなり頻繁に鳴きますが)だけに、この役回りはある意味で当然なのかもw
なお、キャラと声の相性に関しては、私的にはイメージに近い印象だったので、特に不満点は無いですね。

なお「エンディングトーク」では、各作品の出演キャラクターたちが顔を揃えて、閉めの挨拶をするのですが、当然にヒメたちは動物なので言葉を交わす事は出来ず、「楽しそうだから良いか」と流されてしまう始末;
まぁ、此処でいきなり擬人化、或いは「リバース」されても不自然ですし、これはこれで面白いのですけどねw

余談として---「ちょこっとヒメ」の発音は、「ちょこっと、ヒ(↑)メ」ではなく、「ちょこっとヒメ(→)」だったのか…。


ザマログ>応募者全員ドラマCD

原作者のカザマアヤミさんご自身が、このドラマCDの聴き所を挙げておられます。
果たして阿澄さんの、あのクレジットの読み方はデフォルトなのか演技なのか…(マテ

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